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異世界転移のんびり自由に生きます  作者: 桂崇
第8章 化粧品開発とヒリア

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第159話 ムガイル族 中編

レイ達は野営しながら待っていると、代官と兵士達がやってきて、すぐにムガイル族達が慌ててやってくる。代官とムガイル族長も面会する

「レイ殿ですな… 捕らえた者達を引き渡してほしい」

代官がレイ達を見て言い、集められている人達の方を見ている

「今は断ります」

レイが笑顔で言い、代官が驚いたように見ている


「我が部族の者達を解放してもらえないだろうか?」

ムガイル族長がレイを見ている

「山賊として捕らえたからな… 簡単には解放はできない」

レイがムガイル族長を見ている

「それならば、対価を支払います… 一人頭金貨2枚支払います」

「少ないな… これだけの若者の集まりならば、いなくなれば、ムガイル族に取って致命的でしょう… それを考えるならば、一人頭金貨20枚でしょう… それも即金で」

「暴利な!!」

「代官様、ムガイル族の処分はどうなりますかな?」

レイが代官を見ている

「反逆罪ならば、一族皆殺しです! 軍が集まり次第討伐に向かいます」

代官がレイを見て言う

「は? 反逆罪… そんな… そんな…」

ムガイル族長が崩れ落ちている

「こいつらを騙した者はいないのか?」

レイがムガイル族長を見ている

「バルデスクーゼか? あいつは口がうまかった… あれほど注意するように言っていたのに… 」

「後はムガイル族の30年前の事も教えて欲しい」

レイがムガイル族長を見ている


「元々はマーブリル子爵の分家に族長の娘が嫁いだ事から始まった… 族長は娘に族長を譲り、娘夫婦で族長をしていたが、ある時、重税と多くの移民が来て家を失い、鉱山開発と言われ多くの若者が鉱山で仕事を始めて死人も続出した… 鉱山が見つかると昼夜問わず働かされて、次第に我慢の限界に達した者達が族長に陳情をして、逆に捕らえられて公開処刑され、ムガイル族の者達は逃げるように山へ… 新しい村を作り始めました… 」

ムガイル族長が説明をしている

「本来の族長一族はどうなったのかな?」

「子はいなく、血筋は途絶えています…」

「ムガイル族は元々マーブリル子爵の支配下だったのかな?」

「はい、その通りです… 数百年前からこの地に住でいました」

「騙した者に心当たりは?」

レイがムガイル族長を見ている

「それは… おそらくは村の存在を知っている商人が連れてきましたから…」

ムガイル族長が説明をしている

「完全に騙されて反乱を起こしたみたいですね」

レインがレイの横顔を見ている

「代官様にこいつらを差し出すと、反乱鎮圧後の処分としてムガイル族が滅ぶのか… 渡さないと面倒にされるし… 執事さん、フォーレルドルフ子爵様に来て欲しいと伝えてください」

レイが執事を見ている

「かしこまりました。 すぐに詳細を伝えます」

執事が頭を下げていう。代官が驚いたようにレイを見ている

「何故だ!! 子爵様に何故!! 貴様!!」

代官が声を荒げている

「誰の所為だろうね… 反乱を起こされるまで待っていた代官の責任も重大だけど」

「貴様!! 許さないぞ!! 」

「言い訳は子爵様にしてくださいね… そうそう、賄賂の件やいくつかの商会と繋がりも、調べはついています。 どうしたかったのかな?」

レイが睨んでいる

「何を… 何を言うか!! 無礼者が!!」

代官が声を荒げている

「執事さん、後は任せます」

「感謝します… 代官を捕らえて投獄せよ」

執事が言うと、騎士が代官を取り押さえている。ムガイル族長が驚いたように立ち尽くしている

「何を!! 許されないぞ!! 貴様ら!!フォーレルドルフ子爵様が何て言おうが、貴様らは許さないぞ!! お前達こいつらを捕らえよ!! ムガイル族は皆殺しにせよ」

代官が叫び、兵士達がレイ達に近付いてくる


「そこまでにしてもらおうか? この馬鹿者が!!」

馬車からフォーレルドルフ子爵が降りてきて怒鳴り、森から騎士達が出てくる

「何故ここに!!」

代官がフォーレルドルフ子爵を見て呟く

「相手が悪かったな… レイ殿を相手に… まさか代官が裏切りとは… 覚悟せよ!! 捕らえよ」

フォーレルドルフが呟いている。兵士達は驚いたように見ている

「後始末は頼みます」

レイが笑顔で言う

「レイ殿、感謝する… この地はレイ殿に開拓村を作ってもらいたいがな」

「断ります。 それに開拓村よりもこの愚かな者達に開拓をさせれば… 罪は罪… そうだな… 期間奴隷として20年は開拓させれば良いかな? 土地はフォーレルドルフ子爵家の持ち物だから、ムガイル族が住み着いても良いでしょ」

「それは構わないが… 」

「2度とムガイル族を使い、反乱を計画されないようにしてくださいね」

レイが笑顔で言説明している

「ウム、わかったが、レイ殿に何か利があるのか?」

「代官をそそのかした、商人たちを排除すれば利益になるでしょう… それにムガイル族に恩も売れます」

「レイ殿にはかなわないな… 」

フォーレルドルフ子爵が思い浮かべて苦笑いする

(レイ殿は利益よりも将来を… 利益も将来から受け取るつもりか? 普通の商人が勝てないだろう… レイ殿だけで制圧も凄い事だな、はやりレイ殿だけは敵に回せないな…回したら我が家は滅亡だ… レイ殿に忖度をしなくては… レイ殿の為に何かしないと… それにレイ殿は先にこの事を調べさせて代官の不正と裏切りを知らせてもらわなかったら、我が家は取り潰しもあり得た… 感謝はしないと……)


「フォーレルドルフ子爵様、どうか部族の殲滅はお許しください」

ムガイル族長が座り込み頭を地面に着けている

「ムガイル族は騙されたとは言え、犯罪行為許されない!! しかし、レイ殿の温情を忘れないように、捕らえられた者達は期間奴隷として20年この地域で開拓をさせるように… おって詳細を伝達する」

フォーレルドルフ子爵がムガイル族長を見ている

「どうか… ムガイル族殲滅はお許しください… この者達は期間奴隷としても問題ありません」

ムガイル族長が即答している

「レイ殿に感謝せよ! レイ殿に敵対はするな!! これは絶対だ!! 敵対しても勝てないだろう… 配下を送り込まれたら殲滅されるぞ」

「レイ殿には逆らいません!! 敵対も感謝も忘れません! 絶対に敵対はしません」

「レイ殿、ムガイル族の開拓場所だがどうしたものか?」

フォーレルドルフ子爵がレイを見ている

「ムガイル族は山を敬う部族… そうだな、山の向こう側の畑の先から開拓かな? この村もどのぐらいの者が戻ってくるかで、決めても良いとは思います… そう言えば1人一騎打ちに負けて何でもすると言っていたな…」

「レイ殿が言うならその通りにするように… 期間奴隷の契約の為に奴隷商人を呼び出すように」

フォーレルドルフ子爵が言うと、執事が頭を下げている



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