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異世界転移のんびり自由に生きます  作者: 桂崇
第4章 商会をもらう

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第64話 アルミナリナー襲撃 中編

ロワイダルとマリーフォーナが相談をして公爵家の騎士4人はレイ達と共に森に入っていき、暗闇の中アジト付近に到着する

「盗賊の仲間ですか?」

レイとエリンとファーが森から出て人影に近付いていく

「冒険者か!! 貴様! 盗賊の事を知っているなら」

男が怒鳴り剣を構えている

「盗賊ならあそこに転がっているでしょ… それと数人は捕まえているけどね… 」

「すぐに解放せよ!! 人質は何処にいる!! 言え!!」

「人質? 何の事ですか? 」

レイがとぼけたように言う

「貴様!! 折角の人質を何処に隠している!! お前達捕まえて吐かせろ!!」

男が怒鳴り兵士たちがレイ達を囲むように広がっている

「盗賊の黒幕かな? 公爵家の馬車を襲ったのもお前達の指示かな?」

レイが笑顔で男達を見ている

「そこまで… 生きて帰れると思うな!! この事が知られれば面倒になるからな… 蛮勇後悔するが良い!!」

男が言うと、兵士達がレイ達に向かって剣を振りレイ達がかわしている

「正当防衛成立かな? エリン、ファーボコボコにしろ」

レイが笑顔で言うと、訓練用の剣で兵士を薙ぎ払い、兵士が弾き飛んでいき、レイン達が森から走ってくる。エリンとファーも容赦なく兵士を弾き飛ばして、兵士が次々と転がっていく

「は? 強い!! 」

男が後退りしていると、レイが近付いていく

「このーーーーー」

男が怒鳴りながら剣を振り、レイがかわしてレイも剣を振り抜き、男がかわしている。何度も剣が空を斬っている


この人結構強い、剣を見極めて… 時々フェイントを入れてくる… 受け流してもすぐに剣の軌道を変えてくる… 危ない危ない… 鍛錬になるな…


レイと男が剣の打ち合いをしていると、公爵家の騎士が兵士達を見て苦笑いして、男を見ている

(あれはマーブリル子爵家の騎士隊長… 黒幕がマーブリル子爵家とは… それなら、あの時お嬢様の馬車が真っ先に狙われたのも誘導されたのか… )


レイの剣が男の腹を薙ぎ払い、男が弾き飛んで転がっていると、公爵家の騎士が取り押さえて、すぐに拘束している

「御主人様、凄かったです」

エリンが嬉しそうにレイを見ている

「そうだね… 良い鍛錬になったよ」

レイが笑顔でエリンを見ている

「レイと言ったな… 協力感謝する… まさか、マーブリル子爵家が黒幕とは… この事も内密にして欲しい」

公爵家の騎士がレイを見て言う

「騎士様が捕らえた事にしてください… あの人凄く強かっです。 また訓練したいかな…」

レイが拘束れている男を見ている

「訓練を… 殺し合いではなく… 公爵様に報告はするが… 丁寧に両腕を砕く手早さ… 見事で有った… 褒美も楽しみにして良いぞ」

騎士が笑顔で説明している


兵士を連行しながら森を進み野営地に戻り、兵士達の事を騎士が公爵に報告をしている

「マーブリル子爵め!! 街道の安全を守る為にあれだけ支援をしていたのに!! 許さんぞ!!」

公爵が怒りをあらわにしている

「あの冒険者達も相当な実力者です。 あの騎士隊長を一騎打ちで倒して… 訓練をまたしたいと言っておりました」

「は? あいつを… 一騎打ちだと!! それほど強いのか!! 」

「この目で確かめました。 それだけでなく盗賊の仲間と黒幕だと言う事を言わせてから叩き潰し、言い訳も無いぐらい完璧に対応しておりました」

「最低でもマーブリル子爵家の家臣が今回の件を企てたと実証は出来るのか… 帰ったら子爵家に対しての支援の中止を宣言するぞ… 商人にも伝えよ… マーブリル子爵家は政敵に近付いていたが… それで事を起こしたのか? 他の裏切り者も炙り出せ」

公爵が騎士を見ている

「畏まりました。 善処致します」

騎士が頭を下げている


翌朝、レインとルカが朝食を作り始めて、公爵家の騎士達も朝食を作って、それぞれ食べている。アルミナリナーが羨ましそうにレイ達の方を見ている

「どうしたのですか? まだ食欲が無いのですか?」

公爵夫人が心配そうに見ている

(昨日の事でショックを受けているのですね…どうしましょうか? )

「え! そう言う訳でないのですが… 美味しそうだから…」

アルミナリナーが恥ずかしそうに夫人を見て呟く

「野営ですから仕方ないでしょう… 何か元気が出る物が有れば、良いのですが…」

夫人が少し心配そうにアルミナリナーを見ている

「アルミナリナー様、あのスープ分けてもらいに行ってまいります」

マリーフォーナがアルミナリナーを見て仕方なさそうに言い、歩いていく

「どうしたのですか? 冒険者のスープが欲しかったのですか? 」

夫人が困惑したようにアルミナリナーを見ている


「レイ殿、スープを分けてもらえますか?」

マリーフォーナがレイの方に来て言う

「はい、良いですよ… まだ残っているかな?」

レイがレインを見ている

「はい、まだ有りますが… 」

レインがマリーフォーナを見ている

「それでは器を持ってきます」

マリーフォーナが笑顔で言い歩いていく

「御主人様、パンも分けますか? 調度炙っていますし…」

レインが遠くにいるアルミナリナーを見てから言う

「バターまだ有ったかな?」

「はい、帰ったら料理長様に別けて貰いたいです」

レインが笑顔で言うと、レインがパンにバターと乾燥した香草を振り掛けてから焚き火で炙っている。良い匂いがすると、周囲の騎士達が見ている


マリーフォーナが器を持ってくると、ルカがスープをよそい、レインが器にパンを4つ置いて渡そうとしている

「このパン… 凄い良い匂いが… 」

マリーフォーナがパンを凝視している

「熱い内に食べて貰ってください」

レイが笑顔で言うと、ルカがマリーフォーナを手伝ってアルミナリナーの方に持っていく


置かれたパンとスープをアルミナリナーが笑顔で見ている。 侍女がナイフでパンを切って一口食べている

「え! 美味しい!!」

侍女が思わず声を上げている。夫人が驚いた様に侍女を見ている

「申し訳有りません… スープも毒味します」

侍女が慌ててスープをスプーンですくい飲んでいる

(複雑な味が… 美味しい… 何ですか! このスープ… )

「どうしたのですか? 毒でも有りましたか?」

侍女が立ち尽くしているのを夫人が睨んでいる

「へ! 申し訳ありません!! 美味しくて… 」

侍女が頭を下げながら言うと、アルミナリナーがスープを美味しそうに口に運び、パンを驚いた様に食べている

「これは… 美味しいですね… 冒険者料理ではないですね… あの冒険者何者でしょうか?」

夫人がレイの方を見ている

「昨晩もおかわりをさせてもらいました」

アルミナリナーが笑顔で夫人を見ている

「え! はしたない」

夫人が困ったようにアルミナリナーを見ている

「え! ごめんなさい」

アルミナリナーが慌てて頭を下げている

「心配は必要無いようですね… しかし、本当に美味しいですね… 後で騎士に確認させましょう」

夫人が微笑みながらパンとスープを食べている

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