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異世界転移のんびり自由に生きます  作者: 桂崇
第4章 商会をもらう

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第63話 アルミナリナー襲撃 前編

騎士が到着すると、レイ達はアルミナリナーを連れて街道に向かって森を進み、途中ファーがアルミナリナーを背負って街道まで到着する

「レイ、何が有ったのか?」

ロワイダルと残っていた2人の騎士がレイ達を見ている

「至急伯爵様に連絡をしてください」

レイがロワイダルを見て言うと、アルミナリナーが優雅に挨拶をしている


「は? ミッドランド公爵家!! 失礼しました!!」

ロワイダルが姿勢を正している

「増援もそうだけど… ミッドランド公爵家の馬車も襲われているから… 心配もしていると思うから至急使者を送ってください」

レイが説明している

「それが優先だな… 」

ロワイダルが慌てて騎士に指示をして、騎士が馬に乗り疾走していく


レイはレインとルカにアルミナリナーの世話を任せて、周囲の警戒をしながらアリスとレイでスープを作っている。 エリンが馬の足音に警戒をしながら街道を見ている

「お嬢様!!」

女性騎士がアルミナリナーを見て叫び、他の騎士達もアルミナリナーを見てから馬を降りている

「我らが不甲斐ない為に…… 本当に本当に申し訳有りません」

女性騎士が涙を流しながら頭を下げている

「こちらの冒険者、レイ様達に救い出して貰いました……」

アルミナリナーと女性騎士が話している


「レイ殿、必ず公爵様に伝え褒美を出す事を誓います。 ミッドランド公爵家騎士マリーフォーナ感謝を致します」

マリーフォーナが頭を下げながら言う

「たまたま盗賊のアジトを見付けただけです」

レイが緊張したように頭を下げている

「アルミナリナーお嬢様が誘拐された事は内密に願います……」

マリーフォーナがレイに説明している


令嬢が誘拐されて無事でも変な噂を流されるのか… 口止めされそうだから… どうしよう… 面倒事になりそうな…


「内密にします… 目立ちたくないので…」

レイが頭を下げて言う

「ルセイド伯爵家騎士として内密にします」

ロワイダルが頭を下げて言う

「ルセイド伯爵家も……」

マリーフォーナが考え込んでいる。誰かのお腹の鳴る音が聞こえて、アルミナリナーが真っ赤な顔をしてうつ向いている

「レイン… お腹すいたからスープとパン先に食べようか… 良かったらマリーフォーナ様達も食べますか?」

レイが苦笑いして言うと、マリーフォーナがアルミナリナーを見てからレイを見ている

「良い匂いがしていましたが… 少し分けて頂けるなら…」

マリーフォーナがレイを見て言う


レイ達がスープとパンを食べ始めると、マリーフォーナが毒味をしている

(これは… 美味しい… 野営でこのスープ… それも野菜と豆と肉も… 贅沢な…)

「マリー… まだですか?」

アルミナリナーがマリーフォーナがスープを食べ終わったのを見て言う

「え! あ!! 申し訳ありません… すぐに」

マリーフォーナが慌ててスープをアルミナリナーの前に運んでいき、アルミナリナーが一口スプーンで口に運び、すぐに次のスープを口に運んでいる


アルミナリナーのスープが無くなると、マリーフォーナを見ている

「お嬢様、足りませんか?」

マリーフォーナがアルミナリナーを見ている

「野営ですので… 大変美味しかったです… その……」

アルミナリナーが笑顔でマリーフォーナを見ていると、マリーフォーナがレイの方に向かい、スープを貰って来て、アルミナリナーの前に置いて、アルミナリナーが美味しそうに口に運んでいる


周囲が暗くなってくると、騎士達が囚われていた人と盗賊を連れて戻ってくる

「あれが盗賊」

マリーフォーナが睨みながら呟いて、盗賊達の顔を確認に向かう

(あの時の盗賊で間違いない… それにこの数よく倒したな… 伯爵家に処分してもらっては問題が… 公爵様が到着したら相談をしなくては… しかし生け捕りなら、お嬢様の身に何も起きてない証拠に出来る… それに盗賊の裏にいる者も…)


しばらく休息をしていると、街道から馬と馬車の音にエリンが警戒した様に暗闇を見ている。馬車と騎士達が到着すると、マリーフォーナ達が説明に向かい、アルミナリナーが馬車に向かい出てきた人に抱き着いている


しばらくしてマリーフォーナがレイ達を呼びに来て、レイ達が馬車の方に向かう

「ミッドランド公爵である。 この度は孫娘の救出感謝する… マリーフォーナより聞いているとは思うが、誘拐の件は内密にせよ」

公爵がレイを見て言う

「目立ちたくないので内密にします」

「この恩は必ず対価を払おう… 後は賊だが… そちらは伯爵と相談とする… 本当に大義で有った」

公爵が睨みながら言うと、軽く頭を下げて、隣の夫人も頭を下げている


公爵家の騎士達が盗賊に聞き取りを始めている

「御主人様、盗賊のアジトの方に人の気配が… それも10人ぐらいです」

エリンが森を見て言う

「え! 盗賊の仲間かな… 」

レイが考えている


盗賊の仲間なら捕まえに行くかな… 公爵家の騎士に獣人もいたから… 力を借りるかな… 面倒な事になりそうだし…


「ロワイダルさん、ちょっと面倒になりそうなので、ちょっと相談を… アジトに人が近付いているみたいです。 ちょっと討伐に行きたいだけど… 公爵家の騎士にも手伝ってもらえないかな?」

レイが説明している。ロワイダルが考えてからマリーフォーナの方に歩いていく

(盗賊の仲間か… 連絡役なら捕まえた方が早いと思うが… レイ達なら可能だな… 公爵家の騎士の獣人ならレイに付いていけるか? エリンの感知範囲廣すぎるような… )



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