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真夜中の噴水型ギャルJK

森林の真夜中。

薄暗いテントの中にあるあかりはランプの光だけだ。


セシルに用意させた簡易ベッドは1つ。

僕はベッドに座って目の前に立つ1人の下着姿の女性を凝視する。


オレンジのウルフカット、褐色肌で筋肉質な体が美しい、


"魔神ディアナ・ボルティクス"。


彼女は身につけている可愛い下着に耐えられないようだ。

全身が火照り、さらに太ももを伝って流れ出る尿によって外の肌寒さとは違い、テント内には蒸気が漂う。


「ディアナさん、今日はとっても可愛いね」


「あ、ありがとう……ございます」


息が荒くなると同時に吹き出す"水"の量も多くなる。


ディアナが求めている願望はもう把握していた。


"女の子になりたい"


シンプルではあるが彼女にとっては、なかなか難易度が高いのだろう。


「ディアナさんに着てもらいたい服があるんだ」


「はぁ、どんなものです?」


僕はベッドの上にたたんであった服を広げる。

その服を見たディアナは眉を顰めた。


「これは……見たことがない服……いや、確か、あの人間の女が着ていたものに似てる」


「ランジェリカさんね」


「は、はい……その"ランジェリカさん"」


僕がセシルに作ってもらった服。

それは『高等学校の制服』だった。


ワイシャツ、胸元リボン、紺色のジャケットブレザーに真っ赤なチェックミニスカート。


「これは女の子しか着ない……いや、着ることを許されない神聖な服なんだよ」


もちろん偏見である。

僕が個人的に許していないというだけだ。

それよりも魔族に神聖なんて言葉使ってよかったのか。


「な、なるほど。だから、あの人間はあんなに女の子っぽいのか……」


「そうだよ。だって、これを着られるのは女の子だけだからね」


何度も言うが偏見である。

ただ今回はディアナを女の子にするために、あえて言っているのだ。


「じゃあ早速、着てみようか」


「はい……アタシに似合うかな……?」


「絶対、似合うよ」


ギャルが制服を着て似合わないわけがない。

これもやっぱり偏見ではあるのだが。



下着姿のディアナはワイシャツを手に取り袖を通す。

震える手で、ゆっくりとボタンを留めていった。


「はぁ、はぁ、はぁ……」


静けさが支配するテント内。

ただディアナの息遣いだけが聞こえる。

甘く、また荒い吐息だ。


ボタンを1つ、また1つボタンを留める度にショーツを貫通し勢いよく放水。

本人はもう気にもとめていない。

恥ずかしがることもしない。


彼女はもう今は"女の子になる"ことしか考えられない状態にいる。



ワイシャツのボタンを留め終わり、次は胸元リボンだ。

これも赤いチェックの可愛いもの。


ディアナはえりを捲ってリボンを身につける。

それだけで勢いよく放水。


水溜りができる地面に目もくれず、今度はスカートを手に取り履く。

腰にあるジッパーを上げると、やはり勢いよく放水した。


「これで最後だよ。ディアナさん」


「はい……」


その表情は今までに見せたことないほどトロけていて、かつ満面の笑みだった。

そんなディアナは僕の手から紺色のジャケットブレザーを受け取り袖を通してボタンを留める。


「ディアナさん。これで女の子になれたね」


「これでアタシも……女の子……」


「うん。とっても似合ってて可愛いよ」


「嬉しい……」


言いつつ、彼女の両太ももを伝う水の勢いは止まることを知らない。

まさに"噴水魔神ギャルJK"がここに誕生した瞬間であった。


「あぁ、だめぇ……アタシ、立ってらんない」


「じゃあ、そのまま一緒に寝ようか」


「でも主人様、アタシの汚れちゃってる」


「僕は全然、平気だよ」


「本当に?」


「うん」


笑顔で頷くと、ディアナは足を震わせながら僕の方へと倒れ込むようにしてベッドインした。

僕らは抱き合いながらベッドに横になる。


「ああ、主人様、アタシ……主人様のこと好きぃ、大好きぃ……ヤバい、言っちゃった」


「え……?」


「主人様……主人様ぁ……すぅ……」


「あらら、寝ちゃった」


その瞬間、左手が痛む。


【従属レベルが上がりました】


いつものやつだ。

さらに声は続く。


【新たなスキルを獲得しました】


嬉しいことに着々とスキルが増えているぞ。

そろそろギルドカードを確認しないとな。



僕は眠るディアナを抱き寄せる。

多分、今日は興奮して疲れたんだろう。

それにしても僕のことが好きだなんて嬉しいこと言ってくれるなぁ。

彼女の素直でストレートなところもまたギャルっぽいね。


これでイヴに対しての嫉妬心が少しでも無くなってくれればいいけど。


僕が思うにイヴのスキル『死兵デッド・ソルジャー』とディアナのスキル『付与エンチャント』は相性がいい。

この魔神の2人が協力し合えば、僕たちのチームはもっと強化させると思うんだけど……。


あれ?

ちょっと待てよ。


僕って、どっちもスキルも持ってるな。

これって、もしかして……。


こうして僕は様々な戦略を考えつつ、尿の匂い漂うテントの中でディアナと共に眠った。

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