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異世界転移のんびり自由に生きます  作者: 桂崇
第7章 フォールベアン

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第138話 ミッドランド公爵と相談

翌日レイ達は準備をしてルセイドの町を出発して、順調に進み、準男爵家の町と男爵家の町を経由してミッドランドの町まで到着する。 レイ達は宿屋を取り、翌日公爵家の館に向かう

「やはり狙われていたか… レイを護衛に向かってもらい正解だったぞ」

公爵が笑顔でレイを見ている

「面倒な後始末は任せたいのですが」

「盗賊として処分の件は既に使者が到着している… 頭が足りない家臣を持つと大変だな、領地割譲と盗賊として処分する士爵の財産を差し出す事になり、更にルセイド伯爵家とミッドランド公爵家と男爵家に対してかなりの賠償金を出してくれるそうだ… 盗賊の持ち物の受け取りはこちらでやってやろう… マーブリル子爵の泣き面相当な事になっているぞ…」

公爵が上機嫌に話している

「それは良かったです」

レイが笑顔で公爵を見ている

「砂糖の件だが、交易に出したが… もっと欲しいと連絡があったぞ… 小出しするつもりだが、妻から砂糖が欲しいと言われている… デザート美味しかったと言っていたが、少しは自重してくれないのか?」

「太らない程度に使ってください」

「これでレイに妻が味方するだろう… フォールベアン殿下もレイに興味があるそうだ… 王都に連れていきたいとも言われている」

公爵がレイを見ている

「それは… 嫌です… あまり目立ちたくないので… 王都に無理矢理連れて行かせるならば、全てを捨てて隣国にでも行こうかな…」

「伝えておく… レイ才能を少しは隠してくれ… あと数日待機して欲しい… フォールベアン殿下をフォーレルドルフ子爵の町まで護衛を頼む」

「え? 面倒なのですが… 」

レイがあからさまに嫌な顔をしている

「護衛の騎士と執事が少ない… これで襲われたら大変な事になるぞ… 頼んだぞ… あとこの町に屋敷を与えたい! 」

「これ以上は面倒なので断ります… 屋敷が多過ぎます」

「この町に来た時に泊まり用に小さい屋敷でも持っておいた方が良いだろう… この町だけ持ってないのはおかしいだろ? そんなに嫌なのか?」

公爵が睨んでいる

「商隊がこっちに来た時用にするか… そんなに来ないし」

レイが諦めたように公爵を見ている

「今回の護衛とフォールベアン殿下の護衛の依頼料代わりに受け取ってくれ! 治安は良いぞ… 隣が騎士隊長の家だからな!」

公爵が笑っている

「え? はめられた? 監視下かな?」

「そう言うな、実際ここまでの人物と思ってなかったからな… マーブリル子爵家を完全に崩壊させて、政敵をかなり衰退させたのだから… アルミナリナーの命の恩人であり、今回フォールベアン殿下の命も救っている… 本来ならば叙勲ものだ」

「貴族になりたくないです」

「そう言うと伝えてある… 貴族にしたら脅威になるのも理解してくれた… 今回の旅で野営地の整備はフォールベアン殿下が驚いていたぞ… 我が領地でも野営地の整備を始める事になっている… それと準男爵家の宿屋は先に予約は出来るのか?」

「使いを送ってもらえば可能です。 執事に伝えておきますが、行商人も泊まりますので貸し切りは出来ません」

「他の商人などが泊まっていても良い… 警備は可能だからな… それに野営は大変だから… 沢山作って欲しい」

「それは無理です… 人材が足りません…治安維持は領主様の役目ですから」

「治安維持か… 商人に任せるのは間違いか… 費用も掛かるからな、仕方無いか…」

公爵が微笑んでいる


ブロイストの案内で屋敷に向かい、レイは屋敷内を見て回っている

「中は既に掃除済みなのですね」

レイがブロイストを見て言う

「レイ様に買ってもらおうとしておりましたが、今回褒美で下げ渡す事になりました… 侍女や執事が必要で有れば伝えて貰えれば、紹介も致します」

ブロイストが微笑んでいる

「数人残して帰って後でフラン商隊に別の町から連れてきてもらいます。 全員奴隷ですから裏切りもないでしょう」

レイが笑顔で言うと、レインがブロイストを見ている

「わかりました… しばらくは騎士隊に門番をさせましょう」

ブロイストが微笑んでレイを見ている

「御主人様、帰りの護衛の数からして残せるのは、侍女2人と警備担当3人と思います。準男爵家の町から侍女と執事と警備担当をこちらに送るのが良いと思います」

レインが微笑んでいる

「フランに連絡をして欲しい」

「すぐに警備担当を走らせます… 男爵家の町に向かっている頃だと思いますが、予備の行商人も一緒と思います」

「それなら予備の行商人達をここに置いておけば良いか…」

「すぐに手配します」

レインが微笑みながらブロイストを見ている。ブロイストがレインを見ている

(これは完全に先手打たれているか… 屋敷内に入れないと言われたのか… 中々やり手だな)


数日間、屋敷でゆっくりしながら家具を運び込んでいると、フラン商隊が到着する

「御主人様、商隊に同行している警備担当とメイド警備隊と鑑定持ちを責任者に残します」

フランが笑顔でレイを見ている

「この町に来たら使ってね」

「はい! 御主人様、宿屋に泊まる事がなくなります」

「それは… 楽しみが減るのかな?」

「安心して寝れます! それに噂も集めやすくなります」

フランが笑顔で説明している

「無理はしないようにね」

「はい!御主人様、メイ姉さま達は迷宮に住んでいますから、それよりは良いです」

「え? 住んでいる?」

「御主人様の真似と言ってます。 全員戦いに慣れると思います」

「それなら良いけど、メイそんな性格だったかな?」

レイが考え込んでいる


メイが鍛えているならば良いけど… そんなに豪胆な性格だったかな? もう少し控えめだったのに… どうしようかな? 鍛えてくれるならきっと大丈夫だと思うけど…

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