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異世界転移のんびり自由に生きます  作者: 桂崇
第3章 隣国に逃亡生活

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第55話 貴族料理

3日後、レイの元に執事がやってくる

「レイさん、これから同行をお願いします。 伯爵様より召還です」

執事が頭を下げて言う

「え! 何故ですか?」

「昨日、料理長よりボアカツが出されましたが… ミリーアリア様が一口食べて、偽物は不味いと怒って… 伯爵様も料理長を呼び出して責めて謹慎を申し付けました」

執事が説明している


ミリーアリア様は食べたからね… 違いがはっきり解るよね… 伯爵様も報告が上がっているから、謹慎を言ったのかな?


レイとレインとエリンが馬車に乗り、領主の館に向かい、執事の案内で部屋に通される

「レイ、話は聞いたが… 何処まで性根が腐っているのか… はぁ…」

伯爵が疲れたように言う

「それでレシピはどうなりますか?」

「その件も準備をしているが… 食してないと判断がな… 料理人も何人も拘束しないといけないしな… どうだ作ってくれないか?」

「え! 作れません… 指示していただけですから」

レイが笑顔で説明していると、伯爵が執事を睨んでいる

(話が違うだろう… しっかり調査をしろ)

「どうにか作れないか? あのソースも…」

「ソースですかこれですけど」

レイが笑顔で言うと、レインが鞄から瓶を出して見せている

「持っていたのか? それなら料理人はどうすれば… 」

伯爵が考えている

「騎士団の料理長を呼んでもらえますか? こき使いますから」

レイが笑顔で言う

「なるほど…あいつか…」

「報酬欲しいですね… 教えて真似した物を広められても面倒ですから」

レイが笑顔で説明している

「あの油こい料理を食べたく無いからな」

伯爵が苦笑いしている

「貴族様の料理を食べた事無いので…」

「一度経験してみるか? 今晩ミリーアリアと共に食事に招待しよう… ミリーアリアも本物を食べてからスープとパンしか食べてないからな… 正直な感想を頼む」

伯爵が苦笑いしている


レイ達は騎士団の料理長を呼んでもらい、領主の館の厨房と食材庫を見せてもらい、時間を過ごし夜になると食堂に案内してもらう


料理が運ばれてくると、レイが少し食べて苦笑いしている


前菜のサラダしか食べれない… このスープも塩味しかしないし… この肉何て… 硬いし油に塩を入れてしょっぱいだけ… パンは凄く美味しいけど… 果物が安心するなんて…


「御主人様、どうでしたか? 貴族様の料理は?」

レインが苦笑いしながらレイを見ている

「これは… 今日が特別ですか?」

「いつもです。 あの肉食べたいです…」

ミリーアリアがレイを見ている

「どうしよう… 仕方無いからステーキだけ作り直そうか? 肉はまだ有るかな?」

レイが苦笑いして言う

「手伝うぞ!!」

料理長が笑顔でレイを見ている

「料理長… 頼むぞ… 」

伯爵が笑みを浮かべている


レイ達が厨房に向かい、執事が説明して館の料理人を遠ざけて侍女が監視している

「肉はこれだが… どうする?」

「それなら… まずは下処理を… レイン、エリンは集めた根野菜をみじん切りにして… 炒め初めておいて」

レイが笑顔で言うと、料理長が肉を切り分けてレイが指示しながら筋を切って、レイが持ってきた塩を使い揉み込んでもらっている

「御主人様、炒め終わりました…これで良いですか?」

エリンが見せている

「少し冷まして肉を焼いたら肉汁と混ぜるよ… 後は… これを使って」

レイがニンニクを出している

「ガリクか?使うのか?」

料理長が驚いている

「ガリク今度欲しいな… 好きなんだよね」

レイが笑顔で料理長を見ている

「そんなのあまり使わないぞ… 臭いし…」

料理長が説明している

「匂いは大事です。 一欠片をみじん切りにしてください… 油を入れたらガリクのみじん切りを入れて色が変わったら、肉を入れてください…」

レイが説明しながら料理長が肉を焼いている


肉を皿に乗せ終わり、油にエリンが炒めた物を入れて少し火に掛けながらジャムを少し入れて、肉に掛けている。料理長が残った汁を少しなめて苦笑いする

(これはうまい… これだけで…)


ステーキが運ばれていくと、食堂で食べている

「これは…同じ肉か? 全く違うが…」

伯爵が食べながら呟く

「美味しいです。 硬さも気になりません…」

ミリーアリアが笑顔で食べている


伯爵とミリーアリアが食べ終わる

「全部食べてしまいました」

ミリーアリアが皿を見ている

「騎士団の料理長、領主の館の料理長をるように」

伯爵が笑顔で言う

「いきなりですか?」

料理長が苦笑いしている

「くそ料理人を全員追放だ!! 不正も探し出せ!! まともな料理を出すように!!」

伯爵が笑顔で料理長を見ている

「何故こんな違うのですか?」

ミリーアリアが料理長を見ている

「手抜きです… まともな料理を作れないのに、料理人をしているだけです… 料理中見ていましたが… 焼くのは焼くだけ… 煮るのは煮るだけ… パンは焼くだけ… 分業が監視を緩めて手抜き放題と思います。 味見もしてないか… 」

料理長が苦笑いして説明している

「レイ、何品か料理を教えてほしい… 報酬は約束しよう」

伯爵が笑顔で説明している

「食材も欲しいな… これだけ食材が有れば… 美味しい料理が沢山…」

レイが笑顔で伯爵を見ている

「それは構わないが… 料理長大丈夫か?」

「良いと思います… 逆に使い方を教えてほしいと思います」

料理長が考えて言う

「色々作ってもらおう」

レイが笑みを浮かべている

「レイさん、お母様が好きなパスタと言うのは物を作ってください!! お母様が王都から帰りたくないと言うのは料理が原因です」

ミリーアリアがレイを見詰めている

「一度食べてみないと解らないですが…」

レイが苦笑いしている

「今度食べてもらおうか? あの油の味がするパスタを… 前々料理長のレシピだが…」

伯爵が笑みを浮かべている

(レイならまともな物が出来そうな… 作り直しでここまでの料理を指示出来るのだから… 息子夫婦に何て連絡をするか… それに重臣達の取り締まりもすぐに実行しよう… 元々あいつが料理長を指名したのだから… ふふふ)

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