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第29章 コアを求めて

コアを手に入れることは、彼らが想像していたよりもはるかに難しかった。


ポータルを閉鎖した後、すべては自動的に警備組織と政府機関によって管理される。


発見されたコアはすぐに「特別管理資源」として回収されていた。


購入することも、ほぼ不可能だった。


闇市場でさえ価格はあまりにも高く、普通の傭兵チームには到底手が届かない。


彼らは集まった。


今回の話し合いは、いつもより真剣だった。


ドミトリーはテーブルの上に地図を広げる。


「見てくれ。」


「誰も手をつけていないポータルがある。」


「インフラの邪魔にならない場所。」


「街の中でもない。道路沿いでもない。」


マクシムが続ける。


「ただ“後回し”にされている。」


「もしくは完全に放置されている。」


ニキータはうなずく。


「全部を同時に処理するだけの人手が足りないからな。」


「強いチームも、そこへは行かない。」


計画は単純だった。


そうした“忘れられた”ポータルを探し、


他の誰かが興味を持つ前にコアを手に入れる。


だが、アレクセイは眉をひそめた。


「もし、コアの価値をみんなが知ったら?」


「その場合、そういうポータルもすぐに攻略されるようになる。」


一瞬、静寂が広がった。


ドミトリーは落ち着いて答える。


「だから今は俺たちに先行する時間がある。」


数時間後。


彼らはすでに出発していた。


地図から最初の対象を見つける。


街から遠く離れた森林地帯。


ほとんど人が訪れない場所だった。


移動には時間がかかった。


あまりにも長い時間が。


そして――彼らは決断する。


二つのグループに分かれることを。


「その方が早い。」マクシムが言った。


「一つのポータルに丸一日使わずに済む。」


ドミトリーはうなずく。


「ただし、弱い場所だけだ。」


「今必要なのは速度だ。危険を冒すことじゃない。」


ニキータが付け加える。


「レベル1か、弱いレベル2のポータル。」


「予想外のことは避ける。」

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