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異世界転移のんびり自由に生きます  作者: 桂崇
第7章 フォールベアン

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第136話 公爵家の護衛依頼 中編

翌日、ミリーアリアとクリアナも到着すると、屋敷で公爵家の人達と泊まり、翌朝準備をすると町を出発して街道を進むフォーレルドルフ子爵家とルセイド伯爵家の領境近くを通っている

「御主人様、かなりの人が待ち構えいます」

エリンが耳をピクピクさせながら言い外を見ている

「ベイロースに戦闘準備させて… 伯爵領に入る前に襲ってくるなんて…」

レイが呟いている

「各馬車の護衛を強化させます」

レインが微笑みながら言い、並走するメイド警備隊に伝えている。 ベイロースが合図をすると警備担当達とメイド警備隊達がそれぞれ馬車の横に向かい配置についている。 公爵家と伯爵家の騎士がメイド警備隊から事情を聞いて、警戒体制を強めている


街道の先に木が倒されて道が封鎖されている。馬車列が止まると前方から兵士達が現れている

「証拠は残すな!! 皆殺しにせよ」

男が大声で叫び、兵士達が森からも出て馬車に近付いてくる

「全員無力化せよ!! 」

レイが大声で言うと、ベイロース達とエリンとファーとアリスが兵士達を次々と弾き飛ばしていき、前方から魔法が放たれると、警備担当達が慌てたように魔法に武器を叩き付けて、爆発に警備担当が馬から落ちて地面に倒れるがすぐに立ち上がっている。騎士達が急いで魔法で応戦をしている

「御主人様、殺しても良いですか?」

5人の少年少女がレイの馬車の横に来て聞く

「待機で良いよ… 後で拘束を手伝うように」

レイが微笑みながら言い、ニースが周囲の警戒をしている

「待機します」

少年が残念そうにレイを見ている。メイド魔法師隊が前方に向かい、魔法を放っている兵士に向かって魔法を放ち、爆発で兵士達が吹き飛んで警備担当達が一気に突撃していき、兵士を無力化している


「御主人様、制圧完了しました」

エリン達が戻って来て言う

「後は騎士に任せよう… 怪我人の治療もするように」

レイがエリン達を見てから言う

「魔法使いは余計でした… 手加減を教えたほうが良いです」

エリンが苦笑いしている

「魔法戦仕掛けられたからね… 人に対しての魔法を考えないとね… 殲滅を目的にし過ぎたからかな?」

レイが笑顔で伯爵家の騎士達を見ている。伯爵家の騎士がレイの方に来ている

「レイ殿、拘束はしています。 護衛感謝します… 公爵家の騎士から報告を受けたいと連絡が有りました」

騎士が姿勢を正して言う

「挨拶と後始末頼もうかな… 5人は警備担当達と賊の拘束と両腕の骨を折っておいてね… やり方はメイド警備隊から教わるように」

レイが笑顔で5人に言うと、メイド警備隊と共に襲ってきた兵士達を拘束に向かう


「レイ殿、完全な無力化感謝するが… これの後始末どうする?」

ホルスウィナーが周囲を見てから言う

「盗賊としては中々訓練されてました、後始末は任せます… 面倒ですから」

「そうか… こいつが頭目だが… マーブリル子爵家の分家の士爵本人だ… それも今回は許されないだろう…フォールベアン殿下の命も狙ったのだから… どうしたものか… 」

「ただの盗賊です… それ以外は知りません」

レイが笑顔でホルスウィナーを見ている。フォールベアンが馬車から降りてきて捕らわれている男を見てからレイを見ている

「こちららで処分させよう… 相手を潰してやる」

フォールベアンが笑顔でホルスウィナーを見ている

「大変申し訳ないのですが、あくまで盗賊です。 相手には脅しと借金で許します… 領地の一部… フォーレルドルフ子爵家側をフォーレルドルフ子爵家とルセイド伯爵家に割譲などで良いとは思います… その方が苦しむでしょう」

レイが頭を下げながら言うと!ホルスウィナーが気が付き頭を押さえている

(レイ、そういう事か…ここはフォーレルドルフ子爵領内、大事に出来ないか… フォールベアン殿下を抑えないと問題が大きくなる… )


「それでは許されん」

フォールベアンがレイを睨みながら怒鳴る

「フォールベアン殿下、レイは借金漬けにして貧乏貴族にするように言ってます。 それにこの地はフォーレルドルフ子爵領内です… フォーレルドルフ子爵にも罰を与えますか? レイの策謀も良いとは思います」

ホルスウィナーがフォールベアンと相談をしている。フォールベアンがレイを見ている

(財力を奪うか… 影響力が無くなれば、没落か? 民が可哀想だが… 簡単に処分するよりも良いのか? 目先よりも利が有るのか… 目先にとらわれない戦略眼を持っているのか? フォーレルドルフ子爵家に罰を与える必要はないだろうが… 政争ならばフォーレルドルフ子爵も危ないか… しかし、この護衛達の実力の方が脅威になりかねない)


レイ達は何事も無かったように野営の準備をして、フォーレルドルフ子爵の騎士隊が到着するのを待っている。翌朝、騎士隊が到着すると、フォーレルドルフ子爵が慌ててフォールベアン殿下に会いに向かい、物凄い勢いで地面に座り込み頭を下げて謝っている

「後始末は任せる… マーブリル子爵に領地割譲や賠償を求めるように… ホルスウィナーとも相談をするように」

フォールベアンが地面に座り込み頭を下げているフォーレルドルフ子爵を見て言う

「え? 領地割譲? 賠償? よろしいのですか?」

フォーレルドルフ子爵が驚いたような声をあげている

「相手を潰すよりも財力を奪え… レイに感謝するように」

フォールベアンが言うと、馬車に乗っている。フォーレルドルフ子爵か信じられない様子で馬車を見ている

「ミッドランド公爵家として、抗議の手紙を書いてある… ルセイド伯爵家も一緒に襲っているのだから… それにクリアナ殿も一緒に… かなり大事になるな… 秘密裏に終わらせるようにな… フォールベアン殿下は巻き込まれただけだな… 脅しにはかなりの恐怖だろう… レイを敵に回した末路思い知らせよ」

ホルスウィナーが説明している


フォーレルドルフ子爵が捕らわれている。兵士達を見に向かい、頭を抱えて震えている

(マーブリル子爵、完全に終わりだろう… かなりの口止めの金額が必要だ… この辺りの領地割譲で街道の安全はされるかも知れないが… これが大事になれば、我がフォーレルドルフ子爵家も終わりだぞ… しかし… この兵団相手に損害無しなんて…レイ殿が一番怖い… それに何気に全員指まで砕かれているし… やはり護衛の騎士隊をつけて送らないと怖い… 領内で襲われたら終わりだぞ………)

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