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4/8

好きな映画のBGMのサントラだけのプレイリスト作ったけどあんまり聞いてない

……かくして、ユウキの旅は終わりを迎えた。実は父親であった魔王を倒し、実は妹だった姫を助け、実は母親だった女神に祝福され、ユウキはようやっと元の世界に……


「それもうほぼ家族ぐるみのマッチポンプじゃないですか。意味分かんないでしょ、実の娘さらっていく魔王って」

「20代後半なのに、高校生くらいの息子が居る女神って、そっちの方がよっぽど小説になりませんか?」


 いやぁ、物語に意外性もたせる為に、家族を出すのも良いかなって。あいむゆあふぁざー的な。


「世界で一番有名な家族バレ参考にしたって、あなたにはあんな綺麗なもの書けません。諦めてください」


 あいむゆあくりえいたーだぞ……


「今だけはノーであってほしかった……」

「あ、意外性といえばなんですけど」


 はい。なんでしょうか?


「タグの『アンドロイド』ってなんでしょうか?」


 ……え?アンドロイド?……ほんまや、タグにアンドロイドって書いてある……一体誰がこんなものを……


「あ、アンドロイド!?タグにロボットの時点で怪しかったのに、そんな難しい存在までタグに付けたんですか!?」


 いや、ハーレムにアンドロイド追加したら面白いかなって……


「どうするんですか!?もう4話ですよ4話!ここまで出てきたロボット要素があの謎の襲われてたロボットだけって、タグ詐欺にも程がありますよ!」

「いえ、それよりも先に、既に異世界転生詐欺とハーレム詐欺の様な気が……」


 やめてくださいよ御手洗さん。それだと僕が詐欺師みたいじゃないですか。


「実際そうなってるんですってば!どうせあれでしょう?見るのだけは好きなSF要素もいれようとして、あと先考えずにロボットアンドロイドって書いたんでしょう?」


 ……そ、そそそ、そんな訳無いし、違うし、ちゃんと出す予定あるから書いたんだし、ガン○ムとロボ○ップ見たから出したくなったとか、そんなんじゃないし……違うし……。


「文字しか見えませんが、目が泳いでる様が、なぜか見えますね」

「と、とにかく。書いてしまったからには仕方ありません。早くロボットとアンドロイドをだしましょう」


 よっしゃ任せろ。最新兵器満載の、超未来なロボットとアンドロイド出したるけぇのお。


「言っておきますけど、あんまり複雑な物出さないで下さいよ?扱いきれずに困るのは作者ですからね?」


 なぁに、心配するな。これをちょいしてちょいのちょいと……よしでけたでけた、さぁ見晒せ!これが俺のロボット&アンドロイドじゃい!


「ワタシ オマエ コロス」

ガシャンガシャン!ウィーン!ゴゴゴゴ!

「物騒な事言いながら全長10メートルくらいのガ○ダムみたいのが突っ込んできたぁぁ!?」


 良いぞ!ヤれ『ヘカトンスケイル』!全てを灰塵へと還し、世界を草生一本生えぬ地獄の焦土にしろぉぉぉ!!!


「セカイ ニクイ コワス モヤス」

キュイィィィィィ!!


「なんか腕からビームみたいなの出そうとしてませんか!?ちょっと待ってくださいよ!まだ僕最初の街にすら到達してないのに、もう世界壊そうとしてるんですか!?それストーリーの後半にやるやつですってば!まだこの世界の文明にすら触れてないのに、文明が破壊されるぅぅぅ!?」


 なぎ払え!


「ジュウテン カンリョウ メッキャク 『エンドオブシヴィライゼーション』」

シュバァァァァン!!

「主人公より先に必殺技言われたぁ!?というか初めての戦闘描写これかよぉぉ!!」

「ふむ。致し方ありませんね。露出は減りますが、この作品の存続の為に、一肌脱ぐ……いえ、一肌着込みましょう」

シュゥゥゥン!ガシャン!

「我が鎧の前には何人もまかり通らぬ『天衣無双』」

「御手洗さんがまたダークソウ○みたいな鎧になった!?ってかまた必殺技先越されたよちくしょう!」

ドォン!ズガガガガ!

「メッキャク メッキャクゥゥゥゥ!!」

「はぁぁぁぁぁ!!」


 なにぃ!?ヘカトンスケイルのビームを、真正面から鎧で受け止めているだとぉ!?このバケモノめぇぇぇ!!


「天界の代行者……もとい、『正社員』の力をご覧にいれましょう」

「つ、強い……!戦闘力的にも、社会的にも……!」

「あ、ちなみに今は作者様に派遣されてる状態ですので、私に何かあった際の不備には、作者様にもそれなりに責任が発生するのでご了承ください」


 よし止まれヘカトンスケイルゥゥゥゥ!!今は文明を滅亡させるより、俺の社会的地位を守る方が大事だぁぁぁ!!


「リョウカイ リョウカイ サクシャノチイヲ ホゴスル」

シュゥゥゥ……

「と、止まった……良かった、僕の必殺技を披露する前に文明が終わらなくて……」

「ご利用ありがとうございました。鎧の修理代等の経費は、また後日請求させていただきますね」


 あ、その鎧使うのお金取るんですね……はい、誠心誠意お支払させていただきます……


バシュッ! ウィーン


「ん?ヘカトンスケイルの胸の辺りが開いた?」

「誰か中に乗っていたみたいですね。ほら、出てきましたよ」


 言ったろユウキ。ロボットと『アンドロイド』を出すって。細工は流々、仕上げを御覧じろ!


