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異世界転移のんびり自由に生きます  作者: 桂崇
第2章 冒険者生活のはじまり

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第12話 アリス 前編

レイはテーブルで硬貨を数えている

「御主人様、何気にいつもよりも儲けましたね」

エリンが満面の笑顔で硬貨を見ている

「金貨4枚… 新しい奴隷を買えるけど… 迷宮内で寝泊まりするなら必要だけど、薬草採取なら必要ないから迷うな…」

レイが銀貨を積み上げながら呟く

「寝ている時の番は欲しいですが… 御主人様を独占出来なくなるなら… 必要ないです」

エリンが考えながら言う

「レインとエリン並みの奴隷なら良いけど… 迷宮なら獣人かな? レインは頭脳だし…」

レイが考えながら呟いている


レインは読み書き等を任せるから、エリンが前で戦っている際、後方の警戒かエリンの代わりに前衛かな? 多くなると、資金をある程度稼ぎ続けられないと… 手持ちと相談しながら考えるか…


レインが目を覚まして、レイとエリンが話しているのを見て慌てて起き上がる

「御主人様、体調を崩して申し訳ありません」

レインがレイの元に来て頭を下げている

「レイン、無茶せず寝ていてる様に… 解熱剤も買ってあるから飲むようにね」

レイが笑顔で薬を差し出している

「こんな高価な物必要ありません、すぐに良くなります。 それに1日休んで看病までつけて貰い、稼ぎを考えると…」

レインが慌てて言う

「今日の稼ぎはこのぐらいだけど足りない?」

レイが笑顔で硬貨を見せている

「え! 金貨… 銀貨もいっぱい… 何が有ったのですか?」

レインが驚いたように言うと、エリンが1日の出来事を説明している。レインが驚いたように聞いている


食堂に向かい、席に着くと女性とミリーアが料理を運んでくる

「沢山食べて早く良くなりなさい」

女性がレインを見て言う

「肉のフルコース?」

エリンが嬉しそうに言い尻尾が激しく動いている

「ウサギ肉たっぷり堪能しよう」

レイが笑顔で言うと、食べ始めている


味付けが同じか… 調味料が欲しいな… 森でハーブや香草等を採取した方が良いかな? 森でキャンプでもするかな… 旅もしたいけど、その前にある程度実力もつけないと…


翌日、レイ達は宿屋を出て奴隷商に向かう

「いらっしゃいませ、どの様な奴隷を探しますか?」

女性店員が微笑みながら出迎えてくる

「資金はそんなに無いので、最低ランクの奴隷から見させて貰っても良いですか?」

レイが笑顔で言うと、女性が微笑みながら頷き、奥の部屋に案内してくれる


レイは鑑定を使いながら奴隷達を見て回っている。レインは離れない様にレイと腕を組んで、エリンが後ろからついてくる

「御主人様どうでしたか? 良い奴隷いましたか?」

レインがレイの横顔を見て言う

「アピールはしてくるけど、レインを見て少し引いていたかな?」

レイが笑顔で言う

「レインがこんなに熱烈アピールしたら、奴隷も引いています」

エリンが笑いながら言う

「御主人様から離れたくないですから」

レインが慌ててエリンを見ている


女性の案内で部屋に案内され、しばらくするとバークレンが入ってくる

「レイ様、レインとエリンと仲が良くて大変良かったと思います。本日は更なる護衛が必要ですかな?」

バークレンがレインとエリンの様子を見て微笑んでいる

「ちょっとね… 冒険者ギルドの支部長からの紹介状ですが…」

レイが紹介状を差し出すと、バークレンが読んで笑みを浮かべている

「あの支部長からの紹介状とは… 理由は伺いませんが、地下の処分予定の奴隷の元に案内しますが、使い物にならない者が多く迷宮で使い捨てにしてください」

バークレンが笑みを浮かべて言うと、別建屋の地下に案内される


