第165話 ルセイドの開拓村 後編
レイは採取した植物などを魔導具師に渡して蒸留魔導具で抽出をしてもらい、蒸留魔導具を増やしてもらうように伝えている。メイにレイメリシア達鍛える奴隷を預けて、出発の準備をしている
「御主人様、アイリーンが一緒に行けて嬉しいと言ってました」
ニースが微笑みながら言うと、アイリーンが慌てたようにニースを見ている
「山に入るのが好きだったのかな?」
「メイさんの鍛錬から抜けられるのが嬉しいそうです」
「え? メイの鍛錬が嫌だったのか」
レイがアイリーンを見ている
「え!! 違います!! えーと… 違わないけど違います!! メイさんの鍛錬が嫌と言うか… 迷宮に住んでいるので… いや… えーと…その……えーと…メイさんは凄いですけど、手加減が無いので…」
アイリーンが必死に言い訳を考えている。 レイが鑑定をして苦笑いしている
「アイリーン、ニースもアイリーンが側にいて嬉しそうだから、言い訳よりもニースと仲良くしてね… ニースに嫌われたら、メイの所行きかな?」
「え! ニースさんに嫌われません!!」
アイリーンが慌てて言い、ニースを見ている
レイ達は、街道を進み途中山道に入って進み、開拓村が見えてくる。 開拓村の状況を確認して、以前川で水晶を見付けた場所に案内してもらっている。 村人が川から白い水晶を拾って持ってくる
「これですが、何でしょうか?」
村人がレイに水晶を見せている
「やはりな… 川の上流か… レイン川の上流を調査するよ」
レイが笑顔で言う
「御主人様、水晶が欲しいのですか?」
レインが疑問そうに言う
「水晶よりも地層のガラスの原料だよ… ガラスの原料と長石を使えば釉薬が完成するからね」
レイが笑顔で説明している
「御主人様、川の水が冷たくて気持ちいいです」
エリンが川に入って笑顔でレイを見ている
「急がないから今日はゆっくり遊ぼうか? メイド警備隊も交代で川底の輝く物や綺麗な物があれば拾い集めてね」
レイが笑顔で言い、ベイロースが護衛達に交代で川に入るように伝えている
レイは集められた物を鑑定している
「御主人様、この綺麗な物は何でしょうか?」
レインが興味津々に見ている
「あの時見付けた物よりも純度は低いけど、加工したら宝石になるかな? 加工職人を雇うかな? 川からだから、そんなに得られないから持ち込みかな? レインはどれが欲しい?」
「え! どれが… 御主人様の選ばれるものなら何でも良いです」
レインが笑顔でレイを見ている
「良い物が見付かったら、宝飾品も作ろうかな? 調査も沢山しよう」
レイが笑顔で言い、レインが嬉しそうな笑顔をしている
翌日、川沿いに山に向かい、山で野営しながら調査をしている
「御主人様、河原でこれが発見されました」
ベイロースが水晶を持ってくる
「結構大きいね… この山に水晶が眠っていそうだね… 地層を見付けて水晶になれなかった石英を見付けよう」
レイが笑顔で歩いていき、周囲を鑑定している。 レイが岩を見て笑みを浮かべると剣を抜いて斬りつけている。岩が割れ中に水晶が詰まっている
「御主人様綺麗ですが…重たそうです」
エリンが中を見ている。レイン達も集まり中を見ている
「大きな原石だな… 紫水晶か… かなり色も綺麗だな… あの付近の岩かな? 」
レイが岩山を見ている
「割ったら中から出てきますか?」
「割っても出ないかな? 結晶が中に有るかもしれないけど… 柔らかいなら集めて洗い、白色や透明な色の砂になれば良いかも…」
レイが笑顔で見ている
ベイロースが指示をして、護衛担当達とメイド警備隊達が岩を少し砕いて水で洗っている
「これがそうですか?」
ベイロースが白色岩を持ってくると、剣の柄を叩き付けて砕いている
「水晶になれなかった物だね… これが欲しかったよ… 集めてね」
レイが笑顔で鑑定している
「あの付近の岩がそうみたいです」
ベイロースが岩を見ている
「御主人様、こんな物も有りました」
エリンが緑色の物を持ってくる
「え? ヒスイ?」
レイが鑑定をしている
「ヒスイですか? 」
レインが驚いたように見ている
「どこにあったの?」
「あそこで見付けました」
エリンが遠くにいる護衛達を見て言う
「ヒスイがあるなら、加工して装飾品でも作るかな? レイン帰ったら職人を調べよう」
レイが笑顔で言い、レインが頷いている
レイ達は開拓村に戻り、工房に向かう
「御主人様、本当にほとんど来ないのですね」
女性がレイを見て言う
「錬金姉妹は元気にしています」
「娘達が元気なのは知っています。 行商人が教えてくれますから! それよりもポーションの瓶が全く足りません! 行商人には伝えましたが、 作る量よりも全然少ないです」
女性が説明している
「そんなに作らなくても」
「何を言っているのですか? 誰が錬金術師を送り込んできたのですか? 薬草も沢山採取出来て、薬草採取も2人が勝手にします… 無責任に工房を作らないでください… と言うよりも錬金術師を送ってきて無責任です」
女性がレイを見て言っている
「瓶か… 空瓶の回収をしても足りないか… ポーション用の瓶を大量に作ってもらうか… どこで作っているかな…」
レイが考えている
「言われていた植物の採取もしてありますので、持って帰ってください… こんな物も役にもたちませんが…」
女性がレイを見て言う
「結構あるね… レインしまって魔導具師達に作らせるよ」
レイが笑顔で言い、レインがしまいに行っている
「何を作るのかい?」
女性がレインを見て言う
「説明よりも見た方が早いかな?」
レイが笑顔で言い、ルカが魔法の鞄から容器を出して見せて説明をしている
「は? 化粧品!! 」
女性が驚いて叫んでいる
「ルカ、余っている物を渡して試してもらおう… この原料の一部です」
レイが笑顔で説明している
「これの… 」
女性が興味津々に見ている
「一部は錬金術姉妹が抽出していますけど… あれ? よく考えたらあの姉妹がほとんど作っていたか… 効果もどんどん上がっているし… 良い娘さんになりました」
レイが笑顔で説明している
「は? あの子達が… もしかして寝ずに作っているとか… 部屋からの出て来ないとか… 仲間を引き摺って部屋に戻るとか… 全部本当でしょうか?」
女性が苦笑いしている
「ベイロースに聞いてください… フィオナに薬草の下処理をしてもらうから、部屋に連れ帰るけど…」
「はぁ… そうですか… そうですか… 御迷惑をお掛けしています…」
女性が頭を下げている
「稼ぎも凄いからね… 王妃様にクリーム使ってもらっておるからね」
「は? はーーーーーー 王妃様に!!」
女性が叫んでいる




