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第千二百七十四話 飛び入りゲスト

 暗くなった野外ステージw

このままでは配信しても真っ暗なのでステージの上だけ照明を当て準備♪


「なんだ?」

 「風鈴ですけど知りません?」

「(笑) 知ってるよw」

 「琉球硝子に地元の赤土を鑢代わりに焼き付けた

 オリジナルなんですけどね中々いい音が出るので用意して頂きました♪♪」


 何十・・・百近い風鈴が用意されて物干し竿の様な物に吊るして行く


「吊るし終わりました!」

 「ほんじゃ始めましょうかね♪」

「「「「「お願いいたします!」」」」」

 「あ~い♪♪」


 生配信が始まり一呼吸置いて三線と三味線の音が奏でられる♪♪

カメラワークで三味線は東村♪ 三線は流人♪が

弾いていると視聴者達が分かるとコメント欄も激しく流れ♪♪


 夜のトーク番組が始まった・・・


 「どうですか師匠? 琉球で三味線は?」

「いいね♪♪」


 「8月ですが夜になると野外も心地いいですよね♪」

「そうだな♪ 昼間はライブで賑わってた場所だろ?」

 「はい♪ 明日は私もステージに立ちますからね(笑)」


「いいのかよこんな事しててww(笑)」

 「いいんですよ♪ 楽しいんだから(笑)♪♪」


 流人と東村がトークをしている間にスタッフが完成した料理などを持ち込み

ステージ上はいい匂いが♪♪


「流人よw まさか二人分じゃないよな?(汗)」

 「まさかw 食べきれませんしw 

 チラホラお客様も参られた様ですから♪♪」


「客?」

「「「どうもぉ・・・」」」


 ライブが終わったばかりのBE○○Nの三人がスタッフに招かれ登場!

「今回から飲み会はここだって聞いて(笑)♪」

「「東村さん!」」


「どうもってかw ライブお疲れ様です(笑)」

「「「ありがとうございます」」」

「いやぁ~楽しかった♪♪」

「「♪♪」」


 素焼きの器に煮込みや肴を盛り付け♪

泡盛と日本酒を添えて供物の台へ供える・・・

 「精霊達(キジムナー)よ♪ 見ているばかりではつまらんだろ?

 今宵は楽しい宴に交ざらんかのぉ(笑)」


「「「(大汗)ww」」」

「(笑) 気にしなくていいですからw 流人なんでw」

「「「はいwww」」」


 すると風鈴がチリン♪ チリン♪♪となり始めた♪♪

「風?」

「だろw」


 「野外ステージ初日でしたが如何でしたかね?」

「!! いいね♪ なんか今年は音が優しく伝わった気がした♪

したよね? 感じなかった?(笑)」

「「してた♪ してた(笑)♪♪」」


 すると風鈴がBE○○Nの曲を奏で始める♪♪

「「「え!w」」」


 「木霊達(キジムナー)も気に入っていた様子ですね♪♪」

「・・・(汗)w」

「自動演奏?」

「(大汗)ww」

 「(笑)♪♪」


 東村さんと違い初めての体験に困惑している3人www

風鈴から聴こえる自分達の曲は優しく温かく包まれる感じで心地いい♪♪


 近くの離島に住んでいる3人

年々変わって行く琉球特区に不思議な感情が芽生え移住も検討していたが叶わずw

石垣島に居住を続けている。


 その三人が誰に問うていいのか? 分からず最終的に流人に問う・・・

 「台風?」

「ここは全く被害が出ないのよねw」

「400km離れてはいるけど自分達の島は毎年被害が出るんだww」

「何かあるのかなって(汗)」


 「信仰は自由ですから・・・

 でもね信仰される側にも選択する権利はあるからね♪」


「「「選択の権利?」」」


 自然の恵みと言いつつ乱獲を行い、自然を破壊している一方で

精霊を敬っておりますと言われても精霊達も困惑すると説き

 「住処を汚し奪いし者達を何故? 庇護しないといけないの?

 ってかそんな事をしているのにどうして守られると思えるのか?」


「「「(大汗)www」」」


 環境破壊! 自然保護!

訴えてはいるが現状は破壊を続けていると流人が指摘!

「珊瑚とか植林も続けているんですけどねw」

「そうだよねww」

「一部は自然が戻っては居るよね?」

「「うんw」」


 「(笑)w 人の都合で植えた木々、

 人の都合で植えた珊瑚の何処が自然なんですか?」


「「「え!w」」」


 「見た目だけ その何処が自然なのか? 精霊達(キジムナー)を馬鹿にしてません?」

「そんなことは・・・(汗)」


 自然とは人が手を掛けずにありのままに委ねる事

人間に都合のいい珊瑚や木々を植える行為を自然とは言わず人工開拓だと

流人が不快な感情を乗せて言い放った!


「流人よぉw BE○○Nに言ってもしかたないだろw」

 「そうですかね? 彼らが主犯でもあるんですけどねw」

「え!(汗)」

「「「www(汗)」」」


 3人は自然保護と言う名目で毎年毎年チャリティー基金を行い

そこで集めた資金で珊瑚やマングローブを植樹している

その行為が琉球特区への移住不適合者として

ブラックリストに入っていると説明した。


「ブラックリスト(汗)w」

「ぼく達がw」「そんなw」「知らなかったww」


 琉球特区の環境に驚きw憧れるがそれは島の半分を精霊(キジムナー)達に帰し

彼らの望む環境と住処を提供している

 「だからこの島は精霊達の庇護を受けているんですよ♪」


 彼らの住処だって台風などが襲えば破壊される恐れがる

自分達の住処も守る為に序に人の住む地域も守っているだけで

自然の力に対して人の力など無に等しいと流人が説いた。


 風鈴の音色が少し寂しい音に変っていた・・・

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