第66話 美味しい物が食べたい
レイ達は執事の案内で部屋に案内され、伯爵と公爵が待っている
「レイ、こちらに座るように」
伯爵が笑顔で言うと、公爵もレイを見ている。レイが挨拶をしてから座り、レインが隣に座っている
「まずは、アルミナリナーの救出感謝している。それと共に賊の黒幕の拘束も大義で有った… 褒美は伯爵家を通して必ず送る… 」
公爵が説明している
「運が良かっただけです」
レイが頭を下げて言う
「レイ、後で執事に同行させて冒険者ギルドに向かうように… 全然ギルドに顔を出してないと聞いている」
伯爵が笑顔でレイを見ている
「用が無いので」
レイが苦笑いしている
「例の命を狙った賊の褒美と賊の持ち物全部引き渡す… 楽しみにして置くように… 騎士隊長も待っているぞ」
伯爵が笑顔でレイを見ている
「そんなに沢山は必要無いのですが…」
レイが苦笑いして伯爵を見ている
「早くランクアップして貰わないとな… Eランクの冒険者が強すぎるだろう」
伯爵が笑顔でレイを見ている
「ランク何てどうでも良いですけど」
「は? Eランクの冒険者!! あの騎士隊長を打ち下して… 嘘だろう?」
公爵が驚いた様にレイを見ている
「常識が無い様だ! 料理のレシピも簡単に教えていつの間にか溜まる一方… 報酬も受け取らずにいる。 今回アルミナリナー様に野営中料理をご馳走したそうだな… あのスープとパンのレシピの事も侍女を通して聞かれているそうだ… レイ好き放題作りすぎだろう… 何を出したのか?」
伯爵が笑顔で聞くと、公爵が驚いた様にレイを見ている
「根野菜と豆のスープにトーストですけど… 」
レイが説明して、レインが詳しく作り方を教えている
「詳しく教えてはならないぞ… 公爵様、レイはこんな感じで直ぐに何でも答えます」
伯爵が公爵を見て言う
「野営でそこまでの料理作るとは… 妻が絶賛していたが… そのレシピ買わせて貰おう」
公爵が考えてから言う
「それなら料理長に作っているのを見てもらえば良いですけど」
レイが考えてから言う
「昼はガリクトーストとミルクのパスタにしてもらっているが… 公爵様、侍女に見学をさせましょう」
伯爵が笑顔で言う
「うむ… これからこちらを通る様にさせてもらう… 感謝するぞ」
公爵が笑顔で伯爵を見ている
(伯爵… ここで恩を売るつもりか… しかし、妻とアルミナリナーが喜ぶなら安いか? それにレイの事は更に調査も必要だな… 状況次第では褒美を上乗せした方が良いな…)
レイ達が部屋を出て執事の案内で部屋に一度戻り、少し休んでから全員で厨房に向かう
「師匠、ミルクは多めに入荷させてあります。 昼食はミルクのパスタになっておりますので、卵等も仕入れ済みです」
料理長が笑顔でレイを見て言うと、侍女達が驚いた様にレイ達を見ている
「じゃあ、ガリクトーストにチーズを乗せて焼いてね… スープは何を使うかな… 食材庫見てくるね」
レイが笑顔で言い、食材庫に向かい、魚と根野菜を運んでもらい、助手に魚を捌いてもらい、レインと侍女に骨や頭を焼いてもらってから、煮込んでもらってから野菜類を入れて更に煮込んで貰っている
昼食前に侍女に味見をしてもらっている
「美味しい… 具材を無くして、焼いた魚の身だけでも… 」
侍女が飲み終わり呟き、ガリクトーストチーズ乗せを食べている
「次は野営時のスープ再現しようかな」
レイが笑顔で侍女を見ている
「え! あ!!」
侍女か思い出したようにレイを見ている
「新しいレシピをいきなり作り、試食させてから本題に入るなんていつもの事だが…」
料理長が笑顔で侍女を見ている
「え! 新しいレシピ… 良いのですか?」
侍女が信じられない様な顔で料理長を見ている
「この後でレシピ登録するが… いつもの事だ… それにあっちを見てみろ… 勝手に何か作っているだろ?」
料理長がエリン達を見ていると、侍女が見て苦笑いしている
昼食が運ばれていくと、エリン達が作った焼菓子をレイが試食している
「これも出して良いのか?」
料理長が食べてから言う
「良いけど、後で助手に作らせてね」
レイが笑顔で言うと、侍女が試食している
(これは… 蜂蜜の焼菓子… 作り方知っているなんて… 何者でしょうか? それにこっちは蜂蜜味のパン… )
レイが侍女にスープを作り方を指示しながら作らせて、作り終わり試食している
「簡単に… それも…美味しく」
侍女が驚いた様に呟く
「野菜の旨味と干し肉の旨味が合わさっただけです」
「合わさっただけ? 凄く美味しかったですが… これなら野営でも作れますが… 材料が同じでも味の差は… 作り方何て… ありがとうございます」
侍女がレイを見て言う
「そろそろ帰らせて貰えるかな…」
レイが笑顔で言うと、執事が微笑みながら見ている
「レイさん、帰りに冒険者ギルドに寄らせて貰います。 それと明日は騎士団の詰所で説明と盗賊の財産の受け取りをお願いします」
執事が笑顔でレイを見ている
「え! 冒険者ギルド行きたくないな…」
レイが苦笑いしている
レイ達は馬車に乗り冒険者ギルドに到着すると、執事が説明して応接室に向かい、支部長と職員が入ってくる
「また、レイか… 今度は何をしたのか?」
支部長が執事を見てからレイ達を見ている
「先日、盗賊調査、退治の依頼を騎士団から直接受けて達成されました。 こちらが依頼内容です」
執事が手紙を差し出して、支部長が読んで頭を押さえている
(は? 盗賊の退治に同行… それと… 報酬が高いだろう… それも詳細は機密なんて… 何をしてきた? 大体Eランク冒険者が受ける内容では無いだろう…)
「レイ、盗賊退治の詳細は聞けないが… 依頼達成の報酬を出すが… その前にギルドに報告無しの魔物討伐の件も革屋に問い合わせして、知っている… 詳細は職員が説明するが… ランクアップもする」
支部長が説明してから、職員が紙の束を置いて狩りで狩った魔物の説明と執事から説明の有った依頼の内容に付いて説明している。支部長も聞きながら頭を押さえている
(魔物多いだろう… それも料理指導の指名依頼何て… 冒険者のすることか? 伯爵様からの依頼では文句は言えないが… )




