第160話 ムガイル族 後編
フォーレルドルフ子爵が捕らえられているムガイル族を見ている。 騎士達はムガイル族達の調書を作り、代官の屋敷調査や商人達を捕らえてに向かっていく
ムガイル族長が捕らえられている部族の者達を見て回り戻ってくる
「レイ様、 レイメリシアの事ですが、一騎打ちで破った者は何者でしょうか? 一騎打ちの対価が何でもすると言っていたみたいですが… 一緒に期間奴隷にしても宜しいのでしょうか? 孫はそのまま奴隷で構いませんが…」
ムガイル族長がレイの元に来て地面に座り込み頭を下げながら説明している
「ファーに挑んだ勇ましい女性か… 」
レイが思い出したように言う
「レイメリシアは、若い女性ですが実力者であり、我が部族最強の戦士でもあります」
ムガイル族長が説明をしている
「面倒になるならば、必要ないけど… 」
「ムガイル族の為に… レイメリシアをレイ様の元にいてほしいと思います… あれでも我が一族の者ですから… 30年前の間違いを繰り返さぬ為に… お願いします」
ムガイル族長が地面に頭をつけている
え? レイメリシアは族長の一族なのか? 最強と言われても弱かったけど… フォーレルドルフ子爵に相談するかな? 間違いを…と言われても… あ…
「御主人様、一度チャンスを与えては? 期間奴隷から借金奴隷にしてしまい、御主人様がもらうのも良いとは思います。 ムガイル族が反乱を起こすならば、レイメリシアに殲滅を命じれば良いとは思います」
レインがレイを見ている
「弱いのを思い知らせれば良いかな? 」
「御主人様の足元にも及ばないと思います… 」
レインが微笑みながら説明をしている
レイは執事に伝えて、フォーレルドルフ子爵に許可をもらい、レイメリシアを呼び出して族長に説明をさせている
「族長、申し訳ありません… まさか捕らえられるとは… 死なせてくれなければ… 借金奴隷で弄ばれようとも… 絶対に子供は作りません」
レイメリシアが頭を下げながら言う
「辛いが… 貴族に利用されない事が重要である… ムガイル族の未来の為に… 最後のチャンスでもある… 」
ムガイル族長が涙目でレイメリシアを見ている
(勝って解放をしてもらわないと… レイメリシアの負けは許されない…… 何でもして勝ってもらわなければ…)
レイメリシアの怪我をポーションで治療をさせてから武器を持たせている
「準備は良いかな? 」
レイが訓練用の剣を片手に笑顔で言う
「最後のチャンスを与えてもらい感謝する… 一騎打ちの対価だが… 私が負ければ金貨100枚の借金をする…借金奴隷としてあなたに生涯を捧げる…」
レイメリシアがレイを睨みながら言う
「希望はないの?」
「ムガイル族の為に今回捕らえられた者達の解放を望む!!」
「付き合わないね」
「何!! 」
「約100人の解放の為に金貨100枚なんてね」
「それは……」
レイメリシアが悔しそうな顔をしている
「10人が良いところかな?」
「それで構わない……」
レイメリシアか悔しそうに睨んでいる
「フォーレルドルフ子爵様、全員を掛けるならばどうしましょうか?」
レイが納得をしていないレイメリシアを見てからフォーレルドルフ子爵を見ている
「レイ殿なら負けないだろうが… ムガイル族の若い女性100人… 処女の女性限定で100人掛けるぐらいしてほしいがな…」
フォーレルドルフ子爵が考えてから言う
「は!! 何も知らない部族の少女達を掛けるだと!!」
ムガイル族長が叫んでいる
「それは… 無理です……」
レイメリシアが呟く
「じゃあ早く終わらせようか? 」
レイが剣先をレイメリシアに向けている
「覚悟… 」
レイメリシアがレイを睨み武器を構えている
レイメリシアが間合いをはかり、一気に接近すると、レイが闘気をまとった状態で剣を振り抜き、レイメリシアの腹に当たり弾き飛んで地面に何回かバウンドして地面に倒れている
「は!!」
ムガイル族長が叫んでいる
「決着で良いのかな? まだやる?」
レイが笑顔で動かないレイメリシアを見ている。騎士が近付き完全に気絶しているのを確認している
「ムガイル族長、勝負ありで良いかな?」
レイが笑顔でムガイル族長を見ている
「レイ殿の強さ理解しました…」
ムガイル族長が力無く言う
「それで後ろの奴らの暗器で、いつ攻撃させるつもりだったのかな?」
レイがムガイル族長を見ている
「は? 何故……」
ムガイル族長が信じられない物をみるような目付きでレイを見ている
(まさか… 暗殺術も見抜いていたのか? このままでは… ごまさなくては… レイメリシアを殺しても無駄か… 逃げても捕まるのか? 隙すらないとは… 仕方ない… ここはこのまま引き下がろう)
「御主人様、そろそろ殺しても良いですか?」
少年が笑顔でムガイル族長の後ろの男達の後ろで笑顔で言う
「殺さないで良いよ… 暗器は何かな?」
「小型の針です」
少年が笑顔で言い、男を投げ飛ばして腕から暗器を奪っている
「これは… 自衛の為の…」
ムガイル族長が悔しそうに言うと、フォーレルドルフ子爵の顔が引きつっている
「問い詰めないけど、族長が敵対するならば、どうなるか分かっているかな?」
「部族は終わりです… 」
ムガイル族長が座り込み言う
「フォーレルドルフ子爵後は任せます」
レイが笑顔で言い、騎士がレイメリシアを叩き起こして、負けたことを説明している。レイメリシアが理解をしてうつ向いている
(勝負にもならないなんて… あの方は強すぎる…)
「ムガイル族長、問い質さないが、レイ殿に敵対するならば、部族は全員捕らえられて終わりだぞ… レイ殿の配下は2000人ほどいるからな… その気ならば何処までも追い詰められる… 分かったならば、2度と敵対行為はしない事だ… あの少年は元は暗殺者… 殺すことに躊躇は無いぞ… それに女性達も王国騎士よりも強いからな…」
フォーレルドルフ子爵がムガイル族長を見ている
「そんな… 敵対行為はしません…」
ムガイル族長が頭を下げている




