ワクワク、転生者管理局!新入職員向け動画
前話、前々話がシリアスのような感じになったのでコミカルのテコ入れです。
決してふざけているわけではありません。
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ワクワク、転生者管理局!新入職員向け動画
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「やあ、新入職員のみんな!今日は新しく入った君たちのために管理局のイロハを教えていくよ!」
妙にデフォルメされた姿のセイがカラフルな空間に現れる。
「その前に....僕の部下を紹介するね!」
そのセイの言葉が合図となり、今度はセイと同じようにデフォルメされた昌幸が現れる。
「こんにちは!おじさんは管理局の副局長をやってる昌幸だよ〜!今日はセイちゃんと一緒に説明していくよ!」
昌幸の言葉にセイは満足そうに頷く。
「よし!じゃあまずは職員のお仕事内容から話していこう!」
セイがそうやって声を上げた瞬間、テロップが出る。
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おしごと
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「僕たちは何かしらの問題があった転生者に対して何らかの対処をする仕事をしているんだ!」
テロップが消えた後、セイがそう口にする。
「凄そうなお仕事.....でも具体的に何をするの?おじさんわからないよ」
「お仕事はとっても簡単だよ!転生者達を捕まえればいいんだ!もちろん戦うことだってあるけどそういうことは優しい先輩達がやってくれるよ?」
「う〜ん、でもどうやって戦うの?転生者ってとても強い力を持っているんでしょ?」
昌幸とセイの茶番が繰り広げられている。
「そんな時には『自分だけの武器』を使うんだ!」
セイの言葉を合図にして、再び使い回しのテロップが出る。
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自分だけの武器
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「自分だけの武器って〜?」
微妙に腹が立つ顔で昌幸がセイに問いかける。
「自分だけの武器っていうのは、職員になれる人なら必ず持ってる『神力』でできたものだよ!」
「これは神様の力と同じものでこれを使えば転生者と戦うことだってできるんだ!」
セイは笑顔でそう説明する。
「なるほど〜、でも具体的にどんなものなの?」
「それは簡単だよ!昌幸、君のサングラスに力を込めてあの石を見てごらん?」
昌幸はセイに言われた通りにサングラスに力を込め、いつの間にか置いてあった石の方を見る。
「お?おぉぉぉぉ!すごい、サングラスから出た光線が石を壊したよ!」
すると昌幸のサングラスから光線が飛び出し、ぶつかった石を砕いた。
「これならきっと転生者とも戦えるよ!」
「うんうん!しかもこの力は戦うにつれてだんだん強くなるから安心して戦うことができるようになるよ!」
再び茶番のような会話が始まる。
「新入職員達もこれを使って生活を充実させていこう!」
「温かい仲間達を君たちを待ってるよ!」
「「転生者管理局、バンザイ!」」
◇ ◇ ◇ ◇
「.......」
動画が終わった途端、テレビを消す。
「俺はあんな動画なんて見ていない、『自分だけの武器』とやらも元々知っていた」
自分に言い聞かせるように霧平は言葉を口にする。
そうやってふざけた動画の中身を記憶の彼方に飛ばすのであった。
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