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コンビニに目をやるとガラス越しに三上の姿を見つけた。
「来た! 三上が来た!」
「だったら宇崎さんもさっさと呼べ」
言われなくても、と宇崎さん方を向くと、化け物は銃を構える宇崎さんのすぐ前にいて、上下計八本の触手を大きく広げていた。
パンッと乾いた音がして、化け物は胴をくの字に曲げるが、上の四本の触手が振り下ろされ、そのうちの一本が宇崎さんの右肩を捉えて、宇崎さんは地面に膝をついた。
「宇崎さん!」
叫ぶとまた銃声が鳴った。宇崎さんの左手に握られた拳銃から遠ざかるように化け物は大きな体を仰け反らせた。
「宇崎さん!」
もう一度叫ぶと、宇崎さんは左手をこちらへ振って大丈夫だとも近づくなとも取れるジェスチャーをよこした。
そして立ち上がり、もう二発の銃弾を撃ち込むと、化け物はぐったりと地面に横たわった。
「もう一匹いるんだろ! 早く宇崎さんを連れて来い!」
パニックに顔を青くする田中さんに怒鳴られて宇崎さんを呼びに向かう。
右の肩口から胸あたりにかけてシャツが裂けているが血はそれほどじゃない。




