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異世界転移のんびり自由に生きます  作者: 桂崇
第2章 冒険者生活のはじまり

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第22話 ファーナクレア 後編

奴隷商を出て古道具屋に寄り、必要な物を買い、レイは鑑定を使いながら商品を見て回って、剣を2本と短剣などを買い、市場で食料を買い込んで宿屋に向かう

「1人増えたのかい?」

女性がレイ達を見てファーを見て言う

「増えました… これでも女性ですので、一緒の部屋で大丈夫です」

レイが笑顔で言う

「香草などは取れたかい? 肉は届いているよ」

女性が微笑みながらレイを見て言うと、レインが袋から香草とニンニクを出している

「これでうるさい客を黙らせられるよ… 自分で取ってきて欲しいけどね」

女性が笑顔で説明している


部屋に向かい着替え、レイはゆっくり寛いでいる。エリンとアリスは洗濯をしている

「御主人様、部屋に泊まらせて貰い感謝します… 」

ファーが頭を下げている

「ファー何が有ったか教えて貰えるかな? 言いたくなければ良いけど」

レイがファーを見て聞く

「貴族の子息が町中で女性を誘拐して屋敷で監禁してなぶり、最後は殺害をしていました… この事を国王陛下に伝えようと騎士団長に伝えましたが… 逆に捕えられて牢獄に… 騎士団長から貴族の取引を学ぶ様に言われ… 取引を拒否したら、言われ無き罪を被せられて奴隷に… それもこの様な条件付きで… 生きていく希望もありませんでした…」

ファーが涙目で説明をしている


貴族か… 面倒だな… 正義感が強すぎて嫌がられたのか… 面倒事になりそうだから、気を付けないと… それよりも普段は顔を隠させた方が良いのかな? 国が腐敗しているなら、この国を出た方が安心かな? 今後も考えながら、迷宮探索をした方が良いかな…


「闘気や魔法についての知識はあるのか?」

レイが思い付いた様に聞く

「闘気はまとえます。 魔法は少しは使えます」

「闘気の扱いや魔法の知識を教えるように… 迷宮に入ったら数日は帰ってこれないと思うように」

レイが笑顔でファーを見ている

「それは構いませんが… 飽きたら… 娼館や町中で客を買う前に… 殺して欲しいです… 心も体も御主人様に捧げますが… お願いします… 我が儘を言うようで申し訳ありません… 自害は出来ないので…」

ファーが必死に頭を下げている

「その気は無いから、迷宮で役にたつ事を考えるように」

レイが慌てて言う

「御主人様、ファーと話し合いたいです」

レインが慌ててレイを見て言うと、部屋の角でファーとレインが話し合いをはじめ、ファーが驚いたようにレイを見ている

(え! 誰にも手を出してない! それにかなりの使い手なのですか? それに奴隷として扱ってないのですか? 御主人様は変わっているのですか? 良い人に引き取らせて貰ったのですか… 意味が解らない… 何故奴隷を買うのか…何故? )


レイ達は食事に行こうとする

「ファー、食事中も鎧を着ていた方が良いのか? 顔を隠した方が良いのか?」

レイが鎧を着たままのファーを見ている

「食事は残飯で良いので部屋で頂きたいのですが… 干し肉とスープでも良いですが…」

ファーが申し訳なさそうに言う

「ファーさん、これで髪を隠して… フード付きの外套で見えにくくして食べますか?」

レインが考えてから外套を持ってきて言う

「顔を見られたくなければ、それが良いのかな? 早く羽織って食堂に行くよ」

レイが外套を見ている

「え! どうしたら… 残飯でも良いのですが… 奴隷ですから」

ファーがキョロキョロして助けを求める様にエリンを見ている

「御主人様ですから無駄です。 今日のメインは角ウサギの肉です。早く行きましょう」

エリンが笑顔でファーを見ている

「あのニンニク焼き本当に美味しいです」

アリスが満面の笑顔で言う

「早く行くよ」

レイが笑顔で言うと、レインが手伝いながら兜を取ってから髪を隠すようにしてから外套を羽織ってフードを深く被っている


食堂に向かうと、ニンニクの焼ける匂いと他の客ががっついて食事を食べている。ファーが驚いたように周囲を少し見てから席に座る

「角ウサギのニンニクと香草焼きと角ウサギの香草スープだよ」

女性が微笑みながら運んでくる。アリスが匂いにヨダレを垂らしている

「前よりも美味しそう… 」

レイが肉を見ながら言う

「ウサギの皮から出た油でニンニクを炒めてから肉を焼いているからね… ニンニク多く欲しいですが、毎日取りにいけないかい?」

女性が微笑みながら言う

「迷宮で鍛えたいので」

「仕方無いね… 採取だと、そんなに多く獲られないからね」

「畑で育てて見たら? そんなに難しいと思えないけど」

「そうだね… 今度近くの畑を持っている人に頼んでみるか…」

女性が微笑みながらレイを見ている


ファーがウサギ肉を口に運び、驚いたように次々と口に運んでいる

「え! もう無い」

ファーが呟く

「ファー美味しかったかな?」

「はい、これ程の美味しい肉は初めてです… あ!! 申し訳ありません」

ファーがレイの顔を見て慌てて言う

「薬草採取に行ったら、また採取するよ」

レイが笑顔で言うと、アリスが肉汁をフォークで集めてすくい口に運んでいる

「肉汁はこうやってパンに着けると美味しいよ」

レイがパンをちぎって、皿に押し付けて肉汁を吸わせてから食べている

「え! そんな方法…」

エリンとレインが慌てて真似てパンを食べている。アリスが真似をしようとして既に肉汁がほとんど無くて、ガッカリしている


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