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快適要因  作者: 一色 サラ


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第2話 

仕事の昼休みに1人用に作られている壁に前面にしたカウンター席に座っていた鳴門《なると》はモバイルオーダーで届いた商品を食べていた。空席だった隣に商品が乗ったトレーが置かれるのが見えた。隣から声が聞こえてきた。最初は電話かと思った。でもなんか紙に書いているが見えた。チラッと横目で見たら、電話などしていなかった。ただ、ブツブツと話していて、チラシの裏側みたいなものに書いている。「ふん、ふん、これは犯罪だね」と紙に書きながら、呟いている中年の女性が見えた。「男性、眼鏡」と言いながら、書いている。たぶん、接客が悪かったのだろうが、ここで書いても仕方がない気もする。こんな平日の12時から13時なんて忙しい時間だろう。そんなに丁寧に接客などできるとは思えない。相手の立場になって考えるという発想はこのおばさんには起きないのだろう。

「氷は抜くのはよくて、ピクルスを抜くのはいけない。それはあなたの勝手な判断で」

まだ、ブツブツと言いながら、書いている。これをネットに晒すとかは流石にいけない気がするが、紙に書いているぐらいならまだマシなのだろう。ただ思うが、紙に書くことで、このおばさんは本当に納得するのだろうか。何となく、最初に聞こえてきた犯罪とう言葉が引っかかってしまっていた。

 居心地が悪く感じて、鳴門は店をでることにした。

 

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