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異世界転移のんびり自由に生きます  作者: 桂崇
第3章 隣国に逃亡生活

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第56話 料理人レイ 前編

3日後、レイ達は宿屋に向かう

「レイ、やっと片付いたが… まだ食料が買えなくて店を開けれない… 妻も色々交渉している」

宿屋の主人がレイを見て言う

「もう少しで終わると思います… 食料の恨みは怖いですから… 」

レイが笑顔で宿屋の主人を見ている

「それなら良いが… 騎士も見回りに毎日来てくれいるが… 商業ギルド相手では難しい…」

宿屋の主人が愚痴を言っている

「後ろ盾が誰だか知らずに手を出したからね…」

レイが笑みを浮かべている

「レイ、迎えに来たぞ」

ロワイダルがレイを見ている

「レイン、エリン行こうか?」

レイが笑顔で言うと、宿屋を出て馬車に乗っている


レイ達が領主の館に向かい、執事と侍女の案内で厨房に案内される

「レイ師匠、この2人が助手をするが… 見ての通り人がいない」

料理長が笑顔で周囲を見ている

「何から作ろうかな… ボア肉…野菜… ミリーアリア様は女性だから野菜を多めに…」

レイが考えながら食材を見ている


魚も大きいな… これも使おうかな… 食べたいから… 焼くかな… 久々の魚料理


「まずは魚を捌いてください… 骨とかも使うので終わったら教えて下さい… あなたは野菜の下処理… あなたは芋を頼みます」

レイが笑顔で言うと、侍女に何が有るか話を聞いて食糧庫に入っていく


有ったミルク… チーズも… 後で貰おうかな…


レイがミルクと塩を容器に入れて蓋をする

「侍女さん、兎に角振り続けてください」

「は? 振るのですか? 何故?」

侍女が驚いた様に容器を持っている

「兎に角振りまくってください… 後で味見させてあげます」

レイが笑顔で言うと、チーズを持って侍女と戻ってくる

「魚は捌いたぞ」

料理長が笑顔で見せている

「骨も取ってある… レイン、その骨と頭を火で炙って水分を飛ばしてね」

レイが笑顔でレインを見ていると、レインが骨を持って行くと、料理長が驚いた様に見ている

「次はこの葉っぱをみじん切りにしてから、塩と一緒に適度に切った身に揉み込んで… 布に巻いておいて」

レイが説明すると料理長が疑問そうにしながら作業をしている


「そっちはその野菜を切ったら水に入れて煮込むでください… 芋も茹でてください… そっちの根野菜も一緒に茹でて…」

レイが笑顔で言うと、助手が作業をしている。レインが水分が飛んだ骨と頭を持ってくると、適当に切って鍋に入れて火をかけている

「料理長、次はボア肉の下処理して下さい… 」

レイが笑顔で言うと、侍女が振っていた容器を空けて液体を捨ててから中身を集めて出している。侍女が驚いた様に見ていると、レイが侍女に味見させている

(少しくどいけど何でしょうか?)


次々とレイが指示をして準備を終わらせて料理を完成させていき、完成した料理を運んでもらっている


レイ達も食堂に向かう

「レイさん!! 何ですか!! このスープ美味しいです」

ミリーアリアがレイを見て声をあげる

「まともな料理と言うより… 特別な料理だな… 本当に指示だけをしているのか?」

伯爵が苦笑いしている

「美味しいのが食べたいだけです。 魚中々食べれないので魚にしてしまいましたけど… ボア肉も準備していますので夜は油料理になるでしょう」

レイが笑顔で言うと、料理を食べ始めている。伯爵がレイ達を見ている

(まさか… 美味しい料理が食べたいから… 作ったのか? 完成した料理… 本当に料理人では無いのか? このスープも別物… ミリーアリアがおかわりをするなんて思っていなかったが… それに焼き魚も美味かった… 料理長作り方を学んだか? 誰か修行に出した方が早いのでは?)


伯爵がレシピをレイに見せるように伝えて、執事がレイにレシピを見せて、レイはレインに読んでもらっている


これはペペロンチーノ? キノコ入りの… 油が問題か… 他の物も材料が足りないかも…


「すぐには出来ないと思います… 材料が無いと思います… 基本的なソースの作り方が3種類なのですね… ミルクと油と肉… どうするかな?」

レイが考えている

「理解しているのは凄いな… 美味ければ何でも良いぞ… 後で料理長に作ってもらえば、前の料理長が作った物なら食べれるだろう」

伯爵が微笑みながら言う

「何だか… 料理人にされているような…」

レイが思わず呟く

「開発した料理に対してそれ相応にレシピ登録と報酬は与える… 今頃騎士隊長が商業ギルドを封鎖しているだろうから、元気が出る食べ物が欲しい」

伯爵が笑みを浮かべている

「作ったら… 時々麺を作って持ってきて欲しいな… パンも… 」

レイが呟いている。ミリーアリアが笑顔でレイを見ている

(レイさん、毎日作りに来てくれませんか? 料理人全員クビです。 あの宿屋に手を出したなら許さないですから…)


レイが厨房に戻り、料理長達にパスタを作っているのを見ている

「これ食べるのですか… ただの油と麺… 不味そう」

レイが見ている

「ここからどう変更する?」

料理長が苦笑いしている

「油は何か他に無いのですか? 魔物肉から作った物だと… 」

「探すしか無いが… 食材庫に向かうぞ」

料理長が言うと、食材庫を探して戻ってくる


「無いな… 昔に比べて質が悪いような…」

料理長が考えている

「不正ですか? 調査は任せます。 取り敢えず食べれる物を作れば良いのかな… 」

「執事に仕入れと価格を確認させよう… 」

料理長が苦笑いしている

(不正か… そう言えば予算どうっているのか? そもそも使ってない食材も多いが… )


「麺を作ってください… 」

レイが助手達に言うと、作業すぐに始めている

「料理長は何をしてもらおうかな… コロッケ作ってもらうかな? 」

レイが笑顔で言うと、料理長が芋を潰してコロッケ作りをしている。レイは侍女と食材庫を見ている

「侍女さん、ランプのオイルはここには無いよね?」

レイが思いついたように聞く

「ランプの? 油ならここには無いですが…」

侍女が驚いた様にレイを見ている

「保管されている所に、植物から作られた食べれる油が無いか調べてもらっても良いかな?」

レイが言うと、侍女が他の侍女に伝えている


しばらくすると侍女がいくつか油を持ってくる

「有りました… 良く見たら食用の油でした。 確認した所使い道が無いと食材庫からランプ用に変更れていました。 どうなさいますか?」

侍女が説明している

「キドキド油から解放されるかな… 試しに少しずつ舐めて味と香りを確認してください… 」

レイが言うと、厨房に戻り侍女とレインが容器を空けて、少しずつ出して匂いや味を確認して、仕入れ価格等も確認してもらっている


この油は、料理に使い… この安い物で揚げ物を… これは香り付けかな? ボアカツも良くなるかも… 揚げ物沢山食べたくなるけど… 迷宮探索をすれば太らないかな? この侍女さん結構優秀かも…




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