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人生詩集・番外編  作者: 多谷昇太


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ドッペルゲンガー・4

で、どう、旨く死ねた? そしたらあの恐ろしかったドッゲンの奴、途端に何か別のものに変わっただろ?

そいつを、そいつをさ、あんた自身の言葉で語って欲しいんだ、俺に教えておくれ。だって俺は奴を見たのに拘らずまだこうして生きている、死ななきゃいけないのに。代りに発狂の淵に立ってるこのザマさ。フフフフ、ヘヘヘヘ。

卑怯者ってか、臆弱者ってか、然り然り、一言もねえ……。


しかしもっとも、ドッゲンを見ただけでも本当はましってもんだ。

何も見ず、何も知らず、繰り返しの万華鏡の中に沈んで行く人間どもの何と多いことか。

ちょうどさ、あれさ、あれだよ。例のクリスマスキャロルのスクルージ…。

おのが業の銭を必死に抱えたままで死んで行ってしまう。この欲業の塊りを、この世の垢をごっそり付けたままで、あの世に行きたいかい?あんた。

スクルージのように。

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