第84話 宿屋を引き取り 前編
レイ達は、警備担当20人と鑑定持ち4人と侍女4人と錬金術姉妹を連れて町の外に向かう
「その人数で何をするのか?」
門番が驚いた様にレイ達を見ている
「薬草採取などですけど、問題ありますか?」
レイが笑顔で門番を見ている
「何か大物の魔物でも出たのか?」
「いえ、料理に使う香草や薬草採取ですけど、魔物がいたら狩りますけど」
「魔物専門のハンターではないのか? 日が暮れる前に帰ってきてくれ」
門番が考えてから言うと、レイ達は足早に森に入り進んでいき、レイが鑑定持ち達に説明しながら香草を摘ませている
「御主人様、ベリーです」
エリンが赤い木の実を見付けて見ている
「ランドベリーか… ジャムにすると美味しいのか… 侍女達で摘んで欲しい… ランドベリーを食べる魔物が近くにいる可能性も有るから気を付けるように」
レイが侍女達を見て言うと、侍女達が嬉しそうに丁寧に摘んでいる。 エリンが警備担当達を連れて入っていくと、しばらくしてベアーを担いで戻ってくる
「小さいですけど居ました」
エリンが笑顔でレイを見ている
「川で血抜きかな? 」
レイが笑顔でベアーを見ている
川に向かっていき到着するとレイ達は休憩を始めている。 侍女達と鑑定持ちと錬金術姉妹は採取した物を整理して川の水で洗っている
「あっちにスネークベリーがあります」
エリンが笑顔で少し離れた場所を見ている
「スネークいるのかな?」
「捕まえさせます」
エリンが笑顔で周囲を警戒している。アリスがレインに大きな網を出してもらい、警備担当4人に川に仕掛ける様に言っている
「御主人様、帰ったらポーション沢山作ります」
錬金術姉妹が満面の笑顔でレイを見ている
「研究に夢中になって寝不足にならないようにね」
「はい! 御主人様!! 森で採取何て初めてて本当に楽しいです!! 解毒や麻痺解除ポーションの材料も集まりました… 」
「鑑定持ちがいるから間違わないけど、油断はしないように」
「はい!! 御主人様」
錬金術姉妹が笑顔で薬草を袋にしまっている
「そろそろ引き上げますか? ベリーが沢山集まりジャムも沢山作れます… どうして誰も取りに来ないのでしょうか?」
レインが疑問そうに周囲を見ている
「そうだね… 魔物何ていくらでも狩れるのに何故だろう? エリンはまだ向こうで血抜きしているのかな?」
「スネークも捕まえたと言ってましたけど… 見たくなかったのであっちで処理しています」
レインが嫌そうに言っている
「明日は別の場所も採取に向かうかな? 鑑定持ち達も慣れてほしいし」
レイが微笑みながら鑑定持ち達を見ている
森で出て門に向かう
「やっぱり魔物狩りしてきたか… それも何だ!! ベアーにニヴェルワイパーにその袋も」
門番が警備担当達が担いでいる物を見ている
「スネークだそうです。 スネークベリーの近くで狩ったみたいですけど」
レイが笑顔で説明して、エリンが笑顔で追加説明している
「早く解体できる場所に持っていってくれ」
門番が言うと、レイ達は歩いて革屋に向かい、解体場に魔物を置いている
「レイさん多いですが… 解体した肉はどうしますか?」
「後で警備担当達に取りにこさせるけど… 」
レイが説明している。レイ達が帰っていくと、革屋が見送っている
(全然変わらないですが… この町1番の商会の商会長に見えないです… しかし… スネーク狩りすぎだろうーーーーー!! 何だ!! ちょっと狩ったて済ませるのか? それに人が多過ぎるだろ!!)
屋敷に戻り、料理人達にベリーを渡して料理人と侍女が相談してジャムを作り始めている
レイ達は毎日薬草採取して過ごし、伯爵からの呼び出しで伯爵に会いに向かう
「レイ、毎日魔物狩りをしていると聞いたが… 宿屋の主人の後始末が終わった… 盗賊の持ち物の下げ渡しをする… 」
伯爵が説明をしている
「余計な物は無いですよね?」
「余計な物は… 奴隷も少しいるが娼婦になる事を希望している。 それとは別に期間奴隷もいるが、その者は引き継いで宿屋の清掃に使ってくれないか? 後の事は騎士隊長と相談をして欲しい」
伯爵がレイを見て言葉を選びながら説明している
レイは執事の案内で厨房に向かう
「師匠!! 昨日のベリーの差し入れ感謝してますぞ!! 」
料理長が笑顔でレイを見ている
「美味しかったかな?」
「ミリーアリア様も大喜びでしたぞ!! 卵を産む鳥とミルクの家畜は後で屋敷に送りますぞ!! 」
「それは嬉しいかな?」
「宿屋が持つ菜園などにも送りますぞ」
「は? 宿屋が持つ菜園!!」
「まだ受け取ってないのですかな? 町の外に有る畑などですぞ!! 先祖代々使っている畑で新鮮な野菜に家畜を飼っていましたぞ!! 」
料理長が説明していると、レイが考えながら場所を聞いている
家畜に畑… 近くに有るなら新鮮な野菜等も手に入るのか… どう運営して毎日の美味しい料理にするかな… 安全を守る為に警備も送り込まないと… 鍛える人が増えるのか…
執事の案内で騎士団の詰所に向かい騎士隊長と話し合いを始めている
「宿屋の件だが、宿屋の土地建物や町の外の畑なども盗賊の持ち物として下げ渡すが、宿屋の一族が持っていた財産は下げ渡し不可能だが… 既に借金のカタに商業ギルドマスターが差し押さえて、現金化している。 一族全員借金奴隷落ちだな… そもそもあの愚かな宿屋の主人が盗賊を指揮してレイに喧嘩を売ったのが悪い… それとは別に盗賊達が持っていた物も全部下げ渡すが… 愛玩奴隷達は全員奴隷として娼館に行く事を選んでいる… それ以外はレイ次第だ」
騎士隊長の説明が終わると、別室に積まれた物をレイ達が流れ作業で別けてから、硬貨を受け取る




