第122話 メリトルセイドの後始末
レイ達は男爵家の町に向かいながら、ゴブリンを討伐して進み、屋敷でゆっくり過ごしている
バールドル男爵が町でコブリン討伐の報告をすると、住民が歓声をあげて喜ぶ、積まれた進化種のゴブリンの頭の山を見て住民達は危機的な状況を実感もしている
レイ達が領主の館に呼び出され、ロワイダル達と共に侍女に案内され、バールドル達と相談が始まっている
「改めてレイ殿感謝するが… この数は予想外である… ゴブリン村20に倒した進化種の数… 更に上級種も数多く… 褒美の査定をさせていたが… 金貨4000枚は軽く超えるだろう… 改めて危機的な状況だったと実感している… 心苦しいが…褒美をすぐに出せない… 領内も荒廃している…」
バールドルが説明して、重臣が正確な戦果を説明している
そんなに倒していたかな? どうするかな?
「レイ殿、相談なのだが… 町の大きな商会の建物などと………」
バールドルが商会と特権と開拓村などの土地などの話をしている
「この付近の山々は?」
レイが示された地図を見ている
「何も無いが… そこも好きにして良い」
「開発して何か出れば、独占させてもらいます… 良いですよね?」
「良いぞ! 鉱山でも出来れば良いが… かつて調査されて何も無いとされている」
バールドルが笑顔で説明している
「広ければ果樹園や木々から得られる収入もあるかな? 開拓村の人員が問題かな?」
レイが笑顔で考えている
「残りは借金とする… 金貨3000枚… 膨大すぎる… はぁ…」
バールドルが苦笑いしている
(既に破綻か… 王家からの支援次第だが… レイ殿を怒らせたら終わりだな…)
レイ達は騎士の案内で閉まっている商会の建物に向かい、中を確認してから商業ギルドに向かい、少し話し合いをしてから宿屋の屋敷に戻る
数日後、レイ達はロワイダル達と共に一度ルセイドの町に向かう事にする
途中準男爵家の町の奴隷商で数百人の奴隷を買う約束をしてから、ルセイドの町に戻る
「御主人様、お帰りなさいませ」
執事と侍女が並び出迎えている
「何もなかったか?」
レイが執事を見ている
「屋敷は何もありません… 宿屋と商会は 行商人が来たそうです。 宿泊と交易品の買取りが出来たそうです。 フランの商隊は3日前に戻り、出発準備をしています」
執事が微笑みながら説明している
「フラン達に待機するように伝えてくれ… メリトルセイドの町に一緒に向かうと伝えてくれ… 準男爵家の町から数百人規模の奴隷を運ぶ事になると伝えるように」
レイが笑顔で言うと、侍女達が驚いたようにレイを見ている
(数百人規模の奴隷を… 開拓村ですか? そんなに買ったのですか? この屋敷に連れてこないですよね?)
レイは、奴隷商で使えそうな奴隷を買い、商会運営の責任者や護衛達を連れて、フランの商隊と共にルセイドの町からメリトルセイドの町に向かって進み、準男爵家の町で準男爵と相談をして、準男爵家の兵士達が護衛して難民と奴隷達を連れてメリトルセイドの町に向かう
バールドルは難民が戻って来たのを聞いて、すぐに各村々に護衛して向かわせている
レイは商会の開店準備をして、生活必需品の販売をさせてから開拓村候補地に向かい、奴隷達を分けて簡易的な家を作らせ始めている
「御主人様、怒涛の速度で開拓村の準備が始まっています。 まさか最初から家を作るために木材を加工した物を用意させていたなんて思いませんでした」
レインが組み上がっていく家々を見ている
「魔法の鞄様々だよ… それに大工が20人も買えたのが良かったよ」
レイが笑顔で言う
「農具もフラン商隊が集めていましたし… フランの優秀さも良かったです」
「開拓村の事を分かっているからかな? 巡回の商隊の準備もしたいから… 鑑定持ちや交渉持ちを多く同行させよう… 寒くなるから、護衛も鍛えないとね」
レイが笑顔でレインと話している
「御主人様、井戸の準備が終わりました… 警備担当達の体力が有り余っています」
エリンが笑顔でレイの元にくる
「穴掘りのスキル無いのに優秀だね」
レイが笑っている
「石が足りなかったですが、魔法師隊が石を沢山出してくれて助かってます。 それに準男爵家の騎士達も親切に色々教えてくれています」
エリン笑顔でレイを見ている
「魔獣の気配やゴブリンは?」
「全くいないです… 冬眠しているかもしれないです… 肉欲しいのに」
エリンが思い出したように呟いている
レイ達が準男爵家の騎士達の方に向かう
「レイ殿、何か用ですか?」
騎士の隊長が笑顔でレイを見ている
「色々教えてくれて感謝しています」
レイが笑顔で言う
「感謝ですか? このぐらいで借りを返しきれてません… 知ってますか? ここに来ている兵士は、あの難民や奴隷の列を見て、数年前の混乱の事を思い出していました… あの時、重臣が民を見捨てて大きな商会の言いなり… 食料の高騰を招き、餓死者もでて町中は大混乱になり… 家族を失った者も多くいました… レイ殿が商業ギルドマスターや重臣を罠に嵌めて潰してくれて… 更にマーブリル子爵家の言いなりの商会も潰して… 感謝しかない!! それに難民の所為で食料高騰も防いでくれた事の感謝は全員がしています」
騎士隊長が笑顔で説明している
「そんな事があったのか…」
「それもこの開拓村… かなりの食料の生産が出来るならば、準男爵家の為にもなります… イキナリ4箇所も開拓村を冬前に作る方も凄いですな… 思い切りが良すぎます… 既に畑にする場所の開墾も始める手早さ… 感服しています」
騎士隊長が笑顔で説明している
後は遊牧の為の家畜を集めて… 護衛を鍛えて見回り組も必要かな… ゴブリンのおかげで魔獣もいないし… 逆にラッキーかも…4つの開拓村の中心に向けて畑も沢山出来て良さそう…




