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ドッペルゲンガー・3
ある日突然自らの人生に繰り返しの万華鏡を見る時、籠の中のネズミが車を回す無意味さを知った時の様に、
恐ろしい思いをするぜ、アンタ。死にたくなるぜ。
何せネズミじゃないもんな俺達、人間だもんな。
ドッペルゲンガーを見るも見ないもあんた次第、もし見ちまったら?
そりゃあもう死ぬしかない、逃れる術はない、運命という奴。
だって死ぬ以外に奴の恐怖に堪えられるかい? およそジタバタしないこった、受け入れちまいな、死んじまいな、楽になりなよ……。
(沈黙……時間……スイサイドは行われたのか)




