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異世界転移のんびり自由に生きます  作者: 桂崇
第5章 ルセイドの宿屋とホルスウィナー

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106/126

第106話 フォーレルドルフの町で襲撃 中編

レイはメイド警備隊に指示して裏の警備に一時的に穴を作り、賊を待ち構える事にする。警備担当の交代と同時に警備担当をメイド警備隊に呼ばれて話し込み裏の扉から男達が様子を伺い、こっそりと6人の男達が敷地に入って建物に近付いてくる

「ライト」

レインが光の玉を作り暗闇を照らして

「火球」

アリスが火の玉を賊の後ろの方に放ち、火の玉が薪に当たり燃えている。明かりに男達が慌てて武器を構える

(罠か? 素人では無いのか? 商人と聞いていたが… 情報が違うぞ)

「覚悟しろーー!!」

ファーが怒鳴りながら接近して剣を振り抜き、男が弾き飛んで転がり、エリンと警備担当達も一斉に襲い掛かって、男達を弾き飛ばして転がっている


警備担当が四肢を砕いてから拘束して、レイとメイド警備隊達が近付いていき、エリンとファーは男達の落とした武器を片付けさせている

「誰に頼まれて襲いに来た?」

レイが賊達を睨んでいる

「く… お前がレイか? 」

賊が睨みながらレイを見ている

「誰に頼まれた? 騎士に引き渡してから拷問受けるのかな?」

「拷問ごときで口を割ると? 能天気な! 商人ごときが良い護衛に囲まれていただけだ… あの世で後悔せよ!!」

賊が叫び、賊達が爆発をしている。メイド警備隊達がレイを庇うようにして爆風とレイの間に入り爆風の勢いにレイを抱きしめながら吹き飛ばされて、宿屋の壁に叩き付けられている


「ん… これは…」

レイが血まみれのメイド警備隊を退かしている

「御主人様!!」

エリンとファーが慌ててレイの元に来ている。レインとルカとアリスも慌てて宿屋から出てくる

「賊は… 」

レイが周囲を見ている


賊が自爆したのか? 本職の暗殺者… 自らの命も武器に… 油断したのか… その所為で大怪我をすまない…


「御主人様大丈夫ですか? ケガは?」

レインが慌てた様にレイの元に来ている

「それよりもみんなの治療を直ぐに… 一人も死なせないように!!」

レイがメイド警備隊と警備担当達を見ていい、魔法の鞄からポーションの瓶を出している。エリンとファーはポーションを受け取り直ぐに足元のメイド警備隊達に使っている

「御主人様… 本当に怪我してませんか? 大丈夫なのですか? 御主人様!! ポーションは先に御主人様が使ってください」

レインが心配そうにレイの手足をしている

「レイン!! 落ち着け!! 重症者から治療が必要だ!! 早く警備担当達にポーションを!! …… アリス!! 頼んだ!!」

レイがレインを見ていい、レイの心配だけをしている状況にアリスを見て言うと、アリスが魔法の鞄からポーションを取り出して集まって来たメイド警備隊と警備担当達に手伝って貰い、倒れている警備担当達にポーションを使っている


「2人とも大丈夫なのか? 」

レイが庇ってくれたメイド警備隊達を見ている

「このぐらい… 血は賊の血がほとんどです… それに中級ポーション使ってもらい感謝しています」

メイド警備隊達が立ち上がり周囲の血を見ている

「そうだな… 直ぐに着替えて、怪我してないか確認をするように… ポーションは使う為のものだ… たいした怪我でなくて良かった」

レイがホッとした様にメイド警備隊達を見てから警備担当達を見ている


警備担当達が立ち上がり、レイが安心したようにして怪我の状態を確認してから、レイ達は着替えをしに部屋に向かう


レイが着替えをして、汚れた服を侍女が預かり洗濯に向かう

「御主人様、申し訳有りません… 取り乱して冷静さを失っていました」

レインが頭を下げている

「今回は自分のミスだ… 本職の暗殺者なら自爆くらいすると読めなかった… いつも楽勝していたから…油断していたと思う… 」

レイが説明している

「御主人様、護衛として油断していました… 自爆と自害はすると考えて拘束していませんでした… 今後徹底させます」

ファーが頭を下げている

「暗殺者を仕掛けてきたなら、今後も襲撃が有るのかな? 用心させないと…」

「御主人様、申し訳ありません… 御主人様が血だらけなのに動けませんでした… お許しください… 」

ルカが震えながら床に頭を付けている。 レイン達が驚いた様に見ている

「ルカは人の死に慣れてないのは仕方ない… ルカ立ちなさい」

レイがルカを見ながら言う

「奴隷なのに御主人様の危機に動けなくて本当に申し訳有りません!! どうか転売だけはお許しください! 何でもしますから… どんな罰も受けます…お願いします!!」

ルカが叫んでいる。レイン達もどうしたら良いか解らずレイを見ている

(いつも一緒にいて忘れ気味ですが… 私達も奴隷です… 御主人様に捨てられれば… 生きていけません… どうしたら…)


ルカ… みんなもどうしたら? 今後の方針も決めないと… 警備担当達もメイド警備隊達も同じ思いかも… どうするか…


「ルカ、可愛い顔を見せなさい… ルカは戦闘には向いてないのだから、それ以外で頑張っているのも見ているから捨てないよ… 今回は完全に自分のミスだから、誰も責めないし、罰も与えないよ… もう泣かなくて良いよ」

レイがルカに手を差し出して言うと、ルカがレイを見て更に大泣きをしている

「え? …」

レイが助けを求める様にレインとエリンを見ている


ここで更に泣くの? どうしたら? レイン、エリンどうにかして… え?レインもエリンも涙目に? アリスどうにかして……


「御主人様、騎士が説明を求めています」

侍女が入ってきて言いながらルカ達の様子を見て顔が引き攣っている

「解った直ぐに行く… ファー、エリン一緒に来てくれ… レイン、アリス任せた」

レイが慌てて言うと、部屋を出ていき侍女とエリンとファーが慌ててレイの後をついていく


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