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21.『鬼談百景』

『鬼談百景』

出版社:メディアファクトリー

小野不由美 (著)



この本は、その名の通り、百の怪談を集めた作品です。

一話一話は数ページ、あるいは数行しかありません。

けれど、その短さが逆に、不気味さを強めています。


派手な幽霊や血なまぐさい描写は少なく、

日常の中のささやかな違和感や、説明できない出来事、そんな静かな恐怖がこの作品の魅力です。


語り口も特徴的です。

誰かの体験談のようであったり、土地の噂話のようであったり。

読むと、自分もその場にいるようなリアルな感覚を味わえます。


百話もあるので、テンポよく読み進められます。

でも、その積み重ねがじわじわと心にのこり、

気づけば日常の中の小さな音や影に、ぞくっとする感覚を味わいました。


終わり方があえて説明不足の話も多く、

「結局あれは何だったのか…?」と考え込んでしまう余韻も魅力のひとつです。


ホラーや怪談が好きな方はもちろん、

怖すぎるのは苦手という方でも、短さゆえに気軽に挑戦できます。

読後には、不思議な余韻が心に残るとおもいます。


夜、一人でページをめくると、

いつの間にか身の回りの音や影にぞくっとするかもしれません。


そんな不思議で静かな恐怖を味わえる一冊が、『鬼談百景』です。



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