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異世界転移のんびり自由に生きます  作者: 桂崇
第8章 化粧品開発とヒリア

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第150話 商隊と交渉と日本食

レイは屋敷に戻り、ミセル達に連れられて隣国と交易している商会に向かい、部屋に案内される

「これはこれは先程のお客様」

男が笑みを浮かべてフラン達を見てからレイを見ている

「隣国からの商隊と聞いたが、 どんな商品があるのですか?」

レイが笑顔で男を見ている

「そちらの女性が気になった物はこちらです。 魚の身を乾燥させた物になります。 昔よりスープの出汁を取っています」

男が説明をしている。レイが手に取り鑑定をしている


「希少な物になりますので、そうですな… 一本銀貨5枚でどうですかな?」

男が笑みを浮かべている

「必要ないな… 値を吊り上げて買わせようとするとは、 売れずに持ち帰る事になるだろう…」

レイが笑顔で男を見ている

「今買わないと手に入らないですぞ」

「それで… 価値の10倍以上で値をつけて売れると思ってますか? 」

「え? 本当に手に入らないですぞ」

「売れずに持ち帰れば良いだろう… 使い方の分からない商品などただのゴミだからな」

「え! ……… 」

男が黙り込んでレイを睨んでいる

「多くの商品を見てきたが、この程度のもので暴利を得ようとは何を考えているやら… 商会長さんも大変ですね」

レイが交渉の様子を見ている商会長を見ている

「忠告はしましたが、やはり完全に論破されています。 我が国で買い手がいない商品を持ってきても無駄と言ったのですが… 塩が多く売れて、こんな商品を持ってきても売れると思い、持ってきたのでしょう… 」

商会長が男を睨んでいる

「それで買い手のいない商品と何を交換する為に来たのですか?」

「砂糖だそうです… こちらで金貨1枚で買って向こうで金貨3枚ぐらいで売るそうです。 塩も大量に運ばれて、余って価格が急落しています。 フラン殿が買わないと値は下がる一方になってます」

「塩か… 大量になったからね… 他に良い商品はないのか? 」

レイが商会長を見ている


商会長の指示でいくつかの商品が運ばれてきて、レイが鑑定を使いながら見ていく

「品質もいまいち、 その上保管状況も悪そうですね… これは買い手がいないのでは?」

レイが商会長を見ている

「この頃急に取引量が増えて、質が落ちています。 買い手がいません… この者も買い手がいなく、頼み込まれて紹介をしましたが、無駄でしたね」

商会長が男を睨みながら言う

「たったったっ頼む!! 買ってくれ!! 持ち帰れない!! さっきの物も… 小銀貨1枚でも良いから」

男が頭を下げている

「おそらく買った価格が小銀貨1枚で2本かな?」

レイが笑顔で男を見ている

「なっなっなっ何故それを!!」

男が叫んでいる

「買うなら2本小銀貨1枚かな? 他の商品も捨て値ならば少しは考えるかな…… フランどう思う?」

「必要ないです。 買っても売れません」

フランが笑顔でレイを見ている

「捨て値でも… 持ち帰るよりは… 言い値で良いから買ってください……」

男が必死に頭を下げている


商会長の仲介で商品を買取る交渉を続けてフランが魔法の鞄に商品を入れ終わり、男が疲れたように帰っていく

「レイ殿凄い叩き方ですな… 2度と売りに来ないでしょう」

商会長が笑いながら言う

「使い道は有るから、問題は無いが… やはり一度向こうの国に買い物に行こうかな… 」

レイが笑みを浮かべている

「レイ殿が買い物に行かれたら、向こうの商隊が全部なくなりますぞ!! この地域最高の商隊フラン商隊が出向いたら、向こうの商会が全力で売買をしてくれるでしょう… 」

商会長が笑っている

「最高の商隊?」

「フラン商隊が往復をしているので大きな行商人は、ルセイド伯爵領に向かえません… 小さな行商人は男爵領で帰ってきます」

商会長が笑顔で説明をしている

「行商人が来ないのはフラン商隊の所為?」

レイが驚いたように商会長を見ている

「他にもありますが、フラン商隊よりも適正価格で取引をしてくれる商隊はないでしょう… 王都からの商品も確実に届けてくれます」

商会長が笑顔で説明している


は? もしかして、行商人が来ないのは、フラン商隊を作ったから? 今度は高く売るようにしてもらおうかな… もっと商隊を増やしたら、他の行商人がいなくなるのかな? それよりも鰹節とは言えないが、出汁を取れるなら、日本食に近付くのか?


レイが商会を出て、いくつかの商店や商会に寄って屋敷に帰ってくる

「御主人様の買い叩き凄かったです。 まさか相手の買った価格を言い当てるなんて…」

ミセルがレイを見ている

「出汁作りからよろしく… 今度隣国まで買いに行こうな? 食事に妥協はないからね」

「えへへ… 味噌と醤油… それに鰹節… 味噌汁や日本食の基礎調味料が手に入りました… 期待していてください」

ミセルが笑みを浮かべている

「隣国にも密偵を送り込みたいかな… 行商人として送り込むかな… 」

レイが笑みを浮かべている

「御主人様、悪い顔をしています」

レインが笑顔でレイを見ている

「公爵様に対しての嫌味も考えないと… 何日で交渉に来るかな?」

「御主人様、更に悪い顔を… 化粧品は女性が飛び付きます… 王都からアルミナリナー様が戻る前に沢山作りましょう」

レインが微笑みながらレイを見ている

「この悪徳商人!! 悪徳じゃないか… 相手から買い叩き、高値で売る人は… やっぱり暴利を得る悪徳商人だ!!」

ミセルが叫んでいる

「暴利は得るよ… ミセルの食費が無くなって良いなら、いつでもやめるよ」

「え!! 食費… 御主人様に養ってもらわないと生きていけない… 」

ミセルが涙目になっている


その夜クレラとミセルの料理が並び、みんな美味しそうに食べている


日本食が完成したな… 味噌と醤油沢山作るかな… 砂糖から塩を買って、塩から味噌と醤油を作り、暴利を… 奴隷全員を養えるかな?

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