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異世界転移のんびり自由に生きます  作者: 桂崇
第2章 冒険者生活のはじまり

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第15話 アリスと初めての迷宮探索 後編

その後も草原を歩き回り、洞窟に戻り休憩を何回かしてから、迷宮を出口に向かって歩いていく

「御主人様、出口方向に数人の人が集まっています」

エリンがゆっくり歩きながら言う

「回避出来ないの?」

レイがエリンを見て聞く

「残念ですけど… 細くなる場所の前ですから…」

エリンが考えながら説明している


面倒になりたくないから、もし休憩なら少し時間を潰してから向かえば、問題ないかな?


レイが周囲を見て袋小路を見付けて、休憩をする事にする


しばらくしても、状況が変わらずエリンが困惑したようにレイを見ている

「他の冒険者が帰ってきているなら、少し前を歩いて帰るか… 何が有っても他の冒険者がいたら問題な行動はしないと思うし…」

レイが考えながら言う

「はい、御主人様」

エリンが笑顔で言うと、何時でも出発出来るように準備をしている


エリンが他の人達が近付いて来るのを感じて、レイに報告してから歩き始める

「ここを通りたければ、全てのアイテムと女は置いていけ!!」

男達が笑みを浮かべてレイ達を見ている

「何を言っているのですか? 盗賊紛いの事をして良いのですか?」

レイが警戒しながら言うと、エリンがどのぐらいで冒険者が通り掛かるか耳打ちしている

「威勢が良いな!! 身の程を知るか? 早く全てのアイテムを出せ!!」

男が笑みを浮かべて言うと、男達が武器を持って近付いてくる

「きゃーーーーー! 助けてーーー 盗賊!! 助けてーーーーーー!!」

レインが大声を上げて叫び、アリスも真似て叫んでいる

「誰も助けに来ないぞ!! 死ね!!」

男達が笑みを浮かべて近付いてくる


「何だ!! お前達何をしている!!」

レイ達の後ろから来た冒険者達が怒鳴り、武器を構えている

「は! 邪魔だ!! 死にたいのか!!」

男が冒険者達を睨んで言う

「噂に聞く、迷宮内で盗賊行為をする者か!! 覚悟しろ!!」

冒険者達が武器を構えて近付いてくる

「くっ!! 殺れーーー」

男が怒鳴り、男達が一斉に近付き斬り掛かり、レイとエリンが剣で受け止め、冒険者達も応戦している


レイは男の剣を受け止め、レインが横から剣を振り抜き、男が慌てて飛び退き、レイが一気に接近して剣を持つ腕に斬り付けて、男の腕から鮮血が流れて男が悲鳴を上げて剣を落としている。すぐにレイは蹴りを入れて男が地面に転び、もう片腕に剣を突き刺して、男が悲鳴を上げている


エリンは剣を受け止めると、力負けするように押されている。アリスが短剣を振り、男は慌てて腕で受け止めるが、エリンが剣の力を抜き、男が前のめりになり、エリンが剣の束を男の顔を当ててから離れ、剣を構えている

「女!! 許さないぞ!! ゆっくりいたぶってやる!!」

男が怒鳴りエリンを睨んでいる。男が剣を振り回して、エリンがよけたり、剣を当てて弾いている。横で男の悲鳴が聞こえると、男が一瞬悲鳴の方を見てエリンが距離を取り、男が明らかに焦り始めている


レイとエリンとアリスが剣を男に向けると、男は後退りしている。男が背を向けて走り始める

「え!逃げた!!」

エリンが叫ぶと、逃げた男の前に冒険者が回り込み、剣を振り抜き男の上半身と下半身に別れながら倒れる


「怪我はしてないようだな」

冒険者が警戒しながらレイ達を見ている

「はい、感謝します」

レイが笑顔でお礼を言う

「迷宮で盗賊行為は許されないが… 何故狙われたか解るか?」

「女性連れだからですか?」

「そうか… この後始末の仕方知っているか?」

「初めてですので、解りません… まだ新人冒険者なので…」

レイが困惑したように言うと、レインが倒れている男を警戒したようにしながら、レイの後ろに来る

「新人か… 仕方無いか… 死人は放置でも良いが、装備品や武器防具は剥ぎ取って構わない! 生きている者はトドメを討つか、連れ帰り町の衛兵に付き出しても構わない!!」

