第7章 訓練用ポータル
彼らはポータルから出た。
空気は再びいつものものに戻り、街と建設現場の騒音が、まるで何も起こらなかったかのように戻ってきた。
アレクセイはまだ息を荒くしていた。たった今、別の空間の中にいたこと——そして、もう少しで死ぬところだったことを理解しようとしていた。
沈黙を最初に破ったのはドミトリーだった。
— このポータルは偶然見つけたんだ、と彼は落ち着いて言った。その後、中を確認することにした。
マクシムは肩をすくめた。まるで大したことではないと言うように。
— で、そのまま入った。
アレクセイは彼らを見た。
— 君たち……ただ入っただけなのか?
ダニールは笑った。
— それがどうした?ゴブリンがいるだけだ。大したことない。
彼は横を指した。
— ニキータだって普通に対処できた。
ニキータは少し目を回したが、何も言わなかった。
他の者たちは軽く笑った。
彼らの雰囲気はほとんど軽かった——まるで命の危険があるダンジョンではなく、放課後の訓練について話しているかのようだった。
— このポータルは俺たちにとって訓練みたいなものだ、とドミトリーは言った。入って、戦って、戻る。
マクシムが続けた。
— リアルな戦闘だ。
ダニールはうなずいた。
— ほぼスポーツだな。
ドミトリーは短く微笑んだ。
— ボスは倒さない。ポータルが閉じないようにするためだ。
マクシムはため息をついた。
— もっと強い敵がいればいいのに。
ドミトリーはうなずいた。
— そのうち、もっと新しいポータルが出てくるかもしれない。もっと難しいやつが。
彼の声に恐怖はなかった——ただの興味だけだった。
彼らはアレクセイに視線を向けた。
— なあ、とダニールが言った。ポータルのことは誰にも言うなよ。
アレクセイは緊張した。
— どうして?
— 軍が閉鎖する、とドミトリーが単純に答えた。それで終わりだ。俺たちは訓練できなくなる。
マクシムは肩をすくめた。
— 俺たちはそれでいい。もう十日近くそこに通ってる。
アレクセイはゆっくり息を吐いた。
— それでも……危険すぎる。
ドミトリーは落ち着いた目で彼を見た。
— 危険だ。だがコントロールできている。
沈黙。
アレクセイはまだ、自分が殺されかけた事実から完全に立ち直れていなかった。
それでも反論は難しかった。
彼は視線を落とした。
— 分かった……誰にも言わない。
— よし、とドミトリーはうなずいた。
短い沈黙の後、会話は続いた。
そして突然、ドミトリーが彼を見た。
— もう一度一緒に行くか?
アレクセイは素早く顔を上げた。
— いや。
彼は少し間を置いた。
— 剣は扱えない。それは……自分の分野じゃない。
そして正直に付け加えた。
— 行っても邪魔になるだけだ。
ダニールが何か言おうとしたが、マクシムが視線で制した。
ドミトリーはうなずいた。
— 分かった。
それで話は終わった。
しかしアレクセイは今、確かに理解した。
彼らはもう単なる「ポータルに行く者たち」ではなかった。
アレクセイはなかなか眠れなかった。
暗闇の中で天井を見つめながら、頭の中を整理しようとしていた——ポータル、ダンジョン、ゴブリン、ドミトリー、そしてあの異常なほどの落ち着き。
だが思考はまとまらない。
ただ同じ場所をぐるぐる回るだけだった。
まるで脳が一つの瞬間に閉じ込められたようだった。
ようやく眠りが来た。
しかし休息はもたらされなかった。
闇は石の回廊へと変わった。
湿気。
足音の反響。
そして——動き。
暗闇から影が現れ始めた。
ゴブリンだ。
最初は一体。
次に二体。
そして十数体。
彼らは走らなかった。ただ空間を埋めていく。止められない流れのように。
アレクセイは後退しようとしたが、足が動かなかった。
— いや……と彼の口から漏れた。
彼らは近づいてくる。
さらに近く。
さらに。
錆びた剣が持ち上がる。
叫び声が大きくなる。
そして一瞬で混沌に変わった。
彼は身を守ろうとし、抵抗し、叫ぼうとしたが、空間が圧縮されていく。
ゴブリンはすでに周囲にいた。
アレクセイは激しく身を起こした。
— いやっ!
目を開けた。
部屋の暗闇。
静寂。
心臓はまだそこにいるかのように激しく脈打っていた。
彼はベッドに座り込み、荒い息をしながら現実を確かめようとした。
それ以降、眠りは正常に戻らなかった。
毎晩、断片が現れる。
回廊。
影。
緑のシルエット。
そして、また誰かが自分を追っているという感覚。
試験にもすぐ影響が出始めた。
アレクセイは問題の前に座っていたが、集中は崩れていった。
公式が混ざる。
思考が途切れる。
時折、ノートの文字の代わりにダンジョンの石壁が目に浮かんだ。
なんとか立て直そうとした。
しかし疲労は彼の回復速度よりも早く積み重なっていった。
そして彼は初めて、単純な事実に気づいた。
ポータルの中で見たものは、ポータルの中だけには留まらなかった。




