第82話 宿屋からの襲撃 前編
レイは屋敷に戻り、侍女と愛玩奴隷と料理人の中から宿屋に送る人を選抜させている
「御主人様、宿屋の食堂はこの夫婦に任せたいと思います」
ベイロースが説明をして夫婦を紹介して息子と娘も紹介をしている
「夫婦ならば遠慮も無いだろうけど… 子供はどうする?」
「娘はこのまま屋敷で侍女を続けさせる方が良いでしょう… 息子は料理人の見習いとして一緒に向かわせれば良いと思います」
「それで良いのか?」
レイが夫婦を見ている
「御主人様の為に何でも致します。娘は御主人様の子供を産みたいと思っております。 無理ならば誰かに与えてください」
侍女が笑顔でレイを見ている。娘が満面の笑顔でレイを見ている
(御主人様、専属の侍女になりたいです。 御主人様と直接話せるなんて嬉しいです。 このまま夜部屋に呼んでもらえますか?)
「は? それは考えておくが… ベイロース良いのか?」
レイが慌て気味にベイロースを見ている
「全員そう思っています。 御主人様が変な男なら自ら言わないでしょう… 前の御主人様のような奴ならみんな喜んで屋敷を出ていきます」
ベイロースが笑顔で説明している
「こちらの執事に店の受付と支配人を任せたいと思います。 護衛の方は交代で向かわせても良いとは思います」
執事が笑顔で執事を紹介している
「支配人は任せるけど、受付は侍女の中で礼儀作法に相手を見る目が有る人はいないかな?」
レイが執事を見てからベイロースを見ている
「それならば… 少々お待ち下さい」
執事が笑顔で言い、ベイロースに伝えると、ベイロースも同意している
しばらくして1人の侍女が入ってくると、執事とベイロースから状況を聞いている
「御主人様、年増の私などにこの様な大任を任せてもらい本当に感謝致します。 御主人様の期待に添える様に頑張ります」
侍女が笑顔でレイを見てから頭を下げている
「旦那さんは?」
「前におりましたが、 売られてもうおりません… 子供も娘が1人だけです」
「娘も連れて行くか? ベイロースどうかな?」
「娘は侍女として屋敷にいた方が良いと思います。 結構可愛いので宿屋にいると狙われると思われます… 危険にさらすならば、その前に侍女の嗜みを教え込みます」
ベイロースが即答する
「そうか…執事は妻は?」
「妻は前の御主人様により売られました… 子供もおりません」
執事が頭を下げている
「それでは候補としてその侍女か一緒に宿屋で働く愛玩奴隷の中から選んでも良い」
レイが笑顔で言うと、侍女が驚いてレイを見てから執事を見ている
「御主人様の命令なら受け入れます… 選ぶ権限は有りません… 与えて貰えるならば嬉しく思います」
執事が頭を下げている
(簡単に与えると言われるのですか? 確かに夫婦の方が運営はしやすいですが… 御主人様のお下がりで構いませんが……)
「ベイロースは侍女と愛玩奴隷の方から聞き取り報告をして欲しいかな? 人員はこれで決まりかな?」
レイが笑顔でベイロースを見ている
「そうですね、既に別の者の手付きならば与えても問題は無いと思いますが… 御主人様は簡単に言わないで頂きたいと思います。 弄び飽きたから与えるならば良いのですが… 今から侍女達から奉仕を受けてもらえますか? 全く手をつけてないのは問題です」
ベイロースが少し呆れ気味にレイを見ている。エリンが入ってきてレイの元にくる
「御主人様、商会が襲われました。 警備達が取り押さえましたが、どうするか決めて欲しいと連絡が有りました」
エリンが説明している
「騎士団大忙しですね… 次は屋敷を狙われそうです」
レインがレイを見ている
「直ぐに厳戒態勢に致します」
ベイロースが頭を下げて言い出て行く
「ベイロースもヤル気だな…」
レイがベイロースの後ろ姿を見て呟く
「賊も解っているのでしょうか? この屋敷の警備の数… 商会の方はどうなさいますか?」
レインが呟いて、執事と侍女達が顔を見合わせて笑っている
「警備から10人ぐらい送ろうか? 屋敷の護衛が少ないと見せかけるように… 執事、ちょっと着替えて代理で商会に向かってくれるかな? 襲われる為だけどね」
レイが笑顔で執事を見て言うと、執事が直ぐに覚悟を決めたように頭を下げている
「ファーに護衛として向かうように伝えて… エリン警戒を任せたよ」
レイが笑みを浮かべている。レインが微笑みながらレイを見ている
(完全に罠ですね… ファーを襲うなら返り討ちですが、 屋敷を狙ったら完全にボコボコにするのですね… 警備の訓練相手ですか? 暗殺者も送って来そうですが… ベイロースとフローネが厳戒態勢に移行させてますし… エリンの警戒をくぐり抜けて近付けるのでしょうか?)
警備担当と侍女の獣人達が屋敷の周囲を交代で警戒をしている
「御主人様、30人ぐらいの人が近付いてきます」
エリンが外を見て言うと、アリスも外を見て目を凝らしている
「出迎えした方が良いのかな?」
レイが外を見ながら言う
「え? 隣の屋敷に… 本邸を襲わないのですか?」
エリンが呟いて外を見ている
「何故? そっちの準備していたかな?」
レイが苦笑いする
「警備担当達を向かわせますか? それとも屋敷に侵入してから向かわせますか?」
エリンが警戒した様に隣の屋敷の方を見ている
「こっちの屋敷はベイロース達に警備を任せて精鋭を向かわせるか… 屋敷に侵入したら徹底的に叩き潰すよ」
レイが笑顔で言うと、全員頷いている
(御主人様、隣の屋敷ほぼ放置ですけど、どう使うのでしょうか? 裏の屋敷は侍女や子供も多いですけど… 隣は侍女20人と警備が30人と執事しかいないですけど… )




