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異世界転移のんびり自由に生きます  作者: 桂崇
第10章 内乱と商圏拡大

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第194話 レイの暗躍とフォールベアン 後編

レイ達は森を進み、軍から離れて行くと、密偵が報告にやって来る

「フォールベアン殿下が軍を指揮して対峙しているのか… 数は互角なら大丈夫なのかな? 」

レイが考えている

「他の軍の状況は?」

レインが密偵を見ている

「明日には別の軍がこの先の街道を通るとは思います」

密偵が詳しく説明している


「エリン、数人でこの先の街道の脇の木を数本切り倒して、封鎖してね」

レイがエリンを見て言う

「行ってきます」

エリンが笑顔で言い、警備担当4人を連れて走っていく

「御主人様、軍が道の封鎖で警戒を強めますが…」

レインが心配そうに言う

「木を退かしている間、何もしないから… 相手は1日無駄にしたと思い、野営をしてくれるよ」

レイが笑みを浮かべている

「こちらもゆっくり休ませます」

レインが微笑みながら言う


翌日、軍の隊列が木が倒れている場所に到着して周囲を警戒しながら、木を退かしている。 日が暮れる前に木を全部どかし終わり、兵士達がその場で野営を始めている


レイ達、少し離れた位置で野営をしている場所に夜襲を仕掛けて兵士達の四肢を砕いてから荷馬車を燃やして、軍が集まってくる前に再び山に入って行く。軍の集まった兵士達は燃える荷馬車と倒れている男達を見て立ち尽くしている


翌朝、レイ達は侯爵家へ続く街道近くまで到着して、平原に駐屯している軍を見ている

「前方に軍を展開していますが後ろは本陣と予備軍ですね」

レインが遠くを見ながら言う

「それでは盗賊の頭を捕らえに向かおうか? フォールベアン殿下の密偵は見付けたかな?」

レイがエリンを見ている

「さっき密偵を3人捕らえました。 ルカに聞き出してもらいましたが、やっと1人が執事の配下と判明しました」

エリンが笑顔で説明している

「治療して他の密偵の素性も調べておいてね… お土産を送らないとね」

レイが笑みを浮かべている

「夜に動きますか?」

レインが微笑みながら言う

「謎の黒装束集団は、フォールベアン殿下の指示で動いたと証言してもらわないとね」

レイが笑顔で言い、みんな笑っている


日が暮れるとレイ達は暗闇に紛れて駐屯している軍に近付く

「眠りにいざなえ、スリープ」

レインが魔法を使い、立っていた兵士が倒れて眠ると、レインが次々と魔法を使い見える兵士達が倒れていく


レイ達が大きなテントに近付きながら、レインが魔法で兵士を眠らせて進む

「軍議中です」

エリンが聞き耳を立てて言うと、レインが魔法を使いテントの中の人達を眠らせていく

「なんだ!! おい!! どうした? 誰かいないのか!!」

男が慌てたように周囲を見て言い、しばらくすると眠気に倒れている

「拘束したら四肢を折っておいてね」

レイが笑顔で言い、見張りを残してみんなでテントに入り倒れている人達の口に布を押し込んでから四肢を砕いている


「お前がこの軍の大将かな?」

レイが涙を流しながら倒れている男を見下している

「助けてくれ… 頼む… 」

男がレイを見上げている

「殺さないよ… 密偵さんこいつらを任せるよ」

レイが入口から見ている密偵を見て言う

「は!! そいつが首謀者の1人の侯爵ですが… どう処理を…」

密偵が苦笑いしている

「仲間を呼んでフォールベアン殿下にお土産として持って行ってね… そうそう謎の黒装束からの盗賊の頭を捕まえたから、献上品と言っておいてね」

レイが笑顔で言う

「は? 盗賊の頭… 」

「じゃあ盗賊の持ち物を奪いに行ってきます。 後で届けますね」

レイが笑顔で密偵を見ている。 全員の四肢を砕き終わったのを確認した、レインがレイに耳打ちして、レイ達は他のテントに向かい、次々と兵士達の四肢を砕いて回り、夜が明ける前に荷馬車が集まる場所に向かい、同じように兵士の四肢を砕いて、荷馬車の荷物を全て魔法の鞄にしまい、その場を離れて行く


日が昇る前に密偵が合図を送り、別の密偵がやって来ると、現状を伝えて密偵が慌てて報告に向かう

「殿下、早朝ですが… 緊急の報告が参りました」

執事がフォールベアンを見ている

「今度は何処の家が合流したのか?」

フォールベアンが執事を見ている

「謎の黒装束集団が侯爵家の本陣を襲い、侯爵以下主だった者達を全員四肢を砕いて放置したそうです。 それも盗賊の頭を献上すると言い、盗賊の持ち物を没収するとも…」

執事が報告内容を説明している

「は? 何を言っている? 意味不明だ!! 朝から冗談はよせ」

フォールベアンが頭を押さえている

「緊急でしたので騎士団一小隊を向かわせました… それが本当ならばこんな事をやれるのは、この国に1人しかいません」

「は? フォーレルドルフ子爵領にいるだろう」

「誰も姿を見てません… 密偵を狩られてから次の密偵を送り込むまで監視ができてません」

執事が説明をしている


「殿下!! 偵察の騎士からの合図です!! 事実との事です」

騎士が入ってくる

「何が真実か!!」

「執事様よりの指示の真実と… 伝令を送らないと分かりません」

騎士が慌てて言う

「は? それは… 本当なのか? ……」

フォールベアンが立ち上がり呆然としている

「お伝えします!! 敵軍に動きがあります!! 一部の軍が後退しています!!」

騎士入ってきて言う

「全軍に通達!! 一気に敵本陣まで突撃だ!! 」

フォールベアンが言うと騎士が驚いたように姿勢を正して言う


フォールベアンの軍が進み始めると、敵軍は慌てたように逃げ始める者とその場で降伏していき、突撃した騎士団が本陣に到着すると倒れている兵士達を見て目を見開いている

「隊長、侯爵以下主だった者が全員四肢を砕かれて置かれていました… 先程敵の騎士に降伏しないと全員その場て処刑すると伝えましたが… 侯爵の姿を見て慌てて帰っていきました」

騎士が苦笑いしながら報告して、騎士達が陣内の兵士達を見て回り始めている

(は? 何が起きたのか… 暗殺か? いや、死んでないから暗殺とは言えないか… それよりも本陣を潰したのは何者だ? … フォールベアン殿下は知ったから全軍で進撃を… 主力を失った反乱軍は今後どうなるのか? 降伏してくれるか? その前にこの状況説明来てくれーーーー 誰でも良いから、四肢を完全に砕いて放置なんて何を考えている!!)

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