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峯 恭介という男
「綾花?まあ中学一緒だから知ってるけど、何で?えっまさか恭ちゃん...羽住綾花のこと好きなわけじゃないよね!?」
言われ、恭介はシャツのボタンを閉めながら「違うよ」と言った。
知佳は裸のまま布団だけ被り、ベッドに腰掛ける恭介に抱きついた。
「え~じゃあ何で綾花のことなんて聞くの?」
恭介は優しく微笑み、知佳の手を握った。
「んー、ちょっとね」
「んもーっ、恭ちゃんいっつもそうやってはぐらかす~~。いつまでも付き合ってくれないし~~」
知佳がそう言って口を尖らせると、恭介はベッドの横に座り、知佳にキスをした。
「俺、自分のこと話すの苦手なんだ。ごめんね?」
恭介がそう言うと、知佳は嬉しそうに恭介にキスをして、「分かったっ!インスタとか見てみるし友達とか後輩に聞いてみるっ」と笑った。
「ありがと、知佳ちゃん」
恭介はそう言ってまた知佳にキスをした。
知佳の家を出た恭介は髪を掻き、手の甲で唇を拭った。