冒険者が倒れている男を見て言う

「連れて帰るのも… トドメを…」

レイが困惑したように呟いている

「あまり虐めない様に… 本当に新人でしょう… 殺さないで放置なんて新人しかいないでしょう… 取引しない?」

もう1人の冒険者が笑顔でレイの方に来る

「取引?」

「こいつらの討伐に関して、証言とこいつらの討伐報酬を譲って貰えない? その1人だけはあなた達の報酬にするから…」

冒険者が笑顔で説明している

「解りました! お任せします… 何も解らないので…」

レイが考えてからレインを見て言う

「はぁ… 本当に新人か… ギルドまで付き合って貰うぞ」

冒険者が溜め息をしてからレイ達を見て武器を拭いてしまっている。レインがレイの震える手から剣を受け取り、レインが剣と返り血血を拭いている


迷宮を出ると、冒険者達が衛兵に男を付き出して、説明をしている。レイ達も何が有ったか説明をしている

「不運だな… 気を付けるように」

衛兵が納得したようにレイ達を見ている

「どうしたら良いのでしょうか?」

レイが苦笑いして言う

「強そうな護衛を雇う事だな! 」

衛兵が笑ってレイ達を見ている


衛兵と冒険者達とレイ達が冒険者ギルドに向かい、支部長を呼んで貰い、応接室で待っている

「何か有ったのか?」

支部長と職員が部屋に入ってくると、衛兵とレイを見て呟く

「迷宮内で盗賊行為が有った! 返り討ちにしたが、これがその者達の冒険者証だ!」

冒険者が男達の冒険者証を並べて置いていき、支部長が冒険者証を見てから、職員に確認させている

「Dランク冒険者達です。 依頼はほとんど受けてませんが… レイさん達を狙ったのですか?」

職員がレイを見て聞く

「ドロップアイテムと女を置いていけとか言ってました……」

レイが説明している

「愚かな… こいつらごときで、こいつを倒せないだろ… レイ! 今度こそボコボコにしてやる!!」

支部長がレイを睨んでいる

「え! お断りします!!」

レイが慌てて支部長を見ている

「支部長!! ここで軽口は止めてください! 支部長が恨んで冒険者を動かしたと誤解されます」

職員が苦笑いして言う

「は? 何故狙わないといけない!!」

「金貨の件です! … ここで話しますか?」

職員が微笑みながら言う

「え! それは… くそ……」

支部長がレイを睨んでいる

「衛兵さん、冒険者の皆さん、内密にお願いします。 レイさんは実力者です。 実力は支部長と互角にやりあえるので、盗賊相手に負けないでしょう……」

職員が微笑みながら説明をしていると、衛兵と冒険者が顔を見合わせている

(支部長から1本取った!! かなりの実力者では? その前にFランクとばらして良いのか?)


「理解はしたが… 討伐報酬の件は後程、冒険者ギルドを通して渡る様にする」

衛兵が笑顔で言うと、部屋を出ていく

「レイさん今回のアイテムの買い取りはここでしますか?」

職員が微笑みながらレイ達を見ている

「それでは、細かいのはお願いします。ウサギの毛皮は繋ぎ合わせて何か作りたいので持って帰ります」

レイが笑顔で言うと、レインとアリスが袋を置いて、職員が袋を開けて、冒険者に見えるようにテーブルに出している

「は!! 何だその数は!!」

冒険者が叫ぶ

「え? おかしいですか?」

レイが驚いたように冒険者達を見ている

「ここでお願いが有るのですが、レイさん達に冒険者の常識を教えてくれませんか? ブラウンウルフを倒して帰るぐらいの実力者ですが… 常識が無いと思います」

職員が説明している

「そうだ… こいつに冒険者の常識と迷宮内での戦い方ぐらい教えてくれ… 新人が数日迷宮内で過ごすバカだ!! 1回一緒に探索して、徹底的に鍛えてくれ!! 報酬は特別にこっち持ちだ!!」

支部長がレイを睨みながら説明して、冒険者達を見ている

「それで狙われたのか… 買い取りを見られたら狙うだろう…」

冒険者が苦笑いしている

「レイさん、これからはこの量になった場合、私に声を掛けてください。 個室で買い取りをします」

職員が笑顔で説明している

「Bランク冒険者のラスターだ」

冒険者が笑顔で言うと、他の冒険者達も自己紹介をしている

「こちらこそよろしくお願いします」

レイが笑顔で言う

「次はいつ迷宮に向かうか?」

ラスターが笑顔で聞く

「2泊してから、迷宮に向かう予定です。 明日は薬草採取でもしたいと思っています」

レイが笑顔で言い、説明をしている

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