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怪物  作者: 水野 すい
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1人静かに思う

恭介・9歳


両親が寝静まり、恭介は夜中にリビングへ行き、水を飲んだ。

秋はやはり乾燥がひどい。

水道を止めて、リビングを見渡した。


今年はまだ使われていない灯油ストーブ。

ベランダに置かれた灯油缶。テレビの前に置かれた父親のライター。

恭介はコップを洗い、寝室に戻った。



恭介・15歳

『亡くなったのは、カワモトナナミさん。18歳です。ナナミさんは学校の帰りに犯人グループに拉致されーーーーーーー』


そんなニュースを見て、恭介は穏やかに微笑んだ。





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