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生存と精神
メッカーが渦巻きの正体を捉えてくれた。それは巨大なワニだった。堅い鎧は雪を弾き飛ばし、大きな顎から大量の血が流れている。小さいこどものペンギンだけを食らっているのだ。自然の摂理に口出しできる自分ではないが、ルーナを預かり、操作するのであればと、防衛武器を宇宙船から射出してもらった。滅んでいった惑星の形見で小さくとも、光を生む高熱核がはめ込まれた一本の槍だった。ルーナは手に取ると、円錐の槍先は開き、長い柄はトリガーとなり、レーザーの銃口となった。複雑な機構は技術の結晶でもあり、あくまで防衛の心構えを保つ役割も持つと長いマニュアルの中でも、ケンペキ・ショウはそこしか読まなかった。
「パズルは得意だ。クリーン・アローンといっしょに遊び、学んだんだ。頭という心も使える人間だと言うことをな」
そのまま撃ったレーザーは巨大なワニの尻尾に当たり、血を顎から滴らせながら、睨む生物は絶滅した恐竜、あるいは神話の怪物だった。
小説家になろうとノベルアップに同時投稿




