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【第4部】勇者参上!!~勇者マストダイ! 不適格勇者を直ちに排除せよ!!~  作者: Bonzaebon
第2章 勇者マストダイ!!【誕生、勇者2号! ……逃亡中だけど。】
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第99話 運命の再会……の巻でヤンス!


「どう? 凄いでしょう? これがマグネット・ガンよ。」


「そ、そのパウわぁは!?」



 金属の蓋を軽々と! しかも水の中に落ちちゃった物をラクラクと引き上げちゃったでヤンスよ! アレは魔法の道具? おサムライさんが似たような力を使ってたでヤンスから魔法に違いないでヤンスな。


 ああいうので自分の所に引き寄せて、首をチョーンてするヤツでヤンしゅう! じゃあアレはおサムライ・ガン? あっし的にはそういうことにしておきたいでヤンス。



「これは磁性引力波(マグネット・パワー)を放射する装置よ。ああやって金属を持ち上げたりするのに重宝するのよ。あんまり腕力がない人でも楽に持ち上げられたりするぐらいにね。」


「ここで作られてる物なんでヤンしゅか?」


「ここでって言うか、これは私が趣味で作った試作品。後々には商品化して世界に流通させるつもりよ。」


「プロトタイプでこの完成度でヤンしゅかぁ!」



 趣味でこんな便利アイテム作るなんて、ガチの天才でヤンしゅう! 魔法を飛ばせるボウガンなんて発想、思いつきもしなかったでヤンス! もしかして、この子がカルメン(※仮面です。)さんの武器を作ったのでは? そうとしか思えないでやんしゅよ。ついでに付け加えるならあの仮面、スーツも作ったのでは?



「知り合いにカルメン(※だから仮面)さんって人いないでヤンスか?」


「え? カルメ焼きなら好きだけど?」


「こんな所にいたのか、ノーラ。探していたんだぞ。」


「あ、リン!?」


「ああっ!? この人は!? このオネイちゃんはぁ!?」



 謎の天才職人少女と話していたら、どこかで見たことのある赤毛の女の子がっ! しかもリンって、またの名をカルメン(※仮面)だったはずでヤンス! あの掃除屋さんの仮面の下は赤毛の美少女だったとアニキやファル兄さんが言ってたでヤンス! 素顔見るのは初めてでヤンスけど、やっぱ貰った仮面をペロペロした甲斐があったでヤンスよ!



「カルメンしゃぁぁん! 会いたかったでヤンしゅう!」


「は? ノーラ、なんだこの小汚ない犬は? 野良犬でも餌付けしたのか?」


「いや、別に餌付けしたわけでは……。アンタ、ちょっと初対面の相手に辛辣過ぎない?」


「別に? 普通じゃないの。ちょっと、犬には個人的な思いがあってね……。」



 ”個人的”な思ぉイ! なんかあっしに恋愛感情?でも抱いてるんでヤンしゅかなぁ? もしかして野良犬扱いされたのもS的ないじり?(※あくまで彼の個人的な感想です。)うれしぃぃぃっ! 嬉しすぎて”うれション”してしまいたいくらいでヤンしゅう! ホントに漏らしたら追加で罵られる結果になりそうでヤンしゅ!(※その前に浮気しています。)



「ワッハァン! 相思相愛な感じでベストカップル成立でヤンしゅう!!」


「そうか。お喜びなようで何よりだ。お近づきの印に……、」


「えっ? えっ? 何でヤンしゅか?」


(ドゴッ!! ドベシッ!!!)


「わぎゃああああっっス!!!???」


「ちょっと、リン! なに踏んでんのさ!」



 お近づき、再開のチューをと思ったら、爪先にキスをする羽目(※要するに蹴られた。)になったでヤンす! そのまま押し倒されて顔を思いっきり踏まれたでヤンすよ! なんというゴホウビ! なんという激しい愛の表現!(※あくまで個人の偏った視点による感想です。)今までここまで激しい事してきたのはミャーコちゃんとシジミ姉ちゃんしかいないでヤンす!(※要するに変態の感想)



「当たり前だ。むしろこの程度で済ませた事に安心した方がいい。この野良犬は許されざる行為に手を染めた事を私は知っているからだ。」


「アンタら知り合い? 前に会ったことがあるような物の言いようだね?」


「ああ。この前、仕事で学院に行ったときにこの野良犬の仲間とやり合う羽目になった。」


「あー、なんか勇者一行と対決したんだっけ? で? ”許されざる行為”とは?」



 こうやって話している間にもギリギリ捻り混むように踏んで来ているでヤンしゅ! そして、こんなに激しい対応をしてきている理由が明かされようとしているでヤンしゅう! やっぱ仮面? 仮面をもらって大切にしている事がバレちゃった? あっしの愛のある保管方法に気がついてくれてるんでヤンすかね?



「おい! アレはどこへやった? 今もお前が持っていることは知っているんだぞ?」


「あ、あ、あ、アレでヤンしゅかぁ? もちろん持ってるでヤンす!」


「早く出せ! 出さなければ殺す! 出しても、場合によっては殺すからな?」


「じゃあ、ちょっと踏むのを中断(※中断でええんか……?)してもらっていいでヤンすか? このままでは出せないヤンス!」


「チッ! 早くしろ!」


「ハイ! 最速、高速で出すヤンス!」


(ガサゴソガササ!!)



 カルメンさんのお面はいっつも持ち歩いてるでヤンしゅ! いつも風呂敷の中に入ったままにしてるでヤンス! たまに出して眺めたりして、酒の肴の代わりにしてゴッツン・ゴーを一杯やっている(※ゴッツンは酒ではありません。)でヤンしゅ! そしてたまに被ってペロペロしたり、ときには……、



(ガポッ!!!)


「あっしの名は……”世界刑事ギョバーン”でヤンス!」


「……死ね!!」


(ドゴォォォォン!!!)


「ぐはおぅっ!!!???」



 お面被って、”世界刑事ギョバーン”を初披露したら思いっきり強烈なローキックをお見舞いされたでヤンス! お腹を狙ってパーンって! ついでに追い討ちの踏みつけと追加のグリグリがあっしを攻め立てるぅ! ああ……やっぱ取っておいて良かったでヤンしゅ! こんなにも愛のお仕置きをお見舞いされるとは思わなかったでヤンスよ。(※やっぱり変態……。)

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