第14話 アリスと初めての迷宮探索 前編
翌朝、宿屋を出て迷宮に向かい、エリンの案内で進んでいき、草原エリアに到着する
「洞窟の先に草原が…」
アリスが周囲を見ながら見て言う
「迷宮の中に草原や洞窟が有るのは不思議だよね… モンスターも」
レイが笑顔でアリスを見ている
「あ! 角ウサギ」
アリスが指差し、その先の角ウサギがこっちに接近してきている。エリンとレイが剣を抜き構える。エリンに近付き、角ウサギが飛び付いてくると、エリンが横にかわして、角ウサギが着地前にレイが剣を振り抜き、角ウサギを切り裂き黒い煙になって消えていく
角ウサギが消えた場所に落ちているアイテムをレインが拾い袋にしまっている
「アリスは後方の警戒とレインの護衛を頼んだよ」
レイが笑顔で言うと、エリンが次のモンスターの方に歩いていく
草原を歩き回り、洞窟に戻り袋小路の場所で休憩をする事にする。アリスは疲れたようにすぐに座り込んでいる
「エリン、まだ余裕有るかな?」
レイがレインとアリスを見てから聞く
「はい、御主人様、警戒をしておきますので休んで下さい」
エリンが笑顔で言うと、レインとレイが荷物を降ろして、休憩を取り始める。アリスは疲れたように横になり寝息をしている
「アリスたら …」
レインがアリスの寝顔を見ている
「可愛いから良いけど、まだ初日だからなれるまでは、ゆっくり休んで貰おう… レインも前はそうだったし…」
レイがアリスの寝顔を見ている
「それは…」
レインが思い出しながら赤くなっている
レイがドロップアイテムのウサギの毛皮の袋を枕にして横になり寝ている
「御主人様、おはようございます」
レイが目を覚ますとレインが顔を覗き込んでいる
「レイン…… レインおはよう、交代か?」
レイが起き上がりレインを見ている
「交代ですが… アリスが起きなくて…」
レインが申し訳なさそうにアリスの寝顔を見ている
「起きないのか?」
レイもアリスの寝顔を見ている
「耳を触っても揺すっても起きないです…」
レインが苦笑いしている
「レイン、ゆっくり休んでくれ… この枕は良いから、今度繋ぎ合わせて敷き物にしよう」
レイが立ち上がり、袋小路の入口の方を警戒を始める。レインはレイが使っていた枕を使い横になっている
エリンが目を覚まして起き上がり、レイの方にくる
「交代しますか?」
エリンがレイの横に来て言う
「交代は… アリスを起こしてくれないか? 起きなかったとレインが困っていたからな… そろそろ本気で起こしてくれ」
レイがアリスを見ている。エリンが揺すったり顔を軽く叩いてもアリスが目を覚まさないで、エリンがどうしようか考えている
「エリン、起きないか… 仕方無いな… エリンちょっと犯してみるか?」
レイが笑みを浮かべて言うと、エリンが笑みを浮かべてアリスの服を捲り触り始めている
「ぁーー」
アリスが気持ち良さそうに声をあげて目を見開く
「え? 止めてください!!」
アリスがエリンを見て叫ぶ
「やっと起きた」
エリンが手を止めてレイを見ている
「え? 御主人様!!」
アリスがレイが見ているのを見て叫ぶ
「エリン、アリスの起こし方はこうやれば良いのかな? 」
レイがアリスを見ながら言うと、アリスが慌てて起き上がり立とうとして、前に倒れそうになり、レイが慌てて支えている
「え? 御主人様… 」
アリスがレイの顔を見て真っ赤になっている
レインも目を覚ますとエリンがどうやってアリスを起こしたか聞いて羨ましそうにレイを見ている
(御主人様がそんな起こし方を指示するなんて… 御主人様の手でしてくれるなら… 御褒美にして欲しい)
草原エリアに戻り、エリンが先頭にモンスターを探して歩き、時々アリスにモンスターのトドメを討たせながら戦い方を教えている
「御主人様、穴…」
エリンが岩の影に出来ている洞窟を見て言う
「ボスですが、どうなさいますか?」
レインがレイの顔を見て聞く
「1度戦ってみて危なさそうなら、撤退しよう」
レイが笑顔で言うと、警戒しながら洞窟に入っていく
開けた場所の奥に剣を地面に刺している鎧が見えると、目が怪しく光り鎧が動き始める
レイが剣を構えて進み、デスアーマーが剣を構えて歩き始める。デスアーマーが剣を振り上げて振り下ろし、レイが横にかわして、デスアーマーの剣は地面に当たるとすぐに横に振り、レイがかわしている
デスアーマーの剣の太刀筋を見極めて… 剣を弾いて太刀筋を変える事を練習… 兎に角無理せず相手に合わせて剣を…
デスアーマーは徐々にレイを追い詰めている。レインが祈るようにしている
(御主人様、負けないで… 怪我しないように… 神様!!)
レイがデスアーマーが振り下ろした剣に剣を当てて、デスアーマーの剣が地面に当たり、レイはデスアーマーの胴に剣を振り抜き、鎧の亀裂が大きくなり、上半身が折れるように前に倒れて黒い霧になりながら消えていく
「これは… スキル結晶… 幸運」
レイが結晶を拾い鑑定している。レインとエリスがレイの元にくる
「売りますか? 幸運… 運が上がるのでしょうか?」
レインが笑顔でレイを見ている
「運が上がるなら、使うかな…」
レイが笑顔で言い、両手で結晶を持ち使用して、光り輝き結晶が消えていく




