第124話 ルセイドの町に帰還
奴隷商人が次々と奴隷契約を終わらせてから、屋敷に連れて行き、レイン達が約束事の約束させている
「御主人様、配置に関してどうなさいますか?」
レインが一通り約束させてからレイに聞きにくる
レイが侍女と執事と警備担当と料理人などに分けていき、商会関係も分けている
「御主人様、多くの女性も警備担当になってますが… メイド警備隊ですか?」
「才能があるからね… アイリーンよりは無いけど… それとあの子供達には文字や教育もさせておいてね… 家族なんだから不幸にはしないように」
レイが笑顔でレインに説明している
「ベイロースに説明させます」
レインが悟ったように言い、それぞれに更に注意事項を伝え始めている
注意事項の説明が終わり全員並ぶ
「御主人様、家族全員を引き取って頂き感謝しています。 一生涯忠誠を誓います」
執事が頭を下げている
「色々任せるから頼んだよ… 一緒に住む人は家族と思い、支え合うように」
レイが笑顔で言う
「感謝します… 素晴らしい御主人様に出会えた事を感謝して、一生涯忠誠を誓います」
執事がその場に座り頭を下げていると、全員座り頭を下げている
レイ達が屋敷と商会の開店の準備を始めてさせて、レイは家令の紹介で商業ギルドへの加入と挨拶も終わらせている
数日後には、商会長代理ベンに仕切らせて商会の開店をさせている。レイ達は屋敷で少し休んでから、フラン達と共に研修させる奴隷達を連れてルセイドの町に帰る準備をしている
「御主人様、調味料等の買取と安い物を中心に買い物が終わりました」
フランが笑顔で説明している
「フランありがとう、気になる事はあった?」
「各商会が警戒している感じです。 後は何人かにつけられましたが、商会に一度寄ってからはいなくなりました」
「護衛をもう少し鍛えたいね… 鑑定持ちも鍛えた方が良いのかな? 」
レイが考え込んでいる
「ベイロースお姉様に短剣術と組手を習っています… この鞄を守れるように言われています」
フランが満面の笑顔で言う
「フラン無理はしないようにね」
「はい! あ!!… 錬金術師姉妹から錬金術の本等も頼まれていたのですが… 中々見付からなくて諦めてしまいました」
フランか思い出したように説明している
「錬金術の本か… レイン、家令に聞いてみよう」
レイが笑顔で言い、出掛けようとする
「すぐに準備をします」
レインが微笑みながら言いエリン達を集めている
レイは家令に相談に向かい、何件かの店の紹介を受けて、店を見て回り錬金術に使う道具や素材を買い集めて、何冊か本も入手している。フランは店の場所をメモして歩いている
翌日、男爵に挨拶をしてから町を出て、順調に進み準男爵家の町に到着する。 屋敷に泊まって、準男爵家の家令の案内で乾燥した根野菜を沢山購入している
「こんなに作っていたのですか?」
レイが山積みの箱を見て驚いたようにしている
「切って干しただけです。 不味くても保存食に出来ていました… しかし、本当に全部買って頂いてよろしいのですか?」
家令が驚いたようにレイを見ている
「開拓村でも… 家畜の餌ならば、ミルクになります」
「ミルクですか… なるほど考え方が違うのですね… 準男爵様もこの在庫を処分したくてレイ様を利用しているだけですが… それでも同じ事を言われるのですか?」
家令が苦笑いしている
「利用… 利用されますが、代わりに利用もします… 奴隷が増えすぎて食べさせる為に食料と稼ぎも必要ですから… 」
レイが笑っている
「ここだけの話… 準男爵様はレイ様を恐れていましたが、ゴブリン討伐の件と食糧難の時にレイ様の人柄を確認できて信用しております。 レイ様の商会の名声も相当上がっています…」
家令が笑顔で話している
砂糖の原料の事は黙ってないと… 稼ぎのために買っているのがバレたら名声も地に落ちるかな? 落ちて構わないけど…
町を出発して開拓村の宿屋に泊まり、開拓村の視察と周囲の森に入っている
「アプルの木もありますね」
レインが赤い果実を見ている
「アプルも沢山欲しいな… 果樹園でも作れるかな? だけど… 薪の事を考えて… 炭は使ってないのかな?」
レイが考えながら呟く
「炭ですか? 薪で十分では?」
レインが考えて言う
「薪だと乾燥しないと煙が多いからね… 成長の早い木を薪専用に育てるかな… 森を育てる事も考えないと… 農園同様に家畜も欲しいかな」
「ミルクですか? チーズですか?」
「チーズなら交易品になるけど… 家畜のフンや尿が肥料になって痩せた土地が豊かになるし… 肥料の作成にもなるからな… 卵も栄養があるから、捨て難いな… 面倒だから全部やらせてね」
レイが考えるのを止めてレインを見ている
「全て… 伝えますが、村長が理解出来ないと思いますが… 」
「男爵領の開拓村に放牧をしていた者も多いから、こっちに何人か移動させて… 鳥は… 農地で育てているから… 増やしてこっちに送らせよう」
「御主人様が言われるならば、手配します…」
レインが諦めて言う
(御主人様が食べたいだけですよね? しかし、この村発展しすぎるような… 乾燥したキノコも沢山作らせてなかったですか? 道と反対側まで開墾させてましたし… 魔獣も警備担当達がかなり狩ったと聞いています)
レイ達がルセイドの町に到着すると、本邸に向かい執事と侍女が並び笑顔で出迎えてくれる
「御主人様、お帰りなさいませ、お帰りを心待ちにしておりました」
執事が笑顔で頭を下げている
「何もなかったか?」
「詳しい報告は後ほど致しますが、行商人が増えて、宿屋が連日満員になっています。 石鹸を買いに来た商人も多く全て無いと伝えているそうですが、倉庫にかなりの交易品があります」
フローネが説明している
「交易品? そう言えば準男爵などに行商人が来てないな」
「宿屋に泊まるのが目的の行商人が多いようです。 ミリーアリア様の宣伝を聞いた人が多いとか… 肉と魚が足りなくなる勢いです」
「え! 肉と魚が足りないの!!」
「フラン、買ってきましたか?」
フローネがフランを見ている
「男爵領で買ってきています… ハムが300と塩漬けが300です… 干し肉も安い物を大量に買いました… 調味料も多く買いました」
フランが笑顔で説明している
「御主人様の食糧は十分です。 御主人様は旅に出ずにゆっくりしてください」
フローネが微笑みながら言う
(御主人様が買いに向かわないでください… 屋敷で子作りも仕事です… 夜這いしましょうか… あの蒸留酒で酔わせて… えへへ)




