第42話 ニヴェルワイパー 後編
レイは着替えてからレインとアリスを連れて厨房に向かう
「ニヴェルワイパーの肉はあそこに有るよ… 多いでしょ… 料理の種類が限られて困るんだけどね」
奥さんが笑顔で見ている
「油で揚げたいのですが」
「揚げ物ね… パサパサになるよ」
「大丈夫です… あと小麦粉等の調味料も… 」
レイが説明してアリスとレインがニヴェルワイパーの肉を切りに向かい、レイが調味料を教えてもらって、食材も見せてもらっている
「これは… しょうが?」
「ジンだよ… スープに入れて食べる以外無いけどね… 沢山あっても仕方ないよ」
奥さんが説明している
「御主人様、肉はこのぐらいで良いですか?」
レインが大きな肉を持っている
「良い物が有ったから、美味しく食べよう… 肉は一口サイズに切ってから容器に入れて… 香草はみじん切りで塩と一緒に混ぜてから肉に揉み込むよ」
レイが笑顔でジンを持っていく
「はい、御主人様」
レインが笑顔で言うと、アリスが肉を切り分けている。レインはジンをみじん切りにしようとしている
「危ないからやるよ」
奥さんが笑顔でレインから包丁を受け取り手際よくみじん切りにして香草もみじん切りにしている
「ジンはみじん切りにしたら叩いて粉々にしてください、あと汁も一緒に容器に入れてください」
レイが説明していると、レインが肉の容器を持ってきて香草とジンと塩を入れて混ぜ合わせている
「これを揚げれば良いのかい?」
奥さんが油を用意して容器を見ている
「ちょっとまっていてください」
レイが小麦粉を容器に入れて、レインに説明して肉を小麦粉の容器に入れてから並べている。奥さんが揚げ始める
「そのぐらいで一度あげて冷ましてからもう一度あげてください」
「え? 何故だい?」
「そのまま揚げ続けたらパサパサになるので…」
レイが説明すると、奥さんが次の肉を揚げている
レイはアリスに伝えて大きめに切り分けてもらい、同じように香草と塩を揉み込んでもらい、レイはパンを薄く切ってから火で少し水分を飛ばしてから砕いている。 小麦粉を水で少し混ぜて準備をしている
「準備終わりました」
アリスが持ってくると肉を小麦粉と水で混ぜた物に入れてから、砕いたパンを付けてから奥さんに揚げてもらっている
「冷めてしまうけど良いのかい?」
容器に山積みになった肉をみている
「食べる前に揚げて出してください」
レイが笑顔で説明している
「後で味見させてもらうよ… 先に汚れを落としなさい」
奥さんが笑顔でレイ達を見ている。レイ達が厨房を出て行くのを見ている
(下ごしらえからここまで… 手が込んでいるね… 後で揚げたてを食べてみようかね… これなら他の肉も出来るね… うるさい客の為に先に作っておいとくかね… いくら取ろうかね)
レイは部屋に戻り服を脱いでいると、エリン達がお湯を取りに向かっている
「御主人様、御飯が楽しみです」
レインが微笑みながら服を脱いている
「予想よりも汚れたかな… 料理担当も欲しいかな…」
レイが考えている
「もっと料理に慣れて作れる様に頑張ります」
レインが笑顔で言うと、エリン達が戻ってきてお湯で体を拭いている
着替えて食堂に向かい、席に座り料理が運ばれてくるのを待っている
「揚げたてよ! フロックのスープも作ったから沢山お食べ」
奥さんが笑顔で言うと、山盛りの唐揚げとフライを持ってくる
「美味しい… 」
エリンが笑顔で食べている
「臭みが無く… この香ばしい匂い… いくらでも食べれそうです」
レインが美味しそうに食べている。 他のテーブルの男達が羨ましそうに見ている
「御主人様、パンを切って何をしているのですか?」
レインが不思議そうに見ていると、レイが葉野菜とフライを挟み込み食べている
「美味しそう」
アリスが真似をしている
「これは… 美味しい! 油が気にならなくなります」
エリンが真似して食べていると、全員真似して食べている
「頼むから、少し別けて下さい…」
男が我慢できなくなります、レイに近付いて頭を下げている
「嫌です。おかみさんに聞いてください」
レイが食べながら言う
「小銀貨5枚てフライ1つと揚物3つだよ」
奥さんが出て来て言う
「え! 有るのですか!! 高いけど… くれ!!」
「ニヴェルワイパーの肉だから滅多に食べれないよ」
「そうか………はーーーー!! ニヴェルワイパー!! まさかこの小僧が狩ったのか…」
男が青ざめながらレイの後ろ姿を見ている
(ニヴェルワイパーよりも強いのか? 高ランク冒険者なのか? 喧嘩売ったら殺される… 2度と売らないぞ… 売らない… あの少女に一撃でのされたのだから… )
「食べたいなら座りなさい」
奥さんが笑顔で言うと厨房に入っていき、他の男達も頼んでいる
店員が皿に乗せた肉を運んでいくと、すぐに男達が食べてすぐに追加注文をしている。 レイ達がお腹いっぱいになって満足そうに話している
「美味かったぞ… 相談だがこの料理商業ギルドに登録させてくれないか? 必ず儲けさせてやる」
宿屋の主人が笑顔で説明している
「面倒だけど… 」
「こっちで全部やるから… 真似られない様にした方が良いからな!! 頼む」
「御主人様、良いと思います。 この美味しさなら真似て変な物を出されるよりも登録してもらった方が良いです」
レインが説明している
「任せるよ… レインは頭脳だからね」
「はい、御主人様」
レインが笑顔で言うと、主人と相談をしている




