第144話 冒険者ギルドに連行?
翌日、伯爵家の館に向かい部屋に案内される
「レイよ、中々帰ってこなかったが、なにかしていたのか?」
「開拓村の開拓をしてました」
「そうか… レイ、行商人から町の外でも良いから取引をしてくれないか頼まれている… 料理は食堂で食べれて満足をしているそうだが、馬車は町に入れなく取引が出来ないと苦情だな… レイ商業ギルドも取引となると無理だと言っている」
「それでテントが並んでいたのか」
「3日、外で野営して食事だけで満足とは… 取引が出来れば帰れるそうだ」
「担当者に伝えます… 警備担当も育っていたし」
「冒険者ギルドからクレームが入っている… 迷宮で何をしているのか聞いてくれと… アントの暴走を勝手に止めなかったか?」
伯爵が説明している
「聞いてませんが、メイが好きにしています」
「その冒険者のランクはどのぐらいなのか?」
「え? メイの? どうだろう… レイン」
レイがレインを見ている
「依頼を受けてません… それに冒険者ギルドに一度しか行ってません」
レインが説明している
「やっぱりか… とにかく冒険者ギルドに向かわせてくれ… 」
伯爵が頭を抑えている
「今回の鍛錬は終わったから、商隊護衛でフォーレルドルフの町に向かわせる準備をしますけど、 そうだ! 村で布の生産をして欲しいな」
「布か? 村で作っているが… 」
「生産量を増やして… 服でも作ろうかな? 」
レイが笑みを浮かべている。伯爵がレイの笑みを見ている
(次は布か… 以前失敗しているが… レイならどうにか出来るのか?)
レイは執事に糸を作っている村を聞いてから、商会に向かい、担当者から報告を受けている
「かなり利益が上がっているけど、やっぱり特産品がほしいな」
レイが担当者を見ている
「特産は料理になっています。 こちらがレシピの売り上げです。 結構な額になっております。 中間交易では限界です」
「料理か… 宿屋の予約はまだまだ多すぎるの?」
「結構問題も有ると聞いています。 特に下級貴族がうるさいと」
「下級貴族か… レイン、伯爵様の紹介がある場合、優先的に部屋を確保しておくのはありかな?」
「それは良いとは思いますが、最初から決めておく必要があります」
レインが少し驚いたようにレイを見ている
「それならば、伯爵家からの依頼用に1部屋と商会からの紹介用に2部屋確保はどうかな? 事前に… 3日前に予約必修とすれば良いかな…」
レイが考えながら説明している
「フゲルに伝えておきます。 伯爵家も貴族相手に伝えておいてもらえば、先に訪問日程を調整出来ます。 伯爵家の依頼用は1月前ならば数部屋でも良いと思います」
レインが笑顔で説明している
「商会としても事前に知らせがあれば、予約可能と伝えておきます。 交易にも有利になります」
担当者が笑顔でレイを見ている
「到着予定も野営地が分かっているから、到着予定も確認出来ます。 騎士団に野営地からの連絡をしてもらいましょう」
レインが考えながらレイと相談をしている
レイ達は宿屋に向かい、フゲルと打ち合わせをしている
「これは商会長殿」
行商人がレイを見て言う
「あ! お久しぶりです」
レイが行商人を見ている
「まさか、こんなに混んでいるとは思いませんでした… 中々宿が取れず待たされました」
行商人が笑顔で説明している
「王都で御令嬢様が宣伝をしてくれましたから、多くなっています」
「ここの料理ならば仕方ないですな! 泊まれる宿が少なく困ります」
行商人が笑顔でレイと喋っている
やっぱり宿屋が足りないのか… 増やしても行商人が減れば終わりだし… 貴族は面倒だからな… 安全に公爵領から来てくれるならば、優遇もしたいな
「商会と取引があれば、準男爵領の宿屋に泊まってから使者を出せば、先に部屋を確保も出来ます」
「え!! 本当ですか!! そんな事出来るのですか?」
「先ほど決まりました。 商会で相談をしてください… 定期的に来てもらえれば嬉しいですから」
「それならば早速相談に行ってきます」
行商人が笑顔で言い歩いていく
宿屋をでると、冒険者ギルドの職員が待っている
「レイさん!! やっと捕まえました!! 来てください」
冒険者ギルドの職員がレイを見て近付いてきて言う
「何ですか?」
「何ですか? ふざけているのですか!! 色々あります!! とにかく来てください」
職員が言い手を引っ張って歩いていく
レイ達が冒険者ギルドの応接室に案内される
「レイ殿、色々報告が上がっている… 」
冒険者ギルドマスターがレイを見て苦笑いしている
「依頼を受けてないので… 呼ばれる理由は無いと思いますが…」
「やり過ぎだろう… 説明を」
冒険者ギルドマスターが職員を見ている
「まずはゴブリンの件です!! レイさん達が相当討伐しましたよね? 向こうのギルドに確認させましたが、ゴブリン村を10以上にロード等の上級種を沢山倒してますよね? 記録が回ってきています。 メリトルセイド男爵家からも称号をつけてあげてほしいと依頼が有りました!! 」
職員が資料を並べながら説明している
「どうでも良いけど… 」
「それとこの頃再び魔物狩りや迷宮に入ってますね!!」
「え? 自分はしてないです」
「してない!! ウソを付かないでください!! レイさんの配下がやり放題!! どれだけの魔物ハンターと迷宮探索チームを持っているのですか!! この前もアントが氾濫を起こしましたが、レイさん達が殲滅してのも知ってます!! 」
「え? 聞いてないけど… レイン」
「報告は受けてません… メイに聞きましょう」
レインがレイを見ている
「行商に出ていたからね」
「その配下を連れてきてください!! 迷宮産アイテムも貯めてないですか?」
「そうなの?」
「商会で売っても良いですが、多少は売ってください!!」
職員が書類を並べながら説明している
そう言えば聞いてなかった… ドロップアイテムどうしていたかな… あれ? 魔法の鞄に詰めたままだ… 出していくかな? 商会で売れるならば、商会に出しておくかな… そうしよう
「そう言えば、寒い間迷宮に入っていた時の物を魔法の鞄にしまったままです… 」
「出してください!! 少しは冒険者ギルドに貢献をしてください!!」
職員がレイを睨んでいる
「ギルドマスター… 態度が悪い職員をどうにかしてくれませんか? 怖いのですが…」
「は? 怖い!! 全然来ない冒険者が悪いだけです!! レイさん!! 大きな商会の代表ならば、依頼ぐらい出してください!! 依頼が少なく困っています!!」
「依頼する事が無いですが…」
「行商人の護衛とかでも良いです」
「迷宮で鍛錬していた人が警備担当ですが…」
「え? アントを素手で倒す人が護衛… 冒険者にしたらBランク相当が… 依頼もらえないのですか… 」
職員ががっかりして呟く
「まだまだ鍛えますから、護衛は必要ないです」
「それならばドロップアイテムだけでも売ってください!!」
職員がレイを見ている。ギルドマスターが苦笑いしている
(レイでなければ怒らせてギルドを潰されるぞ… それもゴブリンロードをやっぱり倒してのか? それに護衛を迷宮で鍛えているとは… レイの奴隷達の実力を知りたくないな… もう知らない振りをしよう)




