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異世界転移のんびり自由に生きます  作者: 桂崇
第9章 公爵家と冒険者生活

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第188話 王都からの騎士 後編

レイ達はルセイドの町に到着すると、本邸に向かって進んでいき、目の前に兵士と貴族が待ち伏せしている

「貴様がレイか!! 国王陛下の命令で捕らえる!! 」

貴族が馬車を見て怒鳴り兵士達が取り囲んでいる

「何ですか? いきなり捕らえるとは? 誰の命令でしょうか?」

レイが馬車から降りて言う

「国王陛下の命に逆らうならば、どうなるか分かっているだろう!!」

「この紋章が何か分かりすか? 国王陛下に確認の使者を出しましたが、捕らえると言う王命は出ておりません、お帰りください」

レイが王家の紋章を見せている

「は? 王家の紋章!! 何故平民が!! 偽装など許されないぞ!!」

貴族が慌てて叫んでいる

「今回の件は国王陛下に抗議させてもらいました。 あなたにも処分が下されると思います」

レイが笑顔で言うと、兵士達が顔を見合わせて貴族を見ている

「だだだ黙れ!! 捕らえよ!! 捕らえられたくなければ、全ての利権を差し出せ!!」

貴族が焦ったように言う

「利権欲しさに脅しですか? あーーー怖い! ここはルセイド伯爵領ですので、伯爵家の騎士に捕らえてもらいましょうか? 王命でないならば、脅しは許されません」

レイが笑顔で言い、兵士達が動揺している

「何を!! 平民ごときの言う事と我の言う事どっちを信用するか!! 捕らえてしまえ!!」

貴族が慌てて怒鳴る

「勿論レイ殿の言う事を信用するが… ここまで聞いたら意味も無いがな…」

ルセイド伯爵が馬車から降りて言う

「何様だ!! いくら伯爵でも許さないぞ!!」

貴族がルセイド伯爵を見て慌てて後退りしている

「証拠はこのぐらいで良いですか?」

レイが振り返り騎士を見ている

「愚か過ぎる… すぐに王都に移送して処分を下します。 王命偽装は反逆罪です。 後ろにいる貴族も全員捕らえます」

騎士が睨みながら言う

「貴様!! 愚弄するか!!」

「黙れ!! 王宮騎士団である!! 国王陛下の命で貴様らを反逆者として捕らえる!! 王家の紋章を偽装だと!! 許されないぞ!! 貴様ら何処まで腐っているのか!! 全員覚悟せよ!!」

騎士が怒鳴り国王陛下からの王命の命令書を見せている

「へ? 本物… 何故」

貴族が目を見開いている

「捕らえよ」

ルセイド伯爵が言うと、騎士と兵士達が集まって、包囲している


「あれ抵抗しないのか?」

レイが大人しく捕まっている兵士達を見ている

「抵抗したらその時点で反逆罪です。 命令されていただけならば、状況的に軽い処罰のみです。 あの男以外は」

騎士が男を睨みながら言う

「それならば最初から潰しておけば良かった… 」

レイが呟いている

「レイは動くな… ロックリザードの件は連絡が入っている… 暴れたら終わりだろう… それと冒険者ギルドに顔を出してくれ… 公爵様より連絡が来ている… ギルドマスターからもお願いが来ている」

ルセイド伯爵が苦笑いしている

「面倒だから時間に余裕が出来たら顔を出します」

「絶対に顔を出さないだろう… 仕方ないが… そう言えば迷宮でまだ殲滅を続けているのか?」

「メイならば好きにさせてますけど」

レイが笑顔で伯爵を見ている

「後は任せて帰ってよいぞ… 屋敷から出なくても良いからな… 後は化粧品を早く欲しいとうるさいから早く作ってくれ」

伯爵が苦笑いして言う。レイ達が本邸に向かい帰っていく

(王宮騎士団がわざわざ来るとは… 王家もレイに暴れて欲しくないのだろう… レイ、頼むから暴れないでくれ… 出歩かないでくれ… 出歩かれると、いつか国を滅ぼしそうだから…)


レイ達は本邸に向かい

「御主人様、お帰りなさいませ」

執事と侍女が並んで出迎えている。 パミラリーゼが侍女達を見て血の気が引いている

「御主人様、御無事に帰って来てくれて本当に嬉しく思います」

フローネが笑顔でレイを見ている

「面倒な事が続くならば、本当に他国に行こうかな? 」

レイが笑みを浮かべている

「一緒に連れて行ってくれますか?」

フローネか慌てて言う

「ちょっと交易だからこの屋敷を守っていてね」

レイが笑顔で言う

「え? 交易に…」

「部隊編成も考えないとね」

レイが笑顔で言い、屋敷に入っていく。パミラリーゼが呆然と建物を見ている


レイは本邸でゆっくりして、果実の種と皮と花びらを錬金術姉妹に渡して、石鹸と中級ポーションと化粧品の製造をしてもらっている

「御主人様! 出来ました!! 今までで最高の品質です」

レイが錬金術姉妹の所に行くと、錬金術姉妹がレイを見て叫ぶ

「これは… 色々混ぜて絶妙な配合具合になっているのかな? これならば、貴族が高値で買いそうだね」

レイが鑑定をしてから言う

「足りなかったピースを果実の花びらで完成しました!! 乾燥しているので後で更に作れます」

「流石2人だね!何かご褒美欲しいかな?」

「助手をください!! 錬金術を使える可愛い子を欲しいです! 」

錬金術姉妹が満面の笑顔で言う

「子供達でしたい子は居ないのかな?」

「手伝ってくれますが、錬金術を使えません!! 中々基礎から教えても出来ません… 」

「素質がある子を探すか…」

レイが考えている

「御主人様… 早く増やしてください… ポーション… 助けてください」

フィオナか涙目でレイを見ている

「少し探すけど… フィオナの兄達は破産したみたいだよ」

「え? そうなのですか?」

「あのポーション作りは、薬草の下処理をフィオナがしていたから出来たみたいだね… ポーションの質が下がり、ポーション作りが中々難しくなって、この前町に行ったら、店が閉店していたよ… フィオナの優秀さがよくわかるよ」

「え? 優秀?」

「優秀です!! フィオナから沢山学んでいます!! だからフィオナ並みの天才錬金術師を探してきてください!! 可愛い子限定です」

錬金術姉妹が笑顔で言う

「うそ… そんなに優秀では… 天才でも無いです…」

フィオナが驚いたように錬金術姉妹を見ている

「本当に優秀です!! フィオナは一生離しません」

錬金術師姉妹が笑顔で言い、フィオナに抱きついている


これはこれで良いのかな? 錬金術姉妹がフィオナを天才と認めているなんて… 2人も天才と思うけど… 可愛い子を限定にされると、見つけにくいな… 他の錬金術師達は鍛えすぎたからな… 新しい錬金術師探さないとな… それにしても、本当にこんな凄い物を簡単に作るなんて… 王妃様の圧が更に強くなりそうな… 王都にどうやって届けようかな? 取りに来て欲しいな


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