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バズり女王なのに俺の声にだけフニャるひよの先輩 (旧: スーパー美人インフルエンサーなのに、冴えない俺の声にだけフニャるひよの先輩)  作者: 茉森 晶


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39/43

第39話 おっぱいが校則違反じゃない!?

【タイトル変更しました(2026/5/8)】


一旦【完結】としていた『フニャひよ』ですが、

Twitter(X)で亜方逸樹が描いてくれた7Pの漫画から、

https://x.com/akataizki/status/2049446066345615468

(4・5P目のポストがセンシティブ判定されてるので、開いて読んでください)

新たに読者さんが来てくれたようで……ありがたいことです。


せっかくなので続きを書いてみようかと思いました。

挿絵(By みてみん)

が、ただ今

『エルフ王は唯一むに! ~隠居して趣味で刀作りにハマったら、僕、いつのまにか創剣神と呼ばれてた?~』

という新作をスタートしてまして。

なので『フニャひよ』は週1くらいのペースでやってみようかと。

「こんなペースだと、あまり盛り上がってもらえないだろうな」

というのもわかっているのですが、多分それしか無理なので……。

もし、まったく評価上がらないようでしたら、

やっぱり『その方式はよくない』ということだと思うので、一旦中止するかもです。

それでも楽しんでくださる方は、ブックマーク&★評価お願いします。

逆に、評価上がってランキング上位にでもなったら……

がんばって早めに更新しようかな笑。



     *          *



 初デートの日から四日が過ぎ、さらに次の日の4限目、数学の授業中。


 理数系が苦手なこともあるが、それ以前の問題で、鷹也はぼんやりと窓の外を眺めていた。



(もうすぐ……あとちょっとで……ひよの先輩に会える!)



 この4日間、陽代乃はスケジュールの都合でろくに学校へ来れていなかった。


 が、今日は3限目から登校しており、昼休みには電網(でんもう)部で落ち合うことになっている。



LIME(ライム)や、たまに通話もあったけど……四日間ナマで会えないことが、こんなにしんどいとは。恋愛って……何なんだ。ヘンだよな)



 陽代乃がさらに忙しくなれば、会えない期間がどんどん長くなることは明白。


 今回のことも、仕事の内容は守秘義務のため知らされておらず、鷹也はファンと同じようにchuckle(チャックル)(SNS)などで情報収集するしかなかった。



(マジでテレビとか……あるのかな。お芝居アレだからドラマはないかもけど、バラエティでハネたり……うう、想像したくない)



 陽代乃自身は『テレビには行かない』と言っているが、断り切れない何かが起こるかもしれない。


 今でさえ、会える時でも大っぴらには会えない【秘密の関係】。


 忙しくなり会えなくなれば、関係の自然消滅もないとは言えない。



(『付き合えただけでも奇跡』と思ってはいるけど……好きになってしまったからには、そんなことになりたくない。キスの……そ、そ、その先だって……)



 健全な高1男子として当然、毎日それを想像し、自分を磨いている。


 本当にそこへ辿り着けるか、まだ現実味はなかったが、それにふさわしい自分になるために。



(動画見ながら独学だけど、ボイトレも始めてる。いつかちゃんとしたトレーニング受けたい……お金貯めないとな)



 夢への決意、それと交互に、ベッドで恥ずかしそうに横たわる下着姿の陽代乃を想像してしまう。


 授業内容はサッパリだったが、その思考力&妄想力フル回転のお陰で時計は早く進み、待望のチャイムが鳴り響いた。



「よし…………!」



 珍しく家にいた母が作った超珍しい弁当を手に、鷹也は教室を出る。


 ニヤついてしまう口角を何度も下げ、小声で発声練習しながら、スタスタ早歩きで廊下を行く。


 最後の曲がり角。


 つい気がはやり、最短ルートをインベタで跳ぶように曲がった。



「きゃ!?」


「うわッ!?」



 マズいことに、ジャストタイミングで女子と激突。


 勢いあまって抱きつく形になり、そのまま廊下に倒れ込んでいく鷹也。



「くッ…………!」



 そのままだと相手が頭を打ちかねないと瞬間的に思い、回り込むように肩を入れた。



「きゃふッ!!」


「ぐえッ!!」



 その体を抱きしめたままクッション代わりになった鷹也は、腹部に走る痛みにカエルが潰れたような悲鳴を上げる。


 綺麗に処置されたとはいえ、ナイフで刺された傷は完治というわけもなく、一瞬意識が飛びそうになった。



「いってて……ご、ごめんなさい! ケガない? 俺、急いでて…………ハッ!」



 近頃クセになってしまっているのか、鷹也の手は女子のダイナマイツをぐにぃっと掴んでいた。



「はわっ!! ご、ごめんなさい!! わざとじゃ……う、訴えないで!!」



 顔は見ていなかったが、陽代乃でないことはわかった(なお、胸のサイズで判断したわけではない)。


 咄嗟に体を離し、平謝りモードに移行――


 するつもりが、女子の方から胸に飛びついてきて、鷹也の頭は真っ白になる。



「たかっち! やっぱこのガッコにいたんだ? ヤバ! 運命~!」


「え…………わ、若王子……さん!? なんで!?」



 メイド服の印象が強く、制服姿の見た目では一瞬迷った。


 が、その人なつっこく甘い声は確かに、古着屋【はいすぴーど・えすけーぷ】の店員、若王子ツグミだった。



「『グミ』って呼んで! あーしは~、スタイリスト目指してるって言ったっしょ? 地下アイドルの友達と一緒に、このガッコ入ったんだ~。たかっちは? あ、やっぱ隠してたけど、タレント志望?」


「ち、違……っ! 俺はその…………ハッ!?」



 床に押し倒されている状態の鷹也、枕元にヒンヤリとした殺気を感じ、そちらを見上げた。



「お、おと、おとり、お取り込み中のところ…………お、おっぱ……」


「ひ、ひよ……ッ!!」



 鷹也の頭から1mのところに、コンビニ袋を握りしめた陽代乃が立っていた。


 アオリのアングルから、薄パープルのパンツがバッチリ見えてしまっている。


 が、彼女(ひよの)の脳内ではミニひよの緊急ミーティングが慌ただしく始まっており、とてもそこまで気が回らない。



「え? ぴよ子ちゃん? マジ? スゴ! そっか、よく考えたら羽広(このガッコ)に居ておかしくないよね? あーし、動画は見るけど、裏バナシとかは疎くて~!」



(ゴシップ的な話題には乗らない行儀のいいギャルですね!)



 心の中でツッコミを入れる鷹也だが、いまだにべったりくっついてくるツグミの香りにクラッと目眩すら覚える。


 まだ陽代乃の脳内はてんやわんやだったが、とにかく今、最優先で言うべきセリフを弾き出す。



「グミちゃん!! おっぱいが! 校則違反じゃない!?」


ということで、しばらく『フニャひよ』

毎週木曜日の19時頃(変更あるかも)に

更新していきたいと思います。

ブックマーク&★評価、よろしくお願いします!


『エルフ王は唯一むに! ~隠居して趣味で刀作りにハマったら、僕、いつのまにか創剣神と呼ばれてた?~』

の方も、よろしく!

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