酔っ払い小話「たたない男」
「やばい!寝てしまった」
「おはよーサブレ」
「おはよー美咲ちゃん」
「よく寝てたね」
「あぁ。ところでなんで美咲ちゃんは俺にくっついているんだ?」
「寒かったから」
「そうか。それは仕方ないな」
「仕方ないねー」
「あったかかったか?」
「うん!」
「体調は大丈夫か?」
「うん!元気だよ♪」
「それは何よりだ」
「ふふふ」
「しかし、残念ながらヤバイことが発生しているぞ」
「ヤバイこと?」
「そろそろ延長時間が5時間を超えそうだ」
「それはヤバイことだね」
「急いで出なければ」
「サブレ」
「なんだ?」
「サブレって性欲ないの?」
「バキバキにあるが?」
……。
「本当だ」
「これは『朝立ちの◯ニ』ってやつだな」
「なにそれ」
「知らんのか?卒業式に日にみんなで歌うやつだ」
「あー」
「白い◯のなーかにー♪」
「名曲だね」
「だろ」
「サブレ」
「なんだい?」
「急いでるんじゃないの?」
「急ごう。俺はこのままでいい。美咲ちゃんは?」
「このままでいい!」
「よし。出るか」
「出るの?」
「出ないのか?」
「出るかー」
「うむ」
◇
「して、美咲ちゃん」
「ん?」
「それはまずいんじゃないか」
「え?」
「忘れているぞ、ブラを」
「あ」
「カバーもつけずにそんなものを持ち歩いていたら、危険物所持で逮捕されてしまうぞ」
「そんなものとは……」
「まぁいい」
「いいの?」
「今ならユ◯クロが空いているからな。俺の後ろに隠れてついてくるといい」
「わかった!えいや!」
「なぜ抱きつく?」
「寒かったから」
「そうか。あったかいか?」
「うん!」
「それは何よりだが、美咲ちゃんを隠したいのに目立ってしまうから少し離れてくれ」
「はーい……」
「なんか、大胆だな美咲ちゃん」
「嫌い?」
「いや、好きだが?」
「私も好きー」
「光栄だな」
「ふふん♪」
「さて、ユニクロに着いたぞ」
「ちょっと買ってくるね」
「ちゃんと装備しないと防御力は上がらないぞ」
「ドラ◯エだね」
「ちゃんとやったのか?」
「うん!ナンバリングはオンラインのやつ以外全部やったよ」
「偉いな。どれが好きだった?」
「Ⅱかな。ムーン◯ルクの王女が主人公パーティらしからぬ復讐の鬼として常に乱れてるのが面白かった」
「HD-2Dリメイクか。変わった見方だな」
「ドラ◯エⅡをやった後にオク◯ラ0をやるのが乙なんだよ」
「オクトラには手を出していないんだが、理由を聞かせてくれ」
「故郷を滅ぼされるところまではドラ◯エⅡと一緒なんだけど、ヒロインのステ◯アがムーン◯ルク王女よりも正統派ヒロインの動きをするところがいいんだよ」
「といいますと?」
「復讐はもちろんするんだけど、それよりも難民化して世界中に散り散りになった村民を集めて、故郷の村を復興することに力を入れるんだよ」
「おお!それは熱い展開だな」
「でしょー!それも込みでのⅡかな」
「オク◯ラも面白そうだな」
「貸そうか?」
「いいのか?」
「P◯5だけど大丈夫?」
「もちろんだ」
「明日持ってくるね!」
「ありがとう。ゲームも漫画も、美咲ちゃんは成長し続けているな」
「ふふん!もっと褒めなさい!」
「立つ瀬がねェなあ」
「たってたじゃん!」
「女の子が下ネタはよくないぞ」
「嫌い?」
「好きだが?」
「私は大好き!」
「して、美咲ちゃん」
「ん?」
「早くブラを買ってきなさい」
「はーい」
◇
余談だけどね。
オク◯ラ0は初回クリアに120時間以上かかるゲームなんだけど。
サブレは1週間で終わらせてきた。
主人公は狩人にして後衛で波状◯撃するのが最強らしい。
……。
負けてられないね!
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。




