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異世界転移のんびり自由に生きます  作者: 桂崇
第3章 隣国に逃亡生活

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第53話 スリームラビット 後編

薬屋に寄ってから宿屋に帰ってくる

「何でも屋が明日来てほしいと言っていたぞ」

宿屋の主人が笑顔で説明している

「明日か… 解った」

「香草預かるぞ」

宿屋の主人が笑顔で言うと、レインが袋を出して宿屋の主人に渡している


部屋に入ると、レインが乾燥した香草を袋に入れて、代わりの香草を並べている

「御主人様、洗濯に行ってきます」

エリンが笑顔で言うと、レイの着替えを手伝い着替え終わると部屋を出て行く

「あれ? 革屋からボアの買取り価格貰ってなかったな」

レイが思い出したように言う

「御主人様忘れぽくなってませんか?」

「そうかな… 興味が無いのかな… 全然減らないし… なんかこの頃冒険者してないような…」

レイが考え込んでいる

「魔物ハンターと採取と料理人をしてますね」

レインが微笑んでレイを見ている

「え! 美味しい料理を食べたかったからだけど… 貴族の食事どんな感じなのかな?」

「結構油ぽく… 調味料も少ないです」

レインが昔の記憶で説明している

「一度食べてみたいかな… 貴族の屋敷なら調味料や食材も多くありそうだし」

レイが笑顔で説明していると、レインが笑っている


日が暮れて食堂に向かい、席に座る

「まさか… スリームラビットの料理をするなんて… 」

娘が出て来てレイを見ている

「スリームラビットで合っていたんだ… 」

レイが笑顔で言うと、周囲のテーブルの男達が驚いた様に見ている

「一生に一度の魔物です… どう料理したら… 焼いて良いですか?」

娘が緊張したようにレイを見ている

「揚げたら油で肉の旨味が感じられにくくなるし」

レイが考えて席を立って厨房に入っていく

「レイさんどうしますか?」

奥さんが笑顔で見ている

「1つはこの間の籠で蒸したいです… その方が肉の旨味を味わえると思いますが… 味付けが塩と香草… あ! ちょっと取ってきます」

レイが笑顔で言うと、厨房を出て部屋に向かい乾燥した香草と塩を混ぜた物を持ってくる


「これですか? 少し辛味が有る香草も有るのですね… なるほど…」

奥さんが考えてから準備をしている。 レイは席に戻る

「あの塩を取ってきたのですか?」

レインが微笑みながら見ている

「良い調味料が無いからね… 焼いた肉用のソースも考えないと…」

レイが笑顔でレインを見ている


人が入ってくると、周囲がざわざわしている。騎士達が一斉に立ち上がっている

「え! 御主人様… あれ」

エリンがレイの後ろの方を見ていると、レイが振り向く

「え!ミリーアリア様」

レイが女性を見てから執事を見ている

「え! レイさん… こちらがレイさんの宿屋だったのですか?」

ミリーアリアが驚いた様にレイを見ている

「そうですけど… 何故こんな場所に?」

「騎士の方よりとても美味しい、領地一の食べ物が食べれると伺い、無理を言って食べに来ました」

ミリーアリアが笑顔で言うと、執事と侍女が苦笑いしながらレイを見ている

(あの人はこの前の命の恩人レイ様… 話を遮るのも良くは無いが… 周囲が騎士で固められているから良いのか? )


ミリーアリアの料理が運ばれてくる

「こちらがボアカツです」

娘が緊張したように置いている

「本当に大きい… 」

ミリーアリアが笑顔で言うと、侍女が少し切って一口食べている

(柔らかい… 外はサクサク中はしっとり… それにこのソースが絶賛させている物ですか… もっと食べたい… いけないいけない…)

「ゴホン」

執事が咳払いをして侍女を見ている

「申し訳ありません… とても美味しいです」

侍女が笑顔で言うと、ミリーアリアがナイフで切って口に運び、笑顔ですぐに次の肉を口に運んでいる。執事が驚いた様に見ている

(お嬢様、そんなに沢山食べたら… あの笑顔美味しいのは解りますが… いつも肉が出てきたらそんなに食べないのに… 止めた方が良いのでしょうか?)


ミリーアリアが一気に食べ終わると、執事を見て苦笑いしている

「大変美味しかったです… 」

ミリーアリアが少し恥ずかしそうに言うと、娘がもう1つボアカツを運んでくる

「え! もう一つ?」

ミリーアリアが笑顔で見ている

「お母さんからお付きの方用にと」

緊張しながら置く

「じいや少し食してください」

ミリーアリアが笑顔で言う

「それでは失礼して…」

執事が皿を隣の席に持っていってナイフで切って食べ始める

「外はサクサク… 中はしっとり肉が柔らかい… どうしたらこうなる… 美味ですが…」

執事が驚きながら呟いている。娘がコロッケを運んできて、侍女が食べてからミリーアリアが食べている

「油が気にならない… 大変美味しいです」

ミリーアリアが笑顔で言うと、レイ達の方にも料理が運ばれてきてレイ達も食べている


「スリームラビット焼き出来たよ」

奥さんが運んでくる

「うまそう」

レイが笑顔で言い、取り分けて食べ始め、レイン達も食べている

「スリームラビット!!」

ミリーアリアが驚いてレイ達のテーブルの肉を見ている

「スリームラビット… 幻の」

執事が呟く

「じい」

ミリーアリアが執事を見ている

「こちらにも頂けますかな?」

執事が奥さんに近付いて言う

「もう無いよ… 元々レイさんの持ち込みですから」

奥さんが笑顔で答えると、執事がレイを見ている

「ゴホン… レイさん譲って…」

執事がレイ達を見て言う

「え! 少ししか残ってないね… 取られたら無くなるし」

レイが考えている

「御主人様、下々が食べている皿から渡すのは無礼になります」

レインが笑顔でレイを見ていると、エリン達が執事を見ている

「大変貴重ですので、是非… 」

執事がレイを見ている

「仕方無いか… 何か後で相談しましょう」

レイが考えながら言うと、侍女が皿を持っていき、少し食べてからミリーアリアが食べ始める

「柔らかい!! 口の中で……」

ミリーアリアが一気に食べている。執事が驚いた様に見ている

(はしたないですが… 私の分は… )


ミリーアリアが帰ろうとする

「料理人の方に是非明日にでも領主の館で料理をしてほしいと思います」

執事が奥さんを見て言う

「無理です。 宿屋の食堂を閉めたら泊まっている方に迷惑です」

奥さんが笑顔で言う

「え! これ程の料理… 余程の料理人が」

「料理人なんかいないよ」

「え! しかし… 噂では… レシピも再現不可能と…料理長が… 」

「教えてもらい作っているだけよ」

「それでは、その方を御紹介下さい」

執事が慌て気味に奥さんを見ている

「レイさんから教わりましたよ… 共同レシピとして登録しているよ」

奥さんが笑顔で言うと、ミリーアリアと侍女がレイを見ている

「面倒になりそうなので部屋に戻ろう」

レイが小声で言うと静かにレイ達が食堂を出て行く

「え! まさか… でも… 本当でしょうか? 冒険者と言われていましたが…」

執事が混乱気味に奥さんを見ている。ミリーアリアが執事を睨んでいる

(レイさんが凄腕料理人… え? 冒険者だったと思いますが… じい! しっかり調査してから話しなさい!! だけど本当にお腹一杯… 食べすぎましたが… 後悔はしないです)


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