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第17章 瀬戸際の決断

広い会議室。


非公開の会議。


北部同盟の高官たちが一つのテーブルに集まっていた。


「ほぼ1ヶ月が経過した」と軍関係者の一人が切り出した。「そして状況は悪化している。」


「モンスターが変化している」と別の者が付け加えた。


「科学者たちよ、何が起きているのか説明してくれ。」


第一線の研究者の一人が発言した。


彼は疲れた様子だった。


「我々は長い間データを分析してきました。」


間。


「最初は自分たちでも信じられませんでした。」


彼はポータルの画像をスクリーンに映し出した。


「以前はすべてのポータルが緑色でした。」


「現在は……別のものが現れています。」


画面には、より明るく、ほとんど黄緑に近い色合いの裂け目が映し出された。


「色が変化しています」と科学者は続けた。「そしてこれは単なる視覚効果ではありません。」


「このようなゲートは……より危険です。」


会場にざわめきが広がった。


ひそひそ話。


「ゲートの難易度が上がっていると言うのか?」と政治家の一人が尋ねた。


「未来を予測することはできません」と科学者は答えた。「しかし傾向はあります。」


「色が変化しているのです。」


「緑から、より黄色に近い色へと。」


軍人が鋭く口を挟んだ。


「これらの新しいゲートはすでに危険すぎる。」


彼は指でテーブルを叩いた。


「我々は人員を失っている!」


静寂。


「これらのポータルを閉じるために、我々は重装備を使わざるを得ない。」


「戦車。」


「本格的な兵器だ。」


彼は政治家たちを見た。


「これは莫大な費用がかかる。」


「すでに巨額の予算を割り当てています」と女性の高官が冷静に答えた。


「これ以上は不可能です。」


「なら視野を広げるべきだ」と別の政治家が言った。


全員が彼の方を向いた。


「他国を無視するのはやめるべきだ。」


たとえ遅れていると見なされていた国であっても。


「どういう意味だ?」と誰かが尋ねた。


彼は身を乗り出した。


「軍隊のない貧しい地域では……」


「人々が自分たちでポータルを閉じている。」


静寂。


「これはもはや噂ではない。」


「彼らは強くなっている。」


「彼らは戦っている……普通の剣で。」


誰かが笑った。


だが自信はなかった。


「それで十分なのだ」と彼は締めくくった。


科学者は首を振った。


「結論を出すにはまだ早い。」


「武器を強化する者もいれば、」


「自動小銃で標的を貫く者もいる……」


「そして何もできない者もいる。」


彼は会場を見渡した。


「これはまだ科学ではない。」


観察に過ぎない。


「あなた方の科学は遅すぎる」と政治家が鋭く言い返した。「現実はすでに変わっている。」


彼は続けた。


「我々が一つ一つの作戦に資源を費やしている間に……」


「他は人材を使っている。」


間。


「傭兵を使えというのか?」と誰かが聞いた。


「そうだ。」


「ただの傭兵ではない。」


彼は軍人たちをまっすぐ見た。


「単独でゲートを閉じられる者が必要だ。」


短い沈黙。


「イゴール・ヴォロノフのような者が。」


静寂は完全なものとなった。

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