表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【第4部】勇者参上!!~勇者マストダイ! 不適格勇者を直ちに排除せよ!!~  作者: Bonzaebon
第1章 勇者マストダイ!! 【勇者なのに……〇〇されました。】
62/101

第62話 バ・ゴーンの武器には気を付けろ!


「貴方はどなたかしら? こちらに招待した覚えはありませんよ?」


「ウム、確かに呼ばれた覚えなどない。しかし、そこにいるタニシ君に呼ばれて来たのだと言えるのかもしれない。」



 狐のお面の人が邪神官バ・ゴーンみたいな人の攻撃を阻止したでヤンしゅ! よかったぁーっ! なんとか間に合ったみたいでヤンしゅう! 若干、キノ君とセンベイ君がボコされているような気がするけど、アニキ風に言うなら無問題(モウマンタイ)! 生きてるだけで丸儲けの精神でヤンス! ってどっかのエライ人が言ってたって、メダカじいちゃんが昔言ってたそうでヤンス! 知らんけど!



「知らない人間の乱入に加え、死刑囚が何故ここにいるのです!」


「地獄の底から帰ってきたぜ、オードリーの糞ババア! 今度は俺たちの仕返しの番だ!」


「ここに来たということは処刑人達はみすみす取り逃がしてしまったということですね! 全く、役に立たないったらありゃしない! ブレンダン一人抜けた程度でこのざまですか!」



 捕まってたイツキ君が吠えるみたいにバ・ゴーンさんに言ってるでヤンス。失敬隊(※処刑隊の事)のあの人たちなら今ごろ物干し台(※処刑台)の所に縛り付けられて日陰干し状態になってるでヤンしゅ。早く取り込まないと干物になってしまうでヤンスよ。



「タニシ君があの人を呼んできてくれたんだね!」


「あのお面仮面の人、正義のヒーローか何か?」


「あっしの知り合いでヤンしゅ! 勇者のアニキの身内でヤンスよ!」


「流派のナントカ(やま)とかいうの? お山の狐さんなんでしょ、多分!」



 キョウナちゃんやセンベイ君にはなんかよくわかってもらえてない様子でヤンス。なんだかリョーザンパクの事が”ゲンコツ山の狸さん”みたいなノリで解釈されているような? おっぱ○飲んでネンネして、また明日みたいな展開に……なるわけないでヤンしゅ! バ・ゴーンさんにそんな冗談は通じないでヤンス!



「勇者の仲間の一人ね? フフ、クルセイダーズの人間じゃ手を出せないからって、異国の人間に頼るなんて……。勇者の事といい、騎士団も落ちたものですわ。」


「彼らには彼らの事情はあるし、我ら梁山泊の面目を保つためにここまでやってきたのだ。彼の日々の行いが”悪事”と誤解された、身の潔白の証明のためにもな!」


「貴殿方の流派がワタクシ達教団への宣戦布告と見なしても良いのかしら? もれなく国際問題に発展しますわよ?」


「先に貴殿らの方こそ、我々梁山泊への狼藉を働いたのではないかな? 勇者ロアの捕縛その物がその引き金になっているという事を自覚して頂きたいものだな。」



 お面の人が言うには、他にアニキを助けに来れる人がいなかったかららしいでヤンス。クルセイダーズの皆さんは戦争になってしまうし、エルしゃんだと逆に捕まってしまうから、名乗り出たらしいんでヤンしゅ。


 サヨ姐さん? あの人は一人でもなんとかなるらしいでヤンスけど、お国全体が焼け野原になってしまうので皆して止めに入ったらしいでヤンしゅ! あの人なんか昔から魔王に匹敵する雰囲気があるでヤンしゅね。



「一流派の集団風情がワタクシ達教団に勝てるとでもお思いですか?」


「我が国では古くから我らに刃を向ける事は即ち、死も同然と見なされている。それは個人であっても、国であっても変わらぬとさえ言われてきた。」


「それは貴殿方の国での話でしょう? 余所でも通じるとは思わない方が身のためでしてよ?」


「私の相手をすればその傲慢な考えを改めざるを得なくなるだろう!」


「それは貴方自身が思い知る事になりますのよ!」


(ガギィンッ!!!)



 お面の人が瞬間移動したみたいに槍でバ・ゴーンさんを攻撃! でもバ・ゴーンさんも黒いハンマーで受け止めたでヤンしゅ! アレが見えるってことはバ・ゴーンさん、失敬隊の人たちより強いでヤンしゅう! さすがは伝説に謳われる邪神官でヤンしゅう!(※人違いです。)



「私の攻撃を受け止めるとは! ジュリア殿といい、この国の僧兵の練度は目を見張るものがあるな!」


「それだけワタクシ達が多くの神敵を相手にしてきたということです。障害を乗り越えるのは神が与え給うた試練と思うからこそ強くなれるのです!」


「大した信仰心だ。しかし、それが過剰になり無駄に敵を増やしている様に見えるのは気のせいかな?」


「ワタクシ達が強くなりすぎているから? それは誤解でしてよ。ワタクシ達の信仰への献身があまりにも眩しく尊く見えるからこそ、不信心者達は罪悪感に苛まれ、教団を糾弾しているに過ぎないのですわよ!」


(カッ! ……ドゴオッ!!!!)



 バ・ゴーンさんはお面の人の槍を打ち払って退けた後に大きく踏み込んでハンマーを打ち下ろしたでヤンしゅ! その威力のスゴいこと! 大きく地面にクレーターが出現したでヤンス! お面の人はそれを見越して回避に専念していたみたいでヤンしゅ!



「なるほど、大した威力だ。”攻撃を受けられたとしても、決して相手の戦槌は受け止めるな”との忠告の意味するところが、これでよく理解できたよ。」


「この”ゴットフリート・オブシディアン”に砕けぬものはございませんわ。ワタクシの心に正義が有る限りはね。」



 ここに来る前にイツキ君が注意喚起を行っていたでヤンス。バ・ゴーンのハンマーは何でもかんでもぶっ壊す最終兵器(リーサル・ウェポン)だから気を付けろ、って! なんかジュリア姐さんのハンマーの色違いにしか見えないのに不思議でヤンしゅねぇ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