第25話 狩りの日常
翌朝、レイ達は朝食後町中を歩いて古道具屋に入り、鑑定を使いながら武器を見ている。剣2本と短剣1本を持ってカウンターに向かう
「銀貨8枚だ… 」
店主がレイを見て言うと、レイが硬貨を出してカウンターに置き、店主が数を数えている
レイ達が古道具屋を出ると町中を歩きながら食料を買っている
「レイ!! 久しぶりだな」
ラスター達が近付いてくる
「ラスターさん久し振りです」
レイがラスター達を見て言う
「レイ、冒険者ギルドには行ってないのか?」
ラスターが笑顔でレイを見ている
「用が無いので行ってませんが…」
「草原エリアて何回か見掛けたが、ランク上げしないでポーター雇えたのか? 運だけは良いな」
ラスターが笑っている
「運だけは良いので… ラスターさん達は休息日ですか?」
「今帰ってきた所だ! レイ気を付けるようにな… レイ達が冒険者ギルドに顔を出さず迷宮に入っているのを知った、一部の冒険者が狙っているみたいだからな… 襲撃されない様に気を付けろ」
ラスターが周囲を気にしたように見渡してから言う
「え!またですか…」
「用心するようにな! 」
ラスターが笑顔で言って歩いていく
狙われているのか… 帰り道には気を付けないと… 警戒も怠らない様にして… みんなを守れる様に考えないと… 新人は食い物にされやすいのかな
「御主人様、ラスター様は心配して声を掛けてくれたのですか?」
レインがレイの横顔を見ている
「気に掛けてくれて嬉しいけど… わざわざ探しに来てくれたのかな? ファーもいるから簡単に襲われないと思うけど」
レイが考えながら振り返りファーを見ている
「ファーが後にいると安心します」
レインも振り返りファーを見ると、アリスとエリンが微笑みながらファーを見ている
「御主人様様の護衛は任せてください」
ファーが少し嬉しそうな声で言う
その後も町中を歩いて必要な物を買うと宿屋に帰りゆっくり休むことにする
翌朝、レイ達は町を出て森に向かい、木ノ実等を拾いながら森の奥に歩いていく
「御主人様、魔物です」
エリンが警戒した様に言うと、アリスも周囲を見渡して魔物の方を見ている
「強敵なら逃げよう」
レイが警戒した様に言うと、エリンが先頭に森を進み、エリンが急に走りボアに接近していく
ボアはエリンに気が付き慌ててエリンに向かって突進し、エリンがかわしながら剣を振り下ろしボアの首を深々と斬り、ボアは勢いのまま転がって木に当たり止まる。木の上から木ノ実が落ちてくる
「あ! 木ノ実」
アリスが落ちた木ノ実を見ている
「運が良いかな… 木ノ実も拾おう… 」
レイが木ノ実を見ている。 エリンとファーがボアの血抜きをしている間にレインとレイが木ノ実を拾い、アリスか周囲を警戒している
あれは魔力茸? あっちは食用… キノコも採取するかな… あれは毒キノコ… 間違えない様に鑑定も忘れない様にしないと…
ボアの血抜きをしている間にレイはファーと訓練用の剣で訓練をしている。エリンはボアを吊るす木の準備をしている
ボアを棒に吊るして担いで町に戻っていく
「今日はボアか? 運が良いな」
門番がボアを見て言う
「運が良かっただけだけど」
「流石ハンターだな! 」
門番が笑顔で言うと、レイ達は町に入り革屋に向かい、店主に解体を頼んでから薬屋に向かう
「今日は何を持ってきた?」
レイ達は奥の部屋に通されてレイが袋から採取したものを出している
「魔力茸か? 中々良い物を… 痺れ茸に食用も… 食用は持って帰るように… 」
店主が笑顔で言うと、硬貨を取りに向かい硬貨を乗せたトレイを持ってくる
「銀貨がいっぱい」
レイが驚いた様に見ている
「魔力茸は高価な物だからな… マナポーションや中級ポーションに使われるからな… 次も見付けたら取ってきてくれ」
店主が笑顔で説明している
宿屋に帰ると宿屋の女性に拾った木ノ実を渡している
「全部は必要無いけど… 迷宮で火を使うなら日持ちするから持って行った方が良いよ… 」
「そうですね… そうします… 後でボア肉も届くと思います」
レイが笑顔で言うと、女性が微笑んでいる
「ステーキも任せなさい… ハンターとしての腕も本当に良いね」
女性が笑顔で言う
部屋に戻るとレイは硬貨を出して数えている
「御主人様、今日も銀貨沢山稼げて良かったです」
レインが硬貨を見ながら言う
「運が良いからかな? 魔力茸とボアだけで当分の宿屋代になるけど… いつ何が起きるか解らないから… レイン、エリン、アリス、ファー銀貨1枚ずつ持って置くように」
レイが笑顔で銀貨を渡そうとしている
「え! 奴隷に硬貨を預けるなんて…」
レインが困惑気味にレイを見ている
「緊急時に持っておいてくれた方が良いよ… 狙われているなら尚更」
レイが説明していると、レインが考えてエリン達と相談をしている
「御主人様、預かりますが…銅貨でも良いのですが」
レイン達がレイを見ている
「銀貨の数が多くて重たくなっているし… もっと持っていてくれても良いけど… レイン少し銅貨と小銀貨も持っていてくれるかな? パンや食料買う時に支払って欲しい… 」
レイが袋を置いて中身を出している
「え! こんなに持っていたのですか?」
レインが驚いて硬貨を見ている
「銅貨で支払うの面倒だし… 小銀貨も貯まっていたよ… レインは頭脳だから頼んだよ」
「御主人様… 奴隷に会計させるのは常識外ですが…」
レインが苦笑いしている
(御主人様… 硬貨を預かる何て… どうしたら、どうしたら解って貰えるのでしょうか? この硬貨の山で1月生活出来そうですが… 御主人様散財しているようで全然してないのですか? 食事はかなり良い物を食べていますが… 武器も防具も… それよりも収入が上回っていますけど… 今日もかなりの収入が…)




