第69話 屋敷受け取り 後編
レイは奴隷達の再配置や商会の奴隷の再配置をして、商会の再開や商業ギルドで話し合いをして過ごし、商会の運営が軌道に乗ってくる
「御主人様、やっと手が離れます」
レインが書類を読みながらレイを説明している
「そうだけど… 商業ギルドや他の商会まで金貸しや伯爵家の家臣まで金貸ししているなんて… 影響力が半端ない… 伯爵様恨みます」
レイがレインを見て言う
「その御蔭で敵対が有りません… 後は御主人様が少し文字を読めるようになったのが嬉しいです」
レインが微笑みながらレイを見ている
「今後を考えると商隊の派遣も考えないと… 警備奴隷達も鍛えないと… やる事が多い」
レイが叫んでいる
「それではそろそろ奉仕をしますか?」
レインが笑顔でレイを見ている
「え! 奉仕… えーと… レイン達は特別だから… もう少し仕事が安定したら… この状況では… 何百人相手にしたくない… 待って欲しい…」
レイが考えながらレインを見ている
「え!初めて前向きな言葉を… 待っています」
レインが嬉しそうにレイを見ている
(御主人様が前に向き考えてくれた? もう少しすれば、御主人様に奉仕出来ます)
ファーとエリン達が集まってくる
「警備の奴隷達の鍛錬の仕方や警備体制の変更が終わりました」
ファーが説明している
「料理人の方は、フィーリスの御蔭で色々な料理を出来る様になり、食材も商会から定期的に納入がされます… 商会の方も料理人を派遣して食事管理を初めました。 人が多いので食費がかさんでいます」
エリンが説明している
「御主人様、侍女と小間使いの奴隷達は、交代させながら本邸と他の屋敷に別れて貰い、更に優秀な侍女は本邸の侍女になって貰っています」
アリスが笑顔で説明して、エリンが補足説明をしている
「御主人様、執事達と愛玩奴隷ですが… 執事の再配置と交代で警備もさせています。 愛玩奴隷の方は縫い物や侍女の教育を初めています。 子供を妊娠はしていませんでした」
ルカが説明をして、エリンが補足説明をしている
「これで何となく管理出来るのかな?」
レイが全員の顔を見て言う
「御主人様の指示通り、それぞれ班長を決めましたが、 数が多過ぎます。 まだ宝物等の定期的に管理が終わってません」
レインが説明している
「はぁ… 」
レイがため息をしている
「御主人様頑張りましょう」
レインが微笑みながらレイを見ている
執事が入ってくる
「御主人様、商会の方から商隊が到着して取引の確認に来てほしいそうです」
執事が入ってきて説明している
「大きな取引みたいですね… 御主人様向かいましょう」
レインが考えてから言う
「仕事しないといけないか… 」
レイが諦めた様に言い、レインと執事達を出掛けていく
レイ達が商会に到着すると、馬車と荷車の数を見てから商会に入り、待っている商隊長に会いに向かう
「あなたがこの商会の新しい商会長ですかな?」
男が笑みを浮かべている。レイが鑑定を使いながら男を見ている
「その通りですが… 何を売買したいのですか?」
レイが笑顔で男を見ていると、レインが怪しむように男を見ている
「良い商品です……… どれも一級品になりますぞ」
男が言葉巧みに説明している。商会の担当者が補足で説明している
「それでは荷物を確認させてもらいます」
レイが笑顔で男を見ている
「信用も大事ですぞ!!」
男が笑みを浮かべて言う
「信用が大事ならば、尚更初取引で不正は出来ないでしょう… それでは早速荷馬車の荷物を確認させてもらいます。 担当者相場をしっかり見極める様に」
レイが笑顔で男を見ている
「我が信用出来ないのか!! 若造!!」
「何か問題でも有りますか? 積荷も見ずに取引は出来ません… それとも見られたら不味い物でも有るのですか? 誰か念の為に騎士を呼んでおいてください」
レイが笑顔で言うと、男が睨んでいる
(若造、目利き等出来ないだろうが… 頭は回るのか? 油断しない様にしないと…)
荷馬車の荷物を確認している
「小麦に干し肉に芋や豆ですか… 」
レイが目録を見てから、レインも目録に目を通している
「商談ですが… … 」
男が希望の価格を言って、レインが買取価格を伝えている
「女!! そんな安く売れない!!ふざけているのか!!」
男が怒鳴りレインを睨んでいる
「いや、それは一級品ならレインの言う価格だろう…そうだな」
レイが担当者を見て言うと、担当者も同意している
しばらく男が罵声交じりに交渉しているが、レイ達は一歩も引かずに交渉を続けている
「それならば買い取りは致しませんので、お引き取りを」
レイが笑顔で言う
「は? ふざけているのか!! くそーーー…」
男がレイを睨んでいる
「積荷に問題が有れば大問題です。 まずは確認させて貰いましょっか?」
レイが笑顔で男を見ている
「解った… 若造め…」
男がレイを睨みながら、それぞれ荷物を降ろして持ってこさせる。 レイが鑑定しながら持ってきている荷を見ている
「これでなくて… そうですね… これとこれとこれを下ろして確認させてもらいます」
レイが積荷に近付いて言うと、商会担当者達が積荷を開けようとしている
「何を!! 信用してないのか!!」
男が慌てて止めようとすると、レイが短剣を抜き積荷を斬り、中身が地面に落ちている
「これはこれは… 木屑に石まで… 買い取りは無理です」
レイが落ちた中身を見て言う
「若造!!」
男が慌てて叫び、護衛達が男を取り押さえている
「どう言う事か説明を求めます」
レイが笑顔で男を見ていると、商隊の人達がレイ達を取り囲んでいる
「お前達やってしまえ!!」
男が怒鳴り、商隊の人達が武器を構えていると、騎士が集まって周囲を包囲している
「ちょっと事情を聞かせてもらおうか?」
騎士隊長が笑顔で商隊の男達を見ている
「え! 騎士!! これは… 」
男が慌てた様に言い訳をしている
騎士隊長が問い詰めて男が観念している
「新しい商会長が若いと知って詐欺をしようとしたのか? レイさん中々の手際だったな… 流石Bランク冒険者だ! その気なら1人で無双も出来るだろう!!」
騎士が大声で言う
「は? 高ランク冒険者!! 」
男が驚いてレイを見ている
「買い取りはどうしますか? 迷惑料込みで買取らせてもらいますが」
レイが笑顔で男を見ている
「え! ………… 買取りを… 」
「さっきの相場の半額で一級品のみ買い取ります。嫌なら後は騎士団に任せます」
レイが笑顔で言うと、男が騎士を見てから諦めた様に同意している
商会担当者達が積荷を確認して、運んでいき中身が変な物は荷馬車に戻している
「半分以上が偽物か… レイン価格は?」
レイが笑顔で言うと、レインが計算結果を担当者から受け取り、レイが男に見せている
「は? そんな安く!! くそ……… それで良い…」
男が諦めて同意すると、担当者が契約書を持ってきて契約を結んで硬貨を渡している
男達が逃げるように離れていくと、騎士が後を追い町から出るまで見送っている
「こんな奴もいるのか… 」
レイが呟く
「簡単に見破る方が凄いだろう… レイが商人も出来るとはこれは面白そうだな」
騎士隊長が笑顔で言うと、帰っていく




