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異世界転移のんびり自由に生きます  作者: 桂崇
第7章 フォールベアン

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第142話 フォーレルドルフの開拓村の開発 後編

1月が過ぎ屋敷が完成すると、レイ達はゆっくりしながら温泉に毎日浸かる日々を過ごしている

「御主人様、錬金術の工房と陶器の工房と陶器の窯は完成しました。 新たに粘土層も発見できました」

ベイロースが報告をしている

「陶器の職人を育てないとね」

「村人から数人興味がある者にやらせています。 2つの村の間の畑と森も整備が終わりました」

「レインこれで良いかな?」

「はい、御主人様、開拓村の発展が急速に出来ましたが、村人達だけで管理が出来るように教育も必要になります」

レインが笑顔で説明している

「御主人様の言われた通り、全て説明をしてあります。 警備担当は6人と屋敷担当が4人配備してあります。 この屋敷の管理は侍女6人と執事1人です。料理人は侍女が兼任します」

ベイロースが笑顔で説明している

「不満は無いかな?」

「温泉で肌が綺麗になって喜んでいます」

ベイロースが笑顔で説明している

「体調が悪い者をこちらで休ませるようにしてね… 将来ここでスローライフも良いかな… 」

レイが笑みを浮かべている

「はい、御主人様、周囲を気にしなくて済むので良いです」

レインが満面の笑顔でレイを見ている

「炭焼窯は完成したかな?」

「それも完成しています。 数日前に使わせましたのでそろそろ冷えています」

「じゃあ見に行こうか?」

レイが笑顔で言い、出掛ける事にする


窯に向かい、村人達に炭を取り出してもらいレイが鑑定している

「完成だね… 少し試して、スープでも作るように」

レイが説明しながら村人が炭で火を起こしてスープを作り始めている


「御主人様、少ない量でスープが出来ました、薪よりも良いとは思います」

レインがスープを見ながら言う

「炭が出来たから、鍛冶師に売ろうか?」

レイが笑顔で言う

「え? 鍛冶師に? 何故ですか?」

「火力があるからね… 交渉に向かおうか」

レイが笑顔で言う


森を進み小屋に向かい、男が出てくる

「お前か… 武器防具なら少し作っても良いが… この一ヶ月村を大きくしていたな」

男がレイを睨んでいる

「炭を作ったので買いませんか?」

「は? 炭を… やっぱり変わっている… 見せてもらおう」

男が諦めて言うと、レインが魔法の鞄から炭を出して積み上げている

「完全な炭だな… 鍛治に使えるが… 」

「それとこれは鉱山で採れた鉱石です」

レイが笑顔で言い、レインが鉱石を出している

「これは鉄鉱石と… ミスリル鉱石か? おいおい、これが知られたら貴族が文句を言ってくるぞ」

「契約でこの山の鉱山は全てもらいました」

レイが笑顔で説明している

「はぁ………… この武器を全部と交換で良いぞ…

やっぱり頭が変だが、この際構わん… 貴族に狙われるよりも良いからな…」

男が諦めて言うと、何本も武器を出して置いている

「多くないですか?」

「価値などどうでも良い… やる事もないから作っているだけだ」

「食料も置いておきます」

レイが笑顔で食料を出している

「やっぱり変わっている… 好きにしろ」

男が諦めたように言い、炭と食料と鉱石をしまっている

「また交易に来ます… 屋敷も作ったので何か欲しければ執事に伝えてください」

レイが笑顔で言い、村に向かって歩いていく

「もう来なくても良い… 疲れるからな… 」

男が見送りながら呟いている。レイ達が森に向かって歩いていき、後ろ姿を見送っている

(女狂いの悪徳商人と聞いていたが、変人である他は人柄が良いが… 鉱石に炭を持ってくるとは… まさか鍛冶をさせたいだけか? 頭がおかしいのを省けば取引相手としては良いが… 本当か? 本当にそうなのか? 警戒だけはしておかないと…)


フォーレルドルフの町に戻り屋敷に向かう

「御主人様、お帰りなさいませ」

執事と侍女が並び出迎えている

「なにかあったかな?」

「領主様の執事様が戻られたら御相談があると言われておりました」

執事が頭を下げながら言う

「放置かな? 用は無いから」

レイが笑顔で言うと、レイン達が笑っている

「商会の方にも足をお運びください、商会長代理も報告をしたいそうです」

執事が微笑みながらレイを見ている

「明日向かうよ」

レイが笑顔で言い屋敷に入っていく


翌朝、レイ達は商会に向かい、ブライドンが出迎え収支や報告を聞いている

「食料価格は一時期よりも下がっているのか」

レイが資料を見ながら呟く

「ルセイド伯爵領からの行商人が降ろしていきますが、ほとんどの馬車が持っています。 ミッドランドからの商隊もマーブリル領経由で運んできますが、盗賊騒ぎで治安が悪いと噂もあります。 割譲の件でフォーレルドルフ子爵家の対応次第と思いますが、ルセイド経由に変更されると、マーブリルの生地が手に入りにくくなります」

「生地? マーブリル領で布を作っているの?」

「質は悪いですが、今回割譲地には含まれておりません… 男爵領側になります」

ブライドンが説明している

「男爵領側ね… 男爵領で布を作ってもらうかな? 必要な物と情報を集めてほしいな」

「御主人様であれば言われると思っておりました。 こちらが書物と必要な物を記した書類です」

ブライドンが笑顔でレイを見て説明している

「材料が問題か… 糸を吐くイモムシ… 植物… 家畜か… メリトルセイドでも作らせるかな?」

レイが笑みを浮かべている

「メリトルセイドの開拓村では既に準備をしています。 植物は準男爵領でも栽培をしておりますが、生産量が少ないです… 人手が必要になります」

レインが説明している

「伯爵領内の開拓村と街道沿いに作ろうかな? 開拓村作って欲しいと言っていたし… 野営候補地付近に作れば魔物の心配も減るからね」

「御主人様が本格的に領地開拓を始めるのですね… 領主様で無いのに」

「利益出さないと全員を養えないからね」

レイが笑顔でレインを見ている


「マーブリルの特産品は生地以外にあるのかな?」

「鉱物と湖から取れる魚ですが、今回の割譲で湖はフォーレルドルフ領内になりました」

ブライドンが説明をしている

「湖か… 魚の加工品はその湖からの魚が多いのかな?」

「川からの物もありますが豊富です。 マーブリルの行商人は買いに来ているでしょう… 加工次第で日持ちもします」

ブライドンが笑顔で説明している

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