薄暗い中、牢屋のような作りになっている。レイは各部屋を少しずつ覗いて歩いている。レインとエリンは少し不安そうにレイから離れない様にしている

「この奴隷は何をしたのですか?」

レイが壁に張り付けにされている女性を見て聞く

「引き取りましたが、命令も聞かず、仕込もうとしましたが、拒否して多少痛め付けましたが、全く効果がありません… 教育も出来ないので処分予定です」

バークレンが笑顔で説明している

「レイン種族は解るかな?」

レイがレインを見て聞く

「珍しいですが、狐耳族と思われます。まだ幼さが残っているので、妹ぐらいだとは思いますが… 狐耳族は妖術を使えますが、成長しないと戦闘力はかなり劣ります」

レインが考えながら説明している


レイはエリンにも相談してからバークレンを見ている

「奴隷契約は出来ないでしょう… 何を言ってもヒト族を下に見ていますから… 残念な奴隷です」

バークレンが少し困惑したように言う

「口枷を取り敢えず外してくれるかな? 話したいし」

レイが笑顔で言うと、バークレンが指示して口枷を外している

「ヒト族ごときが!! 必ずぶっ殺してやる!! 絶対に絶対に絶対!! 」

狐耳族の女性が叫んでいる

「どうやって殺すのかな? その口で首に噛み付くのかな? 」

「このーーーーー絶対に殺してやる!!」

狐耳族の女性が暴れようとしている

「黙れ!!」

バークレンが怒ったように怒鳴り、狐耳族の女性が苦しみ始める

「こんなの!! 絶対に絶対に……」

狐耳族の女性が苦しみながら叫んでいる


「見苦しい姿をさらしていますが、奴隷としての教育も不可能です」

バークレンが呆れながら言う

「身の程を弁えさせたら言うことを聞くのかな?」

レイが考えながら言う

「身の程を?」

「ちょっと、実力差を見せ付ければ暴れなくなるかな?」

レイが笑顔で言うと、レインとエリンが驚いたようにレイを見ている


バークレンにお願いして、少女を解放して貰い、中庭に移動する

「手加減は出来ないけど、殺しにきな」

レイが笑顔で少女を見ている

「このーーーーー!!」

少女が怒鳴りながらレイに飛び付いてくるが、レイは少女の腕を掴み勢いに任せて投げ飛ばすと、少女は地面に転がりながら倒れ、痛みに耐えた様に立ち上がり、すぐにレイに向けて突進してくる


何度も何度も投げ飛ばし、少女が必死に立ち上がり、フラフラしながらレイに近付いて、レイの前で倒れる

「凄い根性と精神力だな… それは認めるよ」

レイが笑顔で言うと、バークレンを見ている

「このまま処分しますか?」

バークレンが微笑みながらレイを見ている

「この子が認めるまで付き合うかな? 」

レイが笑顔で言うと、少女にポーションを掛けてから抱き起こしてポーションを飲ませている。傷口が塞がり少女が目を覚ます

「キャーーーーーー!! 何をした!!!」

少女が目を覚ますとレイの顔を見て叫び暴れ始めると、レイが離れて少女がレイに掴み掛かり、レイに投げ飛ばされている


少女が大の字になって泣き始める

「これで力の差は解ったかな? どうする? まだやるかな?」

レイが少女を見下している

「好きにしろ… 勝てない… 」

「少女が言う言葉? ひどい目に合うよ」

「もう… 好きにして… 」

「死ぬまで使ってあげるから、死ぬ時まで忠誠を誓えるかな?」

「死ぬまで… 誓います… 死ぬ時までいつ如何なる時も忠誠を誓います…」

少女がレイの顔を見上げて言う

「バークレンいくらかな?」

レイが笑顔でバークレンを見ている

「本来なら金貨3枚でしたが、処分代わりに銀貨1枚で譲りましょう… 他に必要な奴隷はいますか? 」

バークレンが笑顔で言う

「安くて珍しい種族はいるのかな? 特殊な能力があれば迷宮探索に役たつかな?」

レイが笑顔でバークレンを見ている

「レイ様の実力を加味すると良い奴隷は今はおりません」

バークレンが少し考えてから言う



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