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久しぶりのギルドカード確認

最近、天候が安定しない。

東部ってこんなんなのかな。


荷馬車の荷台は布で覆っていているけど、そこに大粒の雨が音を立てて落ちる。


それでも馬車は何もない殺風景な平野を走り、目的地をめざしていた。


あれから数日。

僕とディアナの夜の戯れは繰り返された。

彼女の"女子化"は着々と進み、ギャルJKっぷりは完成されたと言っていい。


正直、僕はギャルが苦手だ。

いや、苦手だった。


でも今は違う。

ディアナの愛情表情はイヴやランジェリカさんを超え、僕と2人きりの時はいつも体を密着させて『好き、大好き』と言ってくれる。


これじゃあワイも惚れてまうやろ。


とにかく、もう出会った時のような殺伐として男を近づけさせないオーラは微塵もない。

ディアナは女の子になったと言ってもいいのではないか。


それはいいとしても、恋愛感情にも似たものを持ったまま護衛役を務めさせるのはダメかもなぁ。

感情的になって冷静な判断ができなくなると、どちらの命も危うくなる。


仕方ない、新たな護衛役を探すか……。



そして気になるギルドカード。

随分と長く見てなかった気がする。


_________________


名前 シオン


レベル2


ちから・・・・1600

まりょく・・・2800

ぼうぎょ・・・1700

まぼう・・・3000

ちえ・・・・3200

はやさ・・・・3500


________________


スキル 『従属』・・・ランクF

効果・・・・対象を一定時間、完全従属状態にする(効果時間中、対象はスキル使用者から離れない)


効果解放レベル(最大°#÷8:)

レベル1・・・・【従属対象への絶対命令権を得る】

レベル2・・・・【従属中、対象を願望欲情状態にする】

レベル3・・・・【対象の願望欲を満たすことで対象に従属レベルを付与する】

レベル4・・・・【対象の従属レベルが上がるようになり、レベルが上がる度に様々な効果を得る】

レベル5・・・・【別のスキル同士を結合させて新たなスキルを作り出す】

レベル6・・・・???


レベル7・・・・???


____________________



【従属レベル】

ミナ・・・(レベル1)

マルタ・・・(レベル1)

クミル・・・(レベル2)

アイヴィ・・・(レベル2)

ファリス・・・(レベル2)

エリシア・・・(レベル--)

ユーフェン・・・(レベル2)

ランジェリカ・・・(レベル2)

イヴ・ガルハート・・・(レベル4)

セシル・アクアリュウム・・・(レベル3)

ディアナ・ボルティクス・・・(レベル3)


______________________


【獲得スキル】

・『治癒ヒーリング』〈レジェンド〉

・『死兵デッド・ソルジャー

・『炎歪フレイム・ディストーション

・『耐寒コールド・プロテクト

・『付与エンチャント

・『特攻アタッカー

・『影跳かげとび

・『偽装カモフラージュ

・『拡散ディフュージョン

・『魔転インバージョン

・『狙撃スナイプ

・『猫足キャット・ヒール

・『速指スフィンガー


__________________________



なんだかんだで従属人数が10人超えたぞ。


増えたスキルは3つ。


まずは『治癒ヒーリング』。

このスキルの説明は不要だろう。

"レジェンド"と表記されているのは勇者スキルであるということか。



そしてディアナから複写トレースした、『付与エンチャント』。


このスキル説明は、


"対象に自身が持つスキルを付与する"


というもの。

うん、そのまんまだね。

シンプルではあるけど、自分が持っているスキルによっては最強クラスのスキルなのではないか?


仲間に強力なスキルを付与して戦わせる。

勇者スキルの『治癒ヒーリング』もあるから、これを仲間全員に付与すれば……考えただけで恐ろしい。



そして、さらにディアナから複写トレースしたスキル、『特攻アタッカー』。


こちらは、


"自分の攻撃力を一定時間、上げる"


というもの。

これもまたシンプルだ。

多分、ディアナはこういう強化スキルをいくつか持っている。

戯れを繰り返して複写トレースしていけば、これもまた役に立つだろう。



当面の目標としては、やはり自分のレベルアップだ。


土の巨兵戦では僕は何もできなかったからね。

強くなったと思っていたけど、やはり上には上がいる。


もっと自分のできることの幅を広げて、あらゆる戦いに対応できるようにしないといけない。


どうやったらレベルが上がるのかは未だに不明ではあるけど、恐らく魔物や対人戦闘。

最近は自分で戦うってことがあまり無かったから、これを機会に体を動かさないと。


とりあえずズワーンさんのクエストをクリアして東部中央の町、レヴォン・バレイズに入らなければらない。


まずはレベルリングよりもランジェリカさんの家柄問題の解決が先か……。


そう思っていたが、この考えはすぐにくつがえることになる。

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