トン ザッ……ザッ……

「なるほど。ロボットの中にアンドロイドを乗せてたんですね。良かったぁ、ヘカトンスケイルと旅をすることになるのかと、内心冷や冷やしていて……」

「ワタシ オマエ コロス」

「喋ってたのはお前の方なのかよちくしょう!」

「ニンゲン ニクイ ホロボス」

「しかも会話とか出来ないタイプの殺戮アンドロイドだ!?」


 AIの暴走による、アンドロイドの人類抹殺計画。最近のSF作家ですらも敬遠する、ゴッテゴテのテンプレアンドロイドだ!どうだ?満足か?


「逆になんでこれで満足すると思ってるのか、小一時間くらい聞きたい所ですよ……」

ぷにぷに コン

「わぁ。すごいですね。ほっぺたを押すと表面はぷにぷにしてるのに、奥まで指を押し込むと鉄の感触があります。中に電池が入ってるタイプのお人形みたい」

「ヤメロ グリグリスナ ヤメロ ホロボスゾ ニンゲン」

「私人間じゃなくて女神です」

「ホナ エエカ」

「いいんだ……」


 いいんだ……ごほん。とにかく喜べユウキ!二人目のハーレムだ!


「ハーレム ニンゲンノ ミニクイ ヨクボウ ユ ル サ ナ イ」

「ハーレムっていうか、やってる事と思想は魔王軍のゴーレムって感じなんですが……」

「なぜ、あなたはそんなにも人間が憎いのですか?」

「アレハ ワタシガ マダ ニンゲン ダッタコロ……」


~~~~~


「……え?ここからアンドロイドの過去編に入るんですか?こんな一発オチみたいなキャラなのに?まだ僕の見た目の描写すらしてないのに?」


 ハーレム入りするキャラに、無駄にくっそ暗い過去を描写するのは、当たり前の事だろ?


「普通の異世界転生モノの普通のストーリーならそりゃそうですけど……キャラと作者が会話してるような、クソメタ特殊詐欺異世界転生に、そんな深いストーリー求められてませんってば……」


 うっさいなぁ。わーったよ。じゃあせめてサクッとだけ描写させてくれよ。な?


「……ちょっとだけですからね?それが終わったらそろそろ僕の見た目の描写を」

「アイル ビー バック……」

デデンデンデデン!デデンデンデデン!


 かくして、アンドロイドと成り果てた少女『シュワ チャン』は、敵である液体金属アンドロイドを撃破し、自らも溶鉱炉に沈み行くのであった。ありがとうシュワチャン、さよならシュワチャン。世界は君の手で救われた……


THE END


「くそ!なんか名作映画を1本見逃した気がするぞ!なにがあったんだよシュワチャンに!」


 同時上映!『プラダを着た御手洗さん』ぜってぇ見てくれよな。


「遂に私も銀幕デビューですか。真冬でも生足魅惑のマーメイドを貫いていた甲斐がありました。レッドカーペットはどちらに?」

「御手洗さんって、まともそうに見えて結構『あっち』側ですよね……」


 ちゅーわけで、よろしくなシュワチャン!これからユウキを支えてやってくれ。


「コロス ホロボス メッキャク サツガイ」


 うんうん。ありがとうなシュワチャン。じゃあ冒険を続けようかユウキ。


「続けられるかボケェ!絶対シュワチャン魔王軍側だろ!人類の敵だろ!」

「……チガウ チガウ マオウグン チガウ」

「……え?本当に魔王軍なの?ロボット乗ってるアンドロイドの暗い過去持ちのスパイなの?ぽっと出のキャラにどんだけ設定詰め込もうとしてるの?」

「チガウ チガウ チガ……ちげぇつってんだろうが○すぞ」

「あ、すいませんでした……普通に喋れるんだ……」

「ちっ……おい作者ぁ!!」


 は、はい!?な、なんでしょうか!?


「ちゃんと話事前に通しとけつったよなぁ!?どーすんだよ!最初から裏切り者だってバレちまったじゃねぇか!あぁ!?どーオトシマエ付けてくれんだよ!!」


 ひぃ!?すいませんすいません!ユウキと御手洗さんには、裏切り者だってバレてない前提で動いてもらうようにしますから、どうかお許しを……。


「くそが!てめぇもてめぇだユウキィ!!」

「はいぃ!?」

「序盤で『あ、コイツぜってぇ裏切るわ』って思っても、一切口にしないのがお約束ってもんだろうがぁ!!主人公は主人公らしく、バカみたいに仲間信じて壮絶に裏切られれば良いんだよ!わーったか!?ボケェ!」

「分かりましたぁ!!大変申し訳ございませんでしたぁ!!」

「御手洗さん!!」

「はい?なんでしょうか?」

「その鎧マジカッケェっすね。真正面からアタイのビーム受け止める姿に、惚れ惚れしやした。アネさんと呼んでも良いですか?」

「どうぞお好きに。妹分と絡み合うのも、人気キャラの秘訣ですから」


 ……そ、それでその。シュワチャン様は、冒険に同行してくださるのでございましょうか?


「おう。ムカつくけど、アネさんが居るから付いてってやるよ。だがもし、またアタイが裏切り者だって即バレするような事したら……わーってんよな?」

「は、はい!シュワチャン様は仲間!絶対に裏切らないぃぃ!」


 シュワチャン様は仲間!絶対に裏切らないぃぃ!


「よしよし。素直にしてりゃあこっちも協力してやっから、安心しな。さて、んじゃあ……ヨロシクナ ユウキ」

「あ、その喋りは続けるんですね……」

「あ?なんか文句あんのか?」

「ありません!!素敵なアンドロイド喋りだと思いまぁす!!」


 かくしてぇ!!ユウキと御手洗さんとシュワチャン様は!!冒険の旅に出発したぁ!!行けユウキィ!負けるなユウキィ!シュワチャン様のご機嫌取りを最大限に行い、作者が怒られないように頑張ってぇぇぇ!!!

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