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異世界転移のんびり自由に生きます  作者: 桂崇
第6章 ゴブリン討伐

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第114話 ラーカウインディーの町 前編

日が暮れる前にロワイダルと準男爵家の騎士隊長と家令が到着して応接室で話し合いを始めている

「メリトルセイド男爵領からの奴隷の数が増えて確認の為に使者を送りましたが、ゴブリンの大群に領地の半分が壊滅しています。 王都に使いを出しましたが… ルセイド伯爵家の騎士同伴でこの町に来られるとは思いませんでした」

家令が説明しながらロワイダルを警戒している

「うちの村付近にゴブリンが現れて、危険の為に討伐していたが、隣領から流れてきているのを確認した… ロワイダルが既に抗議をしてくれたが…」

レイが説明するとロワイダルが地図を出して、更に説明している

「そこまで広がっていたとは… それでこの数で町まで… 納得はしたが、問題は隣領の為兵を送れない」

騎士隊長が険しい顔で地図を見ている

「伯爵様に報告は走らせたが、 レイ殿は冒険者であり、商人だから隣領に入っても問題は無かったが… 内密にしてくれるか?」

ロワイダルが説明していると、家令がレイを見ている

(ここまで討伐して来てくれたのか… 対応は難しいが、商会の手を借りないと対応は不可能だろう… 町中で避難民と住民の衝突や治安悪化したら大問題になる…食料問題も発生している…)


ロワイダルと騎士隊長が相談を続けて、レイは家令と内々に相談をして、騎士隊長達が帰っていく

「レイのおかげで協力体勢の約束ができたぞ… すぐに騎士隊長に伝えに帰りたい」

ロワイダルがレイを見て言う

「こっちの村と町の状況を確認後、帰るようにします… 村にも寄らないといけないし… 」

レイが考えてから言い、ロワイダルが帰っていく

「御主人様、何から対応しますか?」

レインが微笑みながらレイを見ている

「食料調達が必要だな… あ! フランを連れてくればよかった… ベイロース達に一度ルセイドの町に戻り連れてきて貰うかな? メイ達でお使いよりも確実に対応が必要そうだから…」

レイが考えながらレインを見ている

「ベイロースとメイ達に一度帰ってもらい、御主人様は男爵家の町に向かうのですか? それが確実ですが… 」

「鑑定持ち達に安い物を買わせて、持ち帰らせたいけど… 逆に高くなっているかも… 持ってきている食料を少し売るかな? 高値で売れれば良いかな?」

レイが笑みを浮かべている。レインが微笑みながらレイを見ている

(御主人様が商人の顔になってますが… ポーション売った方が良いかもしれないですが… )


翌朝、ベイロース達にレイが手紙を託して、ロワイダル達と共にルセイドの町に向かい、レイは町中を見て回っている。奴隷商の近くを通ると多くの人が奴隷商に並んでいる

「御主人様身なりから身売側ですね… あの数からして建物内も一杯でしょう」

レインが並んでいる人達を見ている。レイが鑑定を使いながら人達を見ている


良いスキル持ちはいないな… 奴隷商に入ったら無理矢理買わされそうだな…


レイは市場を少し歩いてから商会に入り、商品の量を見ている

「色々不足しているな…」

レイが呟いている

「行商人が来てません… 食料や日用品の値段は跳ね上がり、既に2倍になってます」

担当者が資料を見せている

「これは問題になるな… 1月もしない内に食料が尽きそうだな…」

「いくつかの商会が慌てて領主様に相談をしていますが、対応が追いついてないです」

「レイン明日出発するしかないな… 少し食料を出して行っても無駄だな… 買い占めが始まっている…」

レイが考えながらレインを見ている

「実は商業ギルドの新しいギルドマスターの商会が売り渋りして釣り上げています」

「強欲は身を滅ぼすと教えないとな…」

レイが笑みを浮かべている


レイ達は準備をして翌日出発する。数日後男爵家の町に到着して、市場で食糧の価格を確認して、大きな商会に向かう

「ルセイドの町の商会ですか? 何か用ですかな?」

商会長がレイを値踏みするように見ている

「この町の食料が安くなっていると聞いて、見に来たが… 結構安く売られています」

レイが笑顔で市場での価格を言っている

「大口の仕入れがありましたからな… 小麦と豆類は特に安くなっています」

「どのぐらい買えますか? その価格ならば多少利益が出ます」

レイが笑みを浮かべて、商会長が説明を聞いている


「その量全てもらいましょう」

レイが笑顔で商会長を見ている

「は? 良いのですかな? 売れ残りますぞ」

「実は開拓村があります。 残りは下げ渡して保存食にできます… 安くしてくれれば嬉しいです」

レイが説明している。商会長と交渉しながら契約して、倉庫に案内してもらい、商品を確認して、レインとアリスの魔法の鞄にしまっている


「魔法の鞄持ちとは羨ましい… またの御利用をお待ちしてますぞ」

商会長が笑みを浮かべている

(若いが… 魔法の鞄持ちなら、持っている者を後で捕らえて奪い返すか… ふふふ)

「それではまた安い物を買わせてもらいます」

レイが笑顔で言い、商会を出ていく


「御主人様、付けられています」

エリスが警戒した様に言う

「だろうね… 魔法の鞄が欲しそうだったからね… 後3軒の商会を巡ったら宿屋で待ち構えるよ」

レイが笑顔で次の商会に入り、次々と食料と日用品を買っている


レイ達が宿屋でゆっくり待ち構えている

(早く来ないかな? 暇だな… 早く来てくれないかな? このまま来ない事は無いよね?)

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