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異世界転移のんびり自由に生きます  作者: 桂崇
第8章 化粧品開発とヒリア

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第162話 水田と湖畔 中編

レイ達が農民達の方に歩きながら言い争いの内容をエリンから聞いている


農民の借金? それに女性を寄越せ? 奴隷として売り飛ばすつもりかな? 女性も嫌がっているし… あ! 殴った… あ! 捕まったか… 取り戻そうと揉み合いに… 怪我人も出ているな…


「誘拐かな?」

レイが近付き笑顔で男達を見ている

「なんだお前!! お! いい女!!」

男がレイ達を見て叫ぶ

「暴力と誘拐は… それと尋ねたいだけど、ここの畑の持ち主さんはどこですか?」

レイが笑顔で男達を見ている

「誰に向かって言っているんだ!! 貴様! 領主様に伝えて処分させるぞ!! 」

「ん? 領主様に? 出来るのかな? 商人が好き勝手出来るのかな? 」

レイが笑いながら言う

「痛い目にあわせてやれ!!」

男が怒鳴り、男が笑みを浮かべながら、レイの方に近付いてくる。レイの後ろから鎧を着た騎士が出てくる


「護衛か? 全員で思い知らせてやれ!!」

男が怒鳴り、男達が囲むように集まり笑みを浮かべている

「頭悪いのかな? 戦って良い相手じゃ無いと思うけど… 」

レイが呆れ気味に言うと、レイの後ろで執事が苦笑いしている

「頭が悪い? どっちがだ!! 鎧を着た護衛が前に出ただけで!! 男は皆殺しでも構わん!! 女は…高く売れるぞ!! 捕まえろ!!」

男が笑みを浮かべながら言う

「ところで領主ってどこの領主様かな? あーー名前はなんていうの?」

「領主様に対して無礼だろう捕まえろ!! 」

男が怒鳴っている

「あれ? もしかして代官が領主と思っている? ちなみに、この人フォーレルドルフ子爵家の騎士だからね」

「偽物騎士が何が出来る!! こっちが本物の騎士である!! 領主様より権限も与えられているのだぞ!! 」

「は? そいつらが騎士? 頭がおかしいのか… 残念だな… 執事さんこの場合どんな罪状だろう」

レイが振り返り執事を見ている

「徹底的に調べる必要があります。 レイ様捕らえていただきたいと思います。 生きていればどんな状態でも構いません」

執事が頭を下げながら言う

「執事さん責任取ってね」

レイが笑顔で言うと、レインが微笑んでいる

「フォーレルドルフ子爵家が全ての責任を負います。 捕縛を御依頼致します」

執事が頭を下げていると、男達が武器を抜き騎士に斬り掛かっている

「じゃあ、畑を荒らす前に全員捕らえてね」

レイが笑顔で言うと、護衛担当達が散らばり、男達を殴り、怒鳴っている男の方に弾き飛ばして集めていく


「貴様ら!! こここここんな事をしてただで済むと思うな!!」

男が後退りしながら言い、エリンが女性を捕まえている男を殴り、腹に蹴りを入れて転がしている

「依頼されたから仕方ないよね? それに代官だけど、昨日捕まって代官じゃ無いし… あれ? あなたの後ろ盾いないよね? 権限も無くなったし」

レイが笑顔で言う

「嘘だ!! … マーブリル子爵様が許さないぞ!!」

男が後退りしながら叫ぶ

「ん? マーブリル子爵様? それで? まさかマーブリル子爵様の指示で好き放題していたのか!!」

レイが驚いて叫び、執事が苦笑いしている

「驚いたか!! マーブリル子爵様が許さないぞ!! こんな事をしたのを後悔しても遅いぞ」

男が笑みを浮かべている

「証拠なんて無いし… 嘘だろう」

レイが笑顔で男を見ている

「これこそマーブリル子爵様より与えられた紋章である!! 傘下にしてほしければ、その女を差し出せ!! 」

男が笑い始める

「バカなやつだな… 偽物で喜んでいるなんて… 因みにその紋章が本物ならば、マーブリル子爵家危ないよ… 今度こそ子爵家は取り潰されるな… あ! そうなると、それは偽物と言い訳と喜んでお前達の財産も差し出すか… フォーレルドルフ子爵家が大きくなりそうだな」

レイが笑顔で説明している

「は? … ゆゆゆゆ許されないぞ!! 絶対に」

男が焦ったようにしている。騎士が近付き取り押さえている。護衛担当達が集めた男達の両腕を折り始めている


女性はエリンを抱きついたまま離れないでいる。 レイ達は立ち尽くしている農民達の方に歩いていく

「ここの畑の持ち主はあなた達?」

レイが立ち尽くしている人達を見て言う

「え? そうですが… 助けていただいてありがとうございます」

農民達がレイ達を見て慌てて言う

「ちょっと聞きたいだけど、この作物は何かな?」

「水麦ですが… 」

「水麦? 他の名称はないの?」

「え? それは… 米と昔は呼んでいましたが… その… 売れなくなり麦と名前を……」

年寄りの男が説明をしている

「食べてみたいな… ないのかな?」

「数年分の物は倉庫にありますが… お礼に用意させます… あまり美味しくないですが」

年寄りが説明している


「御主人様… 離れてくれません」

エリンが困ったようにレイを見ている

「そろそろ離れてくれませんか?」

レイが女性を見て言う

「え!! 運命の人に会えました!! 離れません!! あーーーー麗しの」

女性が満面の笑顔エリンに抱き着いている

「病気が… はぁ…… みんなで家に連れ帰るぞ」

男が言うと、数人で無理矢理引き離し、数人で抱えて家に持っていく

「賊よりも疲れました」

エリンが呟いている。レイン達は笑っている


レイ達は周囲を見て回り、ルカとミセルは料理を作っているのを見てから、レイの元にくる

「残念です… 玄米でした… 農具も見てきましたが… 精米が出来ません」

ミセルが残念そうに説明している

「そうすると… 古代米ぐらいなのかな? 調べたほうが良いのかな? 少しもらってきて」

レイが考えている

「こちらですが… これを煮ています」

ルカが手を広げて見せている。レイが鑑定をしている

「米粒は小さくなくて悪くないね…色合いも悪いとは言えないか… 精米方法を教えれば良いかな? 売る気は無いけどね」

レイが笑みを浮かべている

「売らないのですか?」

レインが不思議そうに見ている

「加工品は売るけどね… 数年後かな?」

レイが笑みを浮かべている

「御主人様ならば… 美味しいご飯が食べれそうです… 米が有れば… 米… 加工品… 酒にみりん… みりん!! 欲しいです!!」

ミセルが叫んでいる


